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念願の稜線へ

[山行日] R1・9/13〜9/15

[ルート] 9/13 中房温泉登山口〜燕山荘〜北燕岳(往復)

     9/14 燕山荘〜大天井岳〜東大天井岳〜横通岳〜常念小屋〜常念岳(往復)

     9/15 常念小屋〜一ノ沢登山口

[参加者] F川

 

2年連続中止となったこのコース、どうしても行きたくて今回は単独行。

9/12、新大阪からの夜行バスの最後の一席を確保して、期待と不安の中、広島を出発。

9/13、早朝、穂高駅に到着。中房温泉登山口からスタートし合戦尾根を順調に登る。

合戦小屋を過ぎ、しばらくすると、左に槍ヶ岳の穂先が見え、右に燕山荘が見え、

一気にワクワクし、あっという間に燕山荘に到着した。

燕岳へ向かう。花崗岩の造形美に暫し見惚れる。

北燕岳へも足を延ばすと、猿の群れに出会う。

安曇野方面は一日中雲海でとても綺麗だった。

夕陽を眺め、この日は丁度、中秋の名月で雲海に浮かぶ満月を堪能した。

 

燕岳

 

花崗岩の造形美

 

沈む夕日と左に槍ヶ岳

 

雲海に浮かぶ満月(ボケてますけど)

 

9/14、雲海が赤く染まる頃、スタート。

左に富士山、右に槍ヶ岳・穂高岳の稜線を見ながらの贅沢な稜線歩き。

大天井岳からの360°の眺めは最高に美しい。

岩陰に丸くなって寝ている?雷鳥、目の前を何度もうろつくホシガラス。

振り向けば、今まで歩いた稜線が見え、これから行く稜線も続く。

東大天井岳・横通岳にも立ち寄る。

予定よりも随分早く、常念小屋に到着し、少し休んで、常念岳を往復した。

常念岳からの眺めも素晴らしい。

 

朝の燕山荘から

 

稜線上の蛙岩と槍ヶ岳

 

大天井岳山頂から

 

大天井岳山頂から歩いて来た稜線

 

これから行く稜線

 

こんな稜線ならいくらでも歩きたい

 

横通岳から常念岳

 

常念岳山頂

 

9/15、後は一ノ沢登山口へと下るだけ。

常念乗越からの御来光はまた素晴らしかった。

槍ヶ岳・穂高岳方面を振り向くと影常念岳。

名残惜しいと思いつつ一ノ沢へ下る。

季節の花が美しく、沢沿い(沢の中のような登山道)をゆっくり下山。

 

常念乗越から

 

影常念岳

 

出会った花達

 

 

 

 

 

天気に恵まれ最高に楽しい3日間でした。

posted by: chiharu | 北アルプス | 09:36 | comments(0) | - |-
夏の家族山行

JUGEMテーマ:スポーツ

 

夏の家族山行

8/17〜21 K家族

 

予報通り,雨が降ってきた.まだ2500m以上の高地に滞在している.このペースでは西穂山荘までまだ1時間はかかりそうだ.雨具を出してやって息子に着るように伝えるが,動作が緩慢だ.もう6時間程行動しているから疲れているのはよく分かるが,ここで踏ん張らないと.自分の心に火をつけて,息子に再度強めに説明する.分かってくれたらしいが,とにかく雨具を着させて山荘へ急ぐことにした.

 

当初は岳沢から入って一本登って,それから家族でどこかに登ることにしようかと計画していたが,諸事情で断念した.そこで家族で登ることができそうな山を考え,西穂山荘を拠点に行けそうなところまでと,乗鞍岳を計画した.

 

8/17

こども達も長距離移動は大変だろうということで,この日は高山市の郊外にある安宿に泊まった.中国道はやはり空いていた.8/19の午後から天候が悪化することは分かっていたが,いつの間にか20日以降も天候が悪い予報になっていた.がらりと変わってしまって困ったことに.乗鞍岳に最初に登ることも検討したが,バス酔いや高度障害を危惧して,計画通り西穂山荘入りを明日の目標にした.

 

8/18

朝食を摂ってから,新穂高ロープウェイに向かうが,既に第1ロープウェイ駐車場は満車で,第2ロープウェイ駐車場に案内された.天候が良く,多くの観光客が訪れていた.ロープウェイが揺れるたびにこども達は大はしゃぎしていた.Oさんからは事前にロープウェイ駅周辺でブルーベリーの群落があることを教えてもらっていたが,結局見つからなかった.

無積雪期に西穂山荘を訪れるのは初めてなので,どんなものかと思っていたが,1時間半という行程時間には納得した.段差のあるところをとことこ歩いて行けば,確かにこれくらいの時間でつける.結局途中で休憩入れながら,自分と息子が2時間15分で先に到着した.

休憩中

NHKの撮影スタッフが待っていてくれている.

西穂山荘に到着

 

ザックを天場に置いて,昼時で混雑している食堂にならび,テント泊の手続きとラーメンを頼む.ラーメンができあがる頃には娘と奥さんも到着していて,ふたりにラーメンを差し上げる.テントを張って,今日は私の誕生日なので奥さんに生ビールともつ煮込みをおごってもらった.なんだかんだいいながら5時半過ぎには就寝態勢に入るが,外はまだ明るい.それでも寝る.

 

8/19

310時に起床した.息子もすぐに起きたが,娘は相変わらずどこ吹く風だ.サブザックに必要なものを詰めて,530時に出発する.今日娘と奥さんは丸山まで,息子と自分はピラミッドピークが目標.

丸山でロープをつけて,ガイドコンテでこれから進む.娘と奥さんとはここでお別れ.

まだまだ元気だぜぇ!

 

ロープウェイ駅を遠望する.

 

焼岳,乗鞍岳方面を眺める.

 

霞沢岳.八右衛門沢が懐かしい.

 

息子とは岩場歩きのトレーニングをしておいたが,トレーニングの段階で自分が思っている以上に登ることができるなあと思っていた.ただ,下りは危ないことはかなり言っておいた.本人もそれは自覚している.2人の息が合わないと難しい状況になってしまう.

 

独標を眺める.

 

独標手前までの岩場は自分が先に進んだが,本当に思った以上に安定して歩くので,独標手前でどうするか息子に訊いてみた.「先に行ってみる」と答えが返ってきたので,2人の間隔を短めにして独標を登る.こちらの心配をよそに,彼には楽勝だったみたいだ.

独標到着.

独標から先の岩稜帯を眺める.

 

独標まで来ると多くの登山者がいて,息子の姿を見て一様に皆驚いていた.しばし休憩.

独標からの鞍部への下りの下部.

 

さて目標はピラミッドピークだが,独標の下りは息子には怖いかもしれない.息子にどうするか訊いてみた.独標は西穂高岳の第11峰で,ピラミッドピークは第8峰だ.息子は行くという.時間的にはまだ余裕だ.当初はローワーダウンしようかと思っていたが,そのまま行けそうなので,時折腰がらみで確保しながら降りていく.

 

第10峰.

 

幼虫発見!

 

さてここから意外と時間がかかった.生き物好きの息子はめざとく何かの幼虫やら,虫やらを見つけてはじっと眺め始めてなかなか進まない.鳥が飛んではまた時間がかかる.多分ホシガラスだろう.結局ピラミッドピークには着いたものの,時間がかかってしまった.

 

笠ヶ岳を背後に.

 

ピラミッドピークまで3時間半かかってしまった.これからが大変だ.奥さんに電話して,とりあえず先にロープウェイ駅まで降りてもらうことにした.戻りに入って独標で一休みしていると息子がおかしな歌を歌い出して,若者達が笑っていた.チェストハーネスが緩んできたので,再度縛り直す.

その後も生き物が出現するたびに立ち止まり,岩場で休みたいと言い出すが,ここは危険だからもう少し先で休もうといって進んでもらう.今日は午後には確実に雨になるので,午前中には山荘に戻っておきたい.独標を出る頃には既にガスで視界はよくない.娘と奥さんに先に降りてもらったことを知った息子は,「ずるい」と言ってだだをこね始めた.だって仕方ないだろう?

 

11時過ぎになると雨が降ってきた.まだ軽い雨だと思っていたが,10分もしないうちに結構降ってきたので雨具を着ることにした.息子は疲れたのか,動きは緩慢で,現状を理解できていない(仕方の無いことだが).息子には悪いが,叱りつけるようにして雨具を着させる.丸山からの下山も足をすべらせないように慎重に降りる.

 

無事山荘に戻ってきた.7時間かかった.まず息子に何をしたいか訊いてみた.「ごはん食べたい」というので,現状を説明して,1000円札を渡してラーメンを食べてくるように伝える.「一人で行けるか?」「うん.」と返事が返ってきた.その間に下山の準備を始める.デポしてあったザックにギア類,その他を入れて,余分な水は捨てて,下山開始する.息子にはきっと下山は退屈で,つらいだろうなあと想像しながら進む.案の定「飽きたぁ」といってきた.ここで最終兵器.「ロープウェイ駅に行けばソフトクリームあるぞ!」.ラーメンパワーは30分ほどしかもたなかったが,最終兵器パワーはかなり役立った.1時間20分でロープウェイ駅に到着.

 

この日のキャンプは中止して,安宿に泊まって,「あんき屋」に食事に向かう.うーん,懐かしい.

 

8/20

結局乗鞍岳は断念した.25年ほど前に乗鞍岳のヒルクライムで畳平まで行ったことがあったので楽しみにしていたが,まあ仕方ない.結局息子が大好きそうな福井の恐竜博物館に向かうことにした.博物館手前1劼らいから恐竜のオブジェが立ち並び,こども達は大興奮!ところが車を降りて恐竜の鳴き声が聞こえた途端娘は「こわい」と言って博物館は諦めて,息子と奥さんで入ってもらって,自分は娘と二人で外で昆虫大冒険ツアーに出かける.ここも人で混雑していて,どこもすごいわと嘆く.

この日は福井市内に泊まって,翌日広島に帰ることにした.

 

8/21

奥さんが永平寺に行きたいというので,行ってみることにした.こども達も普段なら大はしゃぎのはずだが,何か感じ取ったのだろう,神妙に淡々と見学していく.ここも25年ぶりに来たが,やはりこういう場所に時折来てみなければなあと思う.

あとは福井県から中国道を経て,無事三次に帰ってきた.

こうしてこども達の夏のアドベンチャーは終わった.西穂高岳まではまだ先がある.この先はこども達次第かと思った.

posted by: kussan | 北アルプス | 21:45 | comments(0) | - |-
夏合宿は黒部源流赤木沢!!

[山行日] R1年8月10日〜13日

[ルート] 1日目 折立〜太郎平〜薬師峠

     2日目 薬師峠〜薬師沢小屋〜黒部川〜赤木沢〜赤木岳〜北ノ俣岳〜太郎平〜薬師峠

     3日目 薬師峠〜薬師岳〜薬師峠〜太郎平〜折立〜大垣市

     4日目 大垣城・岐阜城〜帰広

[参加者] M本・K田・F川・K川

 

今夏の行先は黒部川源流の「赤木沢」、ヤマケイ萩原編集長が「黒部の宝石」と表現された場所。

今回の沢隊長K川氏も一点の曇りもない沢と言っておられた通り美しい沢でした。

ですが、そこは北アルプスでも奥地「黒部の山賊」の舞台の一角、遠かった〜。

 

 

前日の夜、広島を出発し、有峰林道の入口に着くと長蛇の列、開門と同時に次々折立へと急ぐ。

折立から太郎坂…なんともキツイ!地図ではすぐのアラレちゃんポイントになかなか着かない。

重い荷物と陽射しが体に堪えるが左に薬師岳を見ながらの太郎平に向かう。

太郎平から更にテント場である薬師峠まで向かうが終始絶景でした。

疲れた体にビールが旨い!

時間があったので薬師平まで足を延ばしてみた。槍ヶ岳が目の前に見えた(感動!)

 

太郎平〜先に見えるのが太郎平小屋

 

テント場へ続く木道

 

薬師平から槍ヶ岳

 

 

 

 

2日目、朝4時に出発。太郎平に着く頃には稜線に赤みが差してきた。

薬師沢小屋までは急なので、気を付け下る。

カペッケが原で「おーい」とは呼ばれず(笑)

薬師沢小屋のハシゴをおり、まずは黒部川を遡上。

すぐに沢隊長の胸の辺りまでの水深のへつり…ギョエ〜私は肩じゃ。

引っ張ってもらってどうにかクリア

その後は何度か渡渉をし、赤木沢出合まで到着。美しい‼

男性陣は水の中へ…楽しそう

赤木沢へ入るとなんと綺麗な…写真でみたナメラ・滝…まさに宝石!一点の曇りもない!

楽しい…が体力が…

助けてもらいながらどうにか歩き通す事が出来た。

見上げれば稜線に青空、振り向いても絶景…来て良かった。

 

朝の太郎平

 

黒部五郎岳

 

黒部川

 

もう直ぐ出合

 

ここが出合。奥が黒部川。右に入ります。

 

頑張ってますよ。

 

初心者は左を上りました。

 

なんとも美しい

 

どこから上りましょうかね。

 

あ〜泳いじゃった。

 

まだ上ります

 

沢を抜けると…稜線に続く花畑

 

綺麗ですね

 

 

 

 

 

3日目、せっかくここまで頑張ったので、薬師岳も目指します。

昨日歩いた所が見える。黒部の山々、槍ヶ岳、剣岳…遠くに富士山もチラリ

振り向けば、白山も…なんて贅沢な…言葉はいらんです。

薬師岳から続く稜線…いつか歩いてみたい。

 

昨日はあちらに

 

また、この稜線を歩きに来たい

 

お兄さんが上手く写してくれました

 

おまけ編

何故か恒例となった遠征帰りの城廻

今回は大垣に泊まったので、大垣城とクールダウン?に金華山に立つ岐阜城

大垣城は宿近くの為、徒歩にて見学

岐阜城への上りは迷いなくロープウェイを選択。

下りは歩いて下山しました。

 

大垣城

 

岐阜城

 

天気にも恵まれ最高に素敵な遠征でした。

 

 

posted by: chiharu | 北アルプス | 15:03 | comments(0) | - |-
GW 北アルプス遠征

[山行日]  令和元年5月3日(土)〜4日(日)

[ルート]  五竜岳 

[参加者]  M本・K田・F川・K川

 

恒例のGW遠征。

今回は日本海側から入る。朝日が昇る頃に北陸道から見えたのは剣岳。

一気にテンションが上がる。

 

テレキャビンとリフトを使い高度を少し稼ぐ。

そして遠見尾根を上る。天気は良いが風が強い。

八方尾根越しに白馬三山。鹿島槍ヶ岳。そして、五竜岳。なんとも贅沢な景色。

大遠見でテント泊。

翌日、快晴無風。

雪を踏むアイゼンの音が心地良い。

順調に登り、五竜岳山荘まで行くとイワヒバリとライチョウがお出迎え。

ここからは岩と雪のミックス。急傾斜のトラバース。

武田菱から上は更に急傾斜…という事でここで引き返す。

山頂から剣岳がドーンは見られなかったが、残雪期の北アルプスを十分堪能した。

 

右に白馬三山、左に鹿島槍ヶ岳を眺めながら登る。

なんとも贅沢な…でも結構風がきついんです。

夜は更け、星空と下界の灯り…美しかった

 

翌朝、朝日が昇る。風は夜中に止んでいました。

麓は雲海です。

さあ、行きますか。

雪庇の上にM本さん。       白岳をトラバース

五竜岳山荘付近から遠見尾根方面と武田菱付近から唐松岳方面

山頂に登るルート確認…が、ここから引き返す

五竜岳山頂方面          五竜菱を背に下ってます

ライチョウ            イワヒバリ

 

 

 

posted by: chiharu | 北アルプス | 21:34 | comments(0) | - |-
夏合宿

[山行日] 平成29年8月11日〜平成29年8月13日

[ルート] 白馬岳〜唐松岳

[参加者] M本・F川・G藤

 

夏の北アルプス、後立山連峰縦走

栂池高原から白馬岳は前日から広島を出ての山行の為結構キツイ。

白馬大池のキャンプ場で幕営し、のんびりと過ごし早めに就寝。

2日目は生憎の雨模様で美しい景色はお預けだけど、こんな日だからこそ会えた「ライチョウ」

花々も今だ!と咲いている。

3日目は晴れた!雲海に御来光。北アルプスの美しい山並み。剱岳も見える。

…そして北アルプス三大キレットの一つ不帰ノ嶮

花あり、出会いあり、素敵な景色あり、緊張もあり…

贅沢な時間は終わって現実と筋肉痛が押し寄せています(笑)

 

花畑と白馬大池

 

白馬大池幕営地から

 

2日目の稜線歩き

 

3日目 天狗山荘から

 

晴れた!

 

歩いて来た山並み

 

剱岳をバックに

 

出会った花々

 

ホシガラス            ライチョウ

 

posted by: chiharu | 北アルプス | 08:30 | comments(0) | - |-
北アルプス黒部源流へ峰々縦走のはずが…。

【期 日】2017年7月15日(土)〜17日(月)

【参加者】K原

 

この度初めて単独で北アルプスに行ってきました。

今回の工程は3泊4日で、新穂高〜双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳を経由して目的地の黒部源流へ縦走する予定だったのですが、初日の自動車での移動(11時間)がこたえたのか二日目に寝坊をしてしまう失態と、天候が安定しなかったことにより工程が総崩れで今回は弓折分岐までで引き返すことにしました。

 

やっとのこと着いた新穂高駐車場

 

登山道入り口。

新穂高登山指導センターにちゃんと入山届を提出!

 

1日目のテン場はワサビ平小屋。

新調したテントなかなか良かった♪

 

2日目

天気はいまいちでも気持ちいい!

 

なんと!!雪の階段が出現

 

お花もさいていました。

 

気持ちいい登山道

 

右は焼岳、中央は西穂かな?

 

チョボ岩に到着

 

今年は雪がたくさん残ってるとのこと。

 

黄色い花に癒されます。

 

途中にケルンがありました。

 

熊の踊り場。もうすぐ鏡平!

 

鏡池に到着。ここからの槍ヶ岳を見たかったのですが全く見えない…。

 

一服平より

 

晴れていたらな〜ぁ。

 

でも、癒されます。

 

視界ほぼ無し。全く見えん!!

今回はここで引き返しました。

 

今回の山行は当初の計画と全くかけ離れた悔しい結果でしたが、今後への課題発見と山の会の仲間と行くときの心強さをあらためて知る機会となり色々学べた山行となりました。

 

<Photo/K原,報告/K原>

 

HWAC広島勤労者山の会 / http://hwac.jp/

posted by: kurihiro | 北アルプス | 08:05 | comments(0) | - |-
穂高・涸沢合宿

【期 日】2017年5月3日(水)〜6日(土)

【参加者】穂高P:M本、K堀ま、H川、K島、K原

            小梨平P:K堀せ、U良、K堀ゆ、K堀あ

 

GWに穂高に行ってきました。

 

私は初めての涸沢です。

 すばらしい。

 

この度出会ったM上さん。(中央ピースの方)

 楽しいお話をたくさん伺うことが出来ました。

 

奥穂への登り。

 

奥穂高岳への核心部。

 この場所に来るのが夢でした。

 

H川さん。

 奥穂高岳初登頂おめでとうございます。

 

涸沢岳山頂。みんなでカシャ📷

 感無量 (^^)

 

無事下山後は小梨平で梅ちゃん料理とお酒をともに

 みんなで楽しい時間を過ごしました。

 

私にとって初めての北アルプスはとても貴重で充実した山行となりました。

  皆様ありがとうございました。

 

 

<Photo/M本・H川・K原,報告/K原>

 

HWAC広島勤労者山の会 / http://hwac.jp/

 

 

 

posted by: kurihiro | 北アルプス | 12:25 | comments(1) | - |-
《県連40周年 その2》奥穂高岳から前穂高岳を経て岳沢へ
2015年8月2日
《メンバー》G藤
《ルート》穂高岳山荘テント場−奥穂高岳−前穂高岳−岳沢小屋−上高地

2015年8月1日 北穂東稜から北穂高岳、涸沢岳を越え穂高岳山荘にてメンバーと別れ1人幕営をする。
今回のテントはK田さんからお借りしたアライテントの2人用! ありがとうございました。
この日この場所で、佐伯山の会の別パーティーと合流して、西穂高岳を目指す予定ではあるがどうも脚が疲れきっている...
幕営装備や自分の荷を全て担いで、ジャンダルムを越えて西穂高岳まで行き、上高地へ下山する長い行程には少々不安もある。

15時、北穂東稜からここまでやってきた他のメンバー3人はBCのある涸沢へ下って行った。登攀装備等不要な物はこのメンバーが上高地まで持って帰ってくれる。こころから感謝感謝。とは言え、まだまだ重い荷であることには変わりない...

ここで待ち合わせしている佐伯山の会のパーティーは、明神岳を登攀して奥穂高岳からここへ来る予定だが「順調に行ったら」合流となっているので来る保証は無い。
その場合は単独で西穂を目指すか、別プランの「奥穂高岳−前穂高岳−重太郎新道−岳沢−上高地」にするのか脚の疲労具合を見ながら考えることにして、テントから奥穂への取り付きを眺めならが待つことにしました。


8月1日
K田さんからお借りしたテント!
4人で先ずはテントを張り、穂高岳山荘にて休憩をする事に。


4人で喉を潤してしばし休憩です。


15時、休憩を終えて涸沢のBCへ下り始める3人、雪渓がまだ少し登山道上にあるので気をつけて下さい。


それではまた明日、小梨平で会いましょう!



テントから奥穂取り付きを眺めて、佐伯のパーティーが来るのを待っていると、見てください写真右下の屋根に休憩中の「岐阜大学奥穂高岳夏山診療所」の可愛い女性2名が居ますね。
ここを通る多くの男性から声を掛けられ、お話しをされて皆さんを和やかにされていました。
あとで知った事ですが、今回のここのスタッフさんは「先生1名、看護師1名、看護学生1名、薬学学生1名」との事でした。


前穂北尾根です。


17:42分 誰も降りてこないので夜食と明日の朝食の準備をする事にして、アルファー米にお湯を入れて15分待っているところです。


今夜の夜食は、アルファー米 半分(1人前)にフリーズドライの親子丼! 
そしてカルビーポテトの「じゃがマッシュ」ジャガイモ2個分のマッシュポテトに、ほんのりオニオンバター風味の味が付いている。これにお湯を120ml注いで1分で出来上がり! おぉ〜 お一人様には神食材だな。因みに重量は35gとこれも神♪
さらに普段昼食で食べている焼そばのカップめんに入っているマヨネーズを2個持ってきているのでこれも入れて混ぜると美味しさUPでした。


誰も降りてこないので、夜食を食べ終え缶ビールでも買ってマッタリしようと思い、山荘の売店へと向かうことにしました。

ん? なんと! 外のテーブルにビール片手に談笑する4名を発見。誰だ? ん?
佐伯は2パーティーがここへ来るのでした。
西穂からジャンダルムを越えてきたD羽さんじゃん! 
(自分)おぉ〜 D羽さん〜〜! (D羽さん)あれ? G藤さん! 1人? (自分)そうです。M本さん達は涸沢BCに降りましたから...
明神岳のパーティー情報が入りました。どうやら明神岳登攀後、岳沢小屋に下山したらしいよ。との事でした。
そーなん!? 自分も脚が疲労してるからなぁ...(弱気)
明日は西穂に行くか前穂から岳沢に下りるか考える事にして、D羽さん達とビール片手に談笑していると、稲光が!音は聞こえないがこの積乱雲ただものじゃないぞ。スマホのレーダーを見ると松本は真っ赤で大雨です。
これ、その積乱雲を映した写真です。(ビールご馳走様でした♪)


明日の行動は明日の朝体調と脚の疲労具合で決めることにして、缶ビール500ml(800円)を片手にテントへ向かいます。
テント内は個室です! 良いですね〜。これからは単独行もしてみようと思いました。


8月2日 3時起床。
4時50分 穂高岳山荘からの日の出です。綺麗ですね〜


前夜からこの2日は午後から雨! との情報が穂高岳山荘で伝えられており、スマホで天気予報をチェックしても雨となっていましたが...
ジャンダルム−西穂へ向かう各パーティーはその情報を基に3時に出発されていました。
穂高岳山荘にて、佐伯の方々と今夜また活動センターでお会いしましょうと挨拶してから、プラン2に変更して岳沢へ下る事を伝えてお別れしました。

私の出発は中学生集団待ちで5時30分頃となった。

ジャンダルム


前を行く中学生集団? のペースに合わせたスローすぎる奥穂へのアプローチも終盤となり、ジャンダルムが「おいでおいで」と言っていますが、今回は「プラン2」の前穂に変更しているので次回「リベンジ」しますよ。


6時38分 奥穂高岳山頂です。
中学生に占領されていますが...


奥穂高岳山頂から涸沢岳、西穂高岳、槍ヶ岳が綺麗に見えます。


中学生に混じってやっと山頂へ。


さぁ、前穂高岳に向かいます。


6時53分
お盆休みに「奥穂高岳南稜」を予定しているので偵察する。
(勤務の関係で参加できないことになった)


前穂へと続く釣り尾根です。


釣り尾根から見る涸沢。





良く見ると登山道が見えますが、分かりますかね?


7時43分 最低コルの分岐まできました。


奥穂を振り返ってみます。なかなか楽しいルートなので、おすすめですよ!


前穂が近づいてきました。


岳沢小屋が眼下に見えています。
あそこへ下るのが「重太郎新道」ですが、長そう〜


8時20分 紀美子平に到着。
しかし今日も暑い! ザックをここへデポして前穂山頂へ向かいます。



前穂へのルートを見上げるとこんな感じです。
最後の最後まで急な岩稜ですが、これが楽しいから登山は止められないのかも。


8時35分 前穂高岳山頂
お1人様ですが、奥穂の登りから私の前を登っていた単独行者の若者さんとお互いに写真を撮り合いました。
(結局、その若者とは抜きつ抜かれつで一緒に上高地まで下りました。良い出会いに感謝です)

槍を背に前穂山頂にて


絶景です!
左から、西穂高岳−奥穂高岳−涸沢岳−北穂高岳−槍ヶ岳 


こちらは、北尾根と屏風岩


明神岳と上高地が少し見えます。


9時25分 紀美子平まで戻って来ました。
これから重太郎新道で下山ですが、長いらしいです...


いきなりハシゴです。やってくれます重太郎さん


振返って前穂を見上げます。


写真でよく見る重太郎新道のハシゴその1 ですね。
一緒に下山した単独行者の若者です。


穂高岳山荘を出発した時に、岐阜県警山岳警備隊の常駐隊さんから、樹林帯に入ったら特に気をつけてて下さい。
とアドバイスされていたのがここからかな? 確かに脚が疲れています。


10時48分 ハシゴその2です。
長い長い1本ハシゴです、重太郎恐るべし。


11時20分 岳沢小屋にやっと到着です。
暑かった〜 ペプシを買って飲みます。(300円)


ここからも長いです。
上高地まで4kmですが長かった...


12時48分 風穴です。
天然クーラーとよく言ったものです。岩の穴の中にはまだ雪が残っており、そこを通る風がクーラーのように冷たい風となって吹いてきます。
生き返りました。猛暑ですから今年は...


13時33分 無事に下山しました。
一緒だった若者さんと「脚が痛いね!!」と言いながらやっと降りて来れました。
ありがとう!


どや! カッパ橋付近で、さっきまであそこの山頂に居たんだよね〜 しみじみと感じながら暑い砂利道を一般観光客さんと歩きます。


GPSログです。


昨日分かれてM本さん達とは小梨平のキャンプ場の売店で落ち合うことになっていますが、多分私の方が早く下山しているでしょう。

そこで、若者と2人で小梨平のキャンプ場でお風呂に入り、ビールを飲むことにしました。
入浴して売店で生ビールを飲もうとお風呂場を出ると売店の方から「あれG藤さんじゃ!」という声が聞こえて来ました!
見るとM本さん達3名がそこにいました。

合流して我ら4人パーティー全員と若者さんの5名で乾杯です!
若者さんは、埼玉まで帰るそうで、直通バスが新設されており予約はしていないものの、乗れたらラッキーなのでここでお別れしました。またどこかの山でお会いしましょう!お元気で!
さわやか信州号に乗れたかな〜 


今夜は小梨平キャンプ場にて幕営です。
夜食は、小梨平キャンプ場の売店内にある食堂で贅沢に食べることにしました。
私は「ジャンボカツ定食¥1,300円」+生ビールです。

夕食後、県連40周年の記念パーティーへ参加する為、上高地公園活動ステーションへ向かい、懇親会等で大いに賑わいました。



 
posted by: 管理者 | 北アルプス | 13:31 | comments(0) | - |-
《県連40周年》北穂高岳東稜バリエーション入門
2015年7月31〜8月2日

県連40周年記念登山バス。我々は自家用車利用で7月30日夜8時に広島出発、途中G藤、O成の2名をピックアップ。
参加者M本、K田、O成、G藤 

何年かぶりの北アルプスであり、天候不良でアタックできなかったGWの北穂東稜のリベンジです。
7月31日 アカンダナ駐車場7時20分発のバスにて上高地へと向かう。
梅雨明けして雲一つ無い快晴の上高地に降り立った4人組、今日は涸沢まで行きBCを設営して明日の北穂東稜の備えての宴会予定である。
私こと、G藤は雪の無い北アルプスは初めてで楽しくて仕方が無いが、如何せん暑い! 何なんでしょうか?この猛暑は...

気温25度とは言え、照りつける太陽さんは半端ない!
それでも横尾までは木陰で助かったが、ここからはそうは行かないが本谷橋まで頑張って一息入れる。
雪解け水に足を入れてみるが、5秒もすると冷たすぎて足が痺れる程に冷たい。


頑張って歩き、やっとの思いで涸沢ヒュッテに到着しました。
今年は雪渓が多く残っているらしいです。夏山は初めてなもので良く知りませんが...
  

テントを設営してから、恒例のビールタイムです。
この時をどれだけ待ち望んでいたことでしょう〜 登山かビールか? どっちが目的なのか?
私的には両方かな(笑)
  

このジョッキが欲し〜い。涸沢ヒュッテ MAMMUT コラボ
  

北穂東稜を眺めながら、ビールがすすむね。
えーと、取り付きは...2つある沢筋の下のほうの沢だよね、そこの左側を詰めて行くのか...



8月1日 2時起床するも、周りのテントでは誰も起きていない! 仕方ないので、静かにしながら3時までトイレやら済ませて待つことにする。怒られても嫌だからね...
  

各自朝食を済ませたが、どうもおなかの調子が悪い? 涸沢小屋にてトイレへと。
さぁ、出発しましょう!


北穂への一般登山道を登り、途中にあるガレ場から右にトラバースして取り付きへと向かいます。
  

  

さてさて、そろそろ登攀装備を付けましょうかね。
雪渓の右上の沢筋が取り付きです。


取り付き点です。
ここで私がミスをしました...
最初に沢筋の左側ではなく右側を進み、ガレガレで苦労しました。
ここは、最初から左側を登りましょう。


もうすぐ稜線です。落石注意です!


稜線に到着です。ここからが北穂東稜のスタート地点ですかね。
  



暫くは稜線歩きです。槍をバックに...
  

来た道を振り返るとこんな感じ、屏風岩も見えますね。




フリーで進んでいます。
  

この岩の右側を巻くのですが、両端が切れおちていますからちょっと恐ろしいかな?


少し分かりにくいですが、動画もUPしてみました。
「ロープだそうか?」と言っていますが、全員フリー通過と言うかフリーで問題無いです。


ここからロープを出しました。
垂直の岩があるので、左側から登ります。ハーケンが2個打ってあるけどセルフ用かな?
ここでトップを私ことG藤が担当しました。
と言っても、支点を取れるものも無くロープをつけているがフリーと同じです...
(一応、左側に古い朽ち果てたハーケンがあったので支点を取りましたが、おまじない程度です)
堕ちれば天国へ行けますが、怖いだけで堕ちる事はありませんのでご安心を!
そして後続の確保用にFIXロープを張ります。
しかし、肝心なその写真は無かったね。写真を撮っているのが私とビレーをしているM本さんなので...残念


無事に通過してFIXロープをセットした所です。
後続のK田さんO成さんがFIXロープにプルージックでセルフをとっての通過です。
ラストのM本さんは私が確保して通過しました。


O成さん、K田さんの通過の様子です。
ラストのM本さん撮影




ここで、私のトップはお役ごめんとなり、全員フリーで進みます。


ゴジラの背ですが、フリーで行けますよ!問題ないです。(晴天時に限る。但し、念のためクライミング経験者に限る)
今回は、バリエーション入門です。フリーで行けないメンバーもいますから、ロープを出しました。
トップはリーダーのM本さんに任せて私は確保と安全管理を行います。
渡り切ってFIXロープをセットしたM本さんが私達を写した写真です。




K田さんO成さんが続きます。




ゴジラの頭に到着!
ラッペルポイントはここでは無くて、その先にあるのは確認できたのですが、どうも今はここがラッペルポイントとして使われているようです。
(捨て縄の他に、ロープでしっかりと支点が構築されていました。しかもカラビナが2個もあります)


天応で鍛えたから大丈夫と言って下降していくO成さん
顔が硬直していたような気も...頑張って!


その先にあるラッペルポイントを視察するM本さん。
古いスリングがあり、下降できそうだがロープが下まで届くか不安なので引き返して先ほどのラッペルポイントから降りることにする。


ラストの私ですが、途中でラッペルをやめて歩いて下る。
そうです、歩いて降りれますが、一応ラッペルもやってみたのです。


ゴジラの頭を降りたところです。
この左側を巻いて降りれます。


さて猛暑の中、北穂へ向けて岩稜を登っていきますが、これが長いのなんの...


登り続けます...


越えてきた東稜です。




見えて来ました北穂高小屋が! もうすぐだぞ。


着きました。北穂高小屋


決してビールを飲んでいるのではありません。
ペプシコーラです!


さぁ、穂高岳山荘を目指して出発しましょう。


槍を背に北穂高岳山頂


目指す奥穂高岳は遠いです。


北穂高岳から涸沢岳のルートは、なかなかやってくれます。
延々と続く岩稜でクサリ場、ハシゴとあり、大キレットより苦労させられるようです。


ここは、積雪期や残雪期には難所となる場所です。
ハーケンやボルトが打ってあります。








熱中症にならないようにこまめに水分補給です。
各自水は2L欲しいところです。


最低コル


越えても越えてもこんな感じに続きます。
でもやっと涸沢岳ですね。


越えてきた北穂高岳を振り返って見ます。
長かった...


最後のクサリ場ですよ!


涸沢岳の稜線に出ました。
山頂はもうすぐです!




来ました! 涸沢岳山頂へ♪


前回来たのはGWでしたが、今回は夏山です。


さてさて、穂高岳山荘へ下ります。

今回、G藤は単独で穂高岳山荘のテント場に幕営します。
テントはK田さんにお借りしたアライテントです。
明日8月2日の予定は、ジャンダルムを越えて西穂高岳を巡り、上高地へと下山するルート設定をしています。
(佐伯山の会のパーティーと合同行動の予定です)


テント設営は4人全員でパッパと済ませて小屋へGO


穂高岳山荘でジュースを飲んで休憩してから、M本、K田、O成さんは涸沢BCへ下っていきました。




全員無事に北穂東稜を終え、北穂高岳から涸沢岳を越えて穂高岳山荘まで来れました。
M本さん達3名は今晩は涸沢でテント泊して翌日、ゆっくりと上高地へ下る事となります。
この日、涸沢には当会の他のメンバーも入山してきており、合流して楽しんだそうです。

8月2日の私の報告は「その2」へ続きます。

 
posted by: 管理者 | 北アルプス | 17:54 | comments(0) | - |-
常念乗越から中山、赤沢山へ
【期 日】2014年9月13日(土)〜15日(月・祝)
【参加者】H
【地形図】1:25,000地形図 穂高岳、槍ヶ岳
【ルート】
一ノ沢登山口〜常念乗越〜一ノ俣谷下降〜標高2,115m〜中山乗越(⇔中山へ往復)〜二ノ俣谷・峠沢出合〜標高1,860m〜赤沢山東面のルンゼ登行〜最低鞍部(⇔赤沢山へ往復)〜西岳ヒュッテ(⇔西岳へ往復)〜殺生テント場〜槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉
 


梓川の最上流域で槍ヶ岳と常念岳に挟まれたエリアに、中山と赤沢山の二つの山がそれぞれ主稜線から離れた位置にあり、槍・穂高連峰の風景が素晴らしそうに地形図から想像でき興味が湧く。
そこで、これら二山を同時に登ろうと計画した。中山へはその昔、槍ヶ岳への登路とて辿られていたルートで中山乗越に登りそこから中山へ往復。
中山乗越からは二ノ俣谷へ一旦下って、赤沢山と西岳の間の最低鞍部に突き上げるルンゼを二ノ俣谷出合から標高差740mを詰めて中山と赤沢山を繋ぐ最短コースだ。
前夜広島を経ち、松本駅で深夜を過ごす。早朝の夜行列車に乗り継ぎ穂高駅へ。
穂高駅に着くとほとんどの客は中房方面へ。駅前の登山者はだんだん少なくなってきて、タクシーに乗れるか心配になったが、駅待合室にいた女性に声をかけると、ちょうど予約されていたタクシーに同乗させていただけた。初めての縦走登山だとのことで、一の沢登山口でお互いの山行の無事を祈って別れた。若いのでこれからいろんな山に行かれるのだろう。
 
【行程1日目】行動時間 9時間00分 天気 晴れ時々曇り
一ノ沢登山口5:50〜9:15常念乗越9:35〜11:20一ノ俣谷標高2,115m 11:30〜11:55中山乗越12:00〜12:45中山13:15〜中山乗越13:45〜14:50二ノ俣谷・峠沢出合
 
一ノ沢登山口から常念乗越へ
 5:50出発、時間記録として画像を撮ろうとしたら電池が切れている、出発時に確かめたのだが・・・。今山行は画像なし。非常に残念!!
でもまぁいいか。こういう時もあるさ。しっかり自分の目に焼き付けておこう。
過去2回ほど辿った道だ。朝早いので涼しく、快調に進む。
途中で2回休憩を入れ、3時間40分掛けて常念乗越へ。大勢の登山者が絶え間なく続く。
目の前に槍ヶ岳方面が見え、今日の目的、中山もよく見える。その背後には赤沢山も見え、地形図でチェックした赤沢山東面の沢の上部半分ほどが見える。
赤茶けて、かなり急に見える。
周りの景色を楽しみ20分ほど休憩。
 
常念乗越から一ノ俣谷を下降し、中山乗越、中山へ
まず小屋の右から一ノ俣へ降りようとするがハイマツと灌木が邪魔し、踏み跡が分からない。小屋の裏だと思い回ろうとすると関係者立ち入り禁止の看板が・・・。
裏手で作業している小屋の人に尋ねると、小屋の裏から水場への踏み跡を教えて頂く。
一ノ俣へは今はもうほとんど行く人はいないとのこと。
教えられた道を辿って樹林中を下っていく。沢状になって倉庫の小屋が現れ、その後右の小沢へ移動した先に青いドラム缶があり道はここで終わり。
沢靴に替え、水流を追いかけるが、両側の灌木や河床の倒木が煩わしい。
右岸から小さな流れを合わせると進み易くなる。
明るい花崗岩の流れは気分がいい。
東天井岳からの本流出合で休憩。
水量が多くなるが穏やかな流れが続き、爽やかだ。青い空と白い河床、両岸の緑のコントラストはどこにでもある光景だが美しい。
さて、中山乗越の入口を見落とさないよう、地形図を頻繁に見て尾根の張り出し方に注意する。地形図でこのあたりかと思い観察すると沢から5mほど入った木に赤い布が垂れ下がっていた。沢靴を履き替え、結構急な溝状の中を突き上げる。上部では溝中を辿りにくいので右岸側の斜面を真上に登る。灌木はあるが藪は無く登りやすい。
一ノ俣沢から25分で乗越へ着く。ここに荷を残置し、空身で中山へ続く尾根へ。
2,269標高点のある中山乗越は意外と痩せており、藪は無くすっきりしている。
風が抜けて気持ちいい。
意外にもはっきりとした踏み跡がある。標高2,300m〜2,380mまでは少しシャクナゲや灌木で進み難いところも部分的にはあるが、概ね踏み跡はしっかりしている。
標高2,380mからは稜線真上のハイマツを避けるため、稜線の東側に道が続く。
常念岳を左に見ながら進む。
ダケカンバの間の草地や灌木の間を抜けていくが、クロマメノキ(ブルーベリーのような実がなる灌木)に実がたくさんなっていて頬張りながら進むのでなかなか捗らない。
甘酸っぱくちょうど食べ頃で手が紫色に染まる。
一番高そうな箇所に来て一段上部に登る。
山頂からは360度の展望だ。槍、穂高の山並みが今日はくっきり澄んで見える。
明日登る赤沢山も存在感が大きい。
赤沢山東面のガラガラの沢の様子がはっきり見え、明日に備えてよく観察しておく。
常念岳、大天井岳、槍・穂高、蝶ヶ岳、上高地などしばらく展望を楽しむ。
 
中山から峠沢を下って二ノ俣谷へ
中山乗越へ戻り、西に斜面を適当に下る。
木に掴まりながらどんどん下ってやがて右から流れを合わせる。光沢のある赤いテープが分岐にある。
さらに下降すると前方の空間が大きく開け、右岸から本流を合わせる。その手前から並行しているので合流は地形図で見るより下流側だ。
明るく広い河原歩きで二ノ俣谷へ。
少し下流側の左岸にいい台地があり、今日の泊場と決めた。
明日詰める赤沢山東面の沢の出合まで偵察に出かける。
10分余りで着いた。大きな礫の中に流れがあり、明るい。
夜、焚火で暖を取る。乾いた木が幾らでもあり事欠かない。
夜中目が覚めると明るい月夜だ。明日はいい天気になりそう。
 
 
【行程2日目】行動時間 7時間20 天気 晴れ 午後から時々曇り
峠沢出合6:45〜二ノ俣谷標高1,860m 7:00〜最低鞍部9:35〜9:55赤沢山10:25〜最低鞍部〜11:00ヒュッテ西岳〜11:10西岳11:20〜ヒュッテ西岳11:30〜水俣乗越12:20〜ヒュッテ大槍13:50〜14:05殺生テント場
 



二ノ俣谷から赤沢山東面のルンゼを詰めて赤沢山へ
5時半に起き、6時45分出発。朝の渡渉は日差しが無く寒い。
出合を7時に通過し、いよいよガラガラの沢を詰める。
西岳と赤沢山の最低鞍部まで標高差740mを詰め上げることになる。
今山行のハイライト。相当上の方まで見通せる。
40分ほど調子よく単調に登って太陽の光が背後から射してきた。
今日は雲ひとつ無い快晴だ。
さてここから日差しを遮るものがないので相当暑くなりそうだ。
幸い風はあるので思ったほどにはならなかった。
礫や大岩は不安定で時々ぐらつく。足の上に石を落とすとただでは済まないので、一歩一歩動かないかよく確かめながら登っていく。
水流は地形図のちょうど水線の始まりで消える。標高は2,060mあたりだ。
その後も時々流れがあるが、標高2,200mあたりまでには完全に消える。
前方は常に見通しが利くので安心感がある。
前日観察した風景からどこら辺りにいるか合わせながら歩く。
そしてガレの続きが右手(左岸側)に分かれていく場所で見計らって左のガレ筋に草付斜面をトラバースで移る。少しだけ灌木帯を通過するので、この木陰で休憩。
真っ直ぐ続くガレは地形図のガレマークで標高2,580mを頂点にした源頭に発している。
背後には中山を挟んで常念岳が大きく迫りだし、雄大な展望だ。
全然人の気配が無い明るいルンゼは思ったほど傾斜も無く、快適だ。
このルンゼは他に誰か過去に登ったのだろうか?ゴミは全く目にしない。
礫が少し小さくなってきて歩き易くなってくる。
広幅のルンゼは草付の中の岩を踏んで行くことも出来る。
風景に広がりがでて、高山植物の草地が現れ心地よい。青色のトリカブトが数多く風に揺れている。
標高2,360mで左岸側の岩下に風の通るダケカンバの木陰がありしばし休憩。
さらに快適に登り、標高2,460mで2分する。左は稜線のガレ場からのルンゼで、ここでは右に採る。昨日観察していた通り、ここからは緑一色の草付の中を詰める。
青い空と合わせ爽やか。もう100m余りで終了だ。稜線の鞍部が良く見える。
だんだん傾斜が強くなり、草付の草の根本を押さえながら高度を稼ぐ。
最後は灌木の末端の枝を掴んでわずか距離10mで鞍部にぴったり出た。
同時に目の前に槍・穂高連峰の風景が展開。このルートの達成感に浸る。
荷を残置し空身で赤沢山へ。ハイマツの間にしっかりした道があり、ひとつ小ピークを越えて南北に長い赤沢山の山頂へ。単独行の人が2人いた。
今日は素晴らしい秋晴れの展望で、昨日の中山といい、天気に恵まれたことに感謝。
写真が撮れないのが残念だが、雄大な展望の前ではほんとうに小さなことだ。
 
赤沢山から西岳へ
鞍部から一気に登るとテント場を過ぎてヒュッテ西岳に着く。
天気がいいので空身で西岳へ登る。黒部湖のブルーが鮮やか。
 
西岳から殺生へ
今山行はもう一般道だけなので「気が向くまま」と言いたいところだが、山の会に計画書を提出しているので当然計画通り進む。
3連休なので多くの登山者と行き交う。
水俣乗越は北鎌尾根に行った時以来だ。
東鎌尾根を登ってヒュッテ大槍から巻き道で殺生へ。
既に多くのテントが張られ、狭いスペースに居場所を決めた。
昨夜とは大違いのギャップが楽しい。
 
【行程3日目】行動時間 7時間00 天気 晴れ時々曇り
殺生4:30〜5:00槍ヶ岳山荘5:35〜7:55奥丸山8:10〜ワサビ平〜11:30新穂高温泉
 
殺生から槍ヶ岳の肩を越え、新穂高温泉へ下山
朝4時半ヘッドランプを点けて出発。
槍ヶ岳の肩で山頂に登ろうと列に並ぶが一向に進まない。
山頂へはもう何度も登ったのであっさり諦める。
山荘前で大勢の登山者に混じってご来光を拝んでから下山の途に就いた。
 
 中山と赤沢山はともに天気に恵まれ3連休にも関わらず静かで展望を満喫できる充実した山行となった。
赤沢山東面のルンゼは困難なところは無いので、またいつか天気のいい日を狙って再訪してみたい。
 
posted by: horiuchi | 北アルプス | 19:44 | - | - |-