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定例山行「極楽寺山」

JUGEMテーマ:日記・一般

 

[山行日] 平成29年7月2日

[ルート] 極楽寺山

[参加者] M本・K田・M好・N崎・Y本・F川

 

スイレンとウスキキヌガサタケ鑑賞に行きました。

残念ながらウスキキヌガサタケは見られませんでしたが、蛇の池一面のスイレンは堪能できました。

暑い中での山行で、水分補給しながら汗だくになりました。

 

休憩ポイント

 

極楽寺橋の上

 

極楽寺山の最大難関地点??

 

暑いです。汗が噴き出します

 

極楽寺に到着

 

スイレンは見頃ですよ

 

 

posted by: chiharu | 里山 | 22:30 | comments(0) | - |-
笠岡諸島 4島 山巡り 島巡り

【期 日】2017年2月11日(土)〜12日(日) 1泊2日

【参加者】H内、O藤、O成、K藤、Y本、F川

【コース】笠岡港〜大飛島〜六島〜真鍋島〜白石島〜笠岡港

 

荒神山(大飛島)、大石山(六島)、城山(真鍋島)、立石山(白石島)の最高点を

巡る島旅の計画を話したところ6名集まっての旅となった。賑やかになりそうだ。

いずれも標高200mにも満たない山々だが、島の個性にも触れるのが魅力のひとつだ。

六島には今まで宿が無かったが、昨年11月にゲストハウス島小屋がオープンした

とのことで、その宿のI関さんに連絡を取って泊まらせていただけることに。

計画にあたり、六島と真鍋島を結ぶ定期船は1日1便しかなく、この船便に合わせて

巡る島の順番を考えた。

 

≪島を巡る三洋汽船の行程≫

11日(土) 

笠岡港8:50→9:25北浦港(大飛島)〜洲港(大飛島)14:10→14:25湛江港(六島)

12日(日)

湛江港(六島)9:45→10:10真鍋島港※13:30→13:52白石島港17:05→17:37笠岡港

 ※真鍋島→白石島間は高速船

 

広島の緑井駅に6時半集合し4人は車で、O成さんとY本さんは呉線経由で笠岡港へ直行。

笠岡港で全員集合し、8:50発の真鍋島行き定期船で笠岡諸島を目指す。

 

荒神山へ(大飛島) 標高151.8m

北浦港は我々だけ下船。

港から南に進み、大浦の小さな集落へ。

集落の小道を進み、大歳神社への階段を上がる。

神社からは右に折れ、立派な山道を巻きながら登ってゆく。

やがて明るい峠に達し、反対側には海と無人島の宇治島が見えた。

峠からは薄い踏み跡があり、これを辿る。

概ね尾根を辿るが、茨や灌木の藪があり歩き難い。

荒神山の三角点周辺は刈り払いされているが展望は全くない。

少し南西側から樹林越しに六島の大石山と右手前にハブ島が望めた。

帰路は南に直接降りようとしたが藪が激しい。

結局元来た道を引き返し、峠から西に沖浦へ降りる。

沖浦からは外周道路を南へ進む。

日差しが明るく、のんびり陽だまりハイキングだ。

早咲きの桜の花の色が美しい。

やがて南端の恋人岬へ。朝日と夕日が両方見える岬らしい。

その先にはイル・ドールという喫茶&ゲストハウスがあり立ち寄る。

行きの船の中で寄ってみてはと声を掛けていただいていた。

すごく景色の良い一軒宿でのんびりティータイム。

1時間ほど過ごして、洲港へ向かう。

立派な待合室は出来立てのようで、少しずつ近代化が進んでいるようだ。

   

  

  

 

 

六島外周道を巡る(六島)

湛江には車の入れる道が無く、港からすぐに細い路地をまっすぐあがる。

右手に今日泊まる島小屋が見えてきた。I関さんは外出中とのこと。

子供達で賑わっていて島の社交場になっているようだ。

部屋に荷物を預け、早速島歩きに。

スイセンは終わりかけだがまだ十分見頃とのことだ。

今日はスイセンと灯台を見学して、その後島を一周することに。

前浦から細い道を上がっていくと、一面スイセンの斜面に出た。

尾根のうえにはブランコがあって久し振りに揺られて楽しむ。

灯台周辺はスイセンが満開で見ごたえがある。

荘内半島と高見島、佐柳島、粟島など、香川県側の島々がよく見えて爽快だ。

灯台からは細い山道を多少アップダウンしながら島を右廻りで歩く。

樹林越しの眼下に青い海が見え隠れする。

やがて足摺という島の北西端に近いところに立ち寄る。

木が邪魔で大きな展望は望めないが今日登った荒神山や宇治島が見える。

ここから尾根をひとつ越し、大石山分岐から下降する。

この辺りは木々が大きく、山奥を歩いているような感じだ。

かなり下って進路を東に変え、森の中をゆったり進む。

湛江の家々が見えてきて、路地を適当に練り歩いて島小屋に戻った。

夜は島小屋さんからカレイなど魚の差し入れをいただき、感謝!

6人なのに全部部屋を使っていいとのことだが、もったいないので

1階だけ使わせていただく。

 

夜は焼肉に煮魚など、楽しい夕食会で島の夜を楽しむ。

部屋に戻ってO藤さんの今までの山行記録のビデオをみんなで鑑賞した。

  

  

 

 

大石山へ(六島) 標高185.0m

朝は暗いうちから大石山を目指す。

湛江から南側の海へ越える道の一番高い乗越で右折する。

小学校へと続くスイセンの小路を辿る。

まだ空には星が出ている。

雑木林を抜け、やがて小学校の校庭へ。 

ここから眺める瀬戸内海は穏やかで夜明けの色が美しい。

校庭の奥から山道に入る。

急だが道の両側にスイセンが匂い、朝の寒さも忘れる。

山頂に着くころには汗ばんできた。

大石山の山頂もスイセンがたくさん。

この山は岡山県最南端の山だ。ちなみに最北端は3年前に歩いた。

山頂はあまり見通しは無いが広い。ちょうどご来光を迎えた。

大高見峰の山頂から昇ってきた。

山頂で日の出を見て、その後南へ六島灯台に続くビワの木が多い道を降りる。

昨日より青空に映えた灯台が美しい。

荘内半島の三崎との間は外国船の航路でもあり、頻繁に船が行き交う。

スイセンの花の写真をたくさん撮る。

帰路は昨日とは少しコースを変えて島小屋に戻る。

K藤さんは宿に残ってみんなの朝ご飯を作っていただいた。

島小屋のI関さんから島の味噌汁もいただき、美味しい朝食をみんなで味わう。

1時間あまり船までの時間をゆったりと過ごさせていただいた。

宿を離れ、1日1本の真鍋島行きに乗船し隣の前浦港に入港。

するとI関から想い出にと島の子供たちが手造りしたスイセンの花の折り紙を

たずさえ、わざわざ乗船してみんなに手渡してくれた!

みんなこのおもてなしに感動!また島小屋には是非とも訪れたい!

 

船のデッキから六島がくっきり望め、遠ざかっていく〜

  

  

  

 

 

阿弥陀山〈山の神〉から城山へ(真鍋島) 標高126.8m

港に着くと猫がお出迎え。

三洋汽船の切符売り場兼待合室で不要な荷物を置かせていただく。

K藤さんは街歩きする。残り5人で島を左回りで歩く。

まず海沿いに天神鼻へ。

立派な天神社と展望台からの風景を楽しむ。

ここからは尾根筋を歩く。

緩く登るとふれあいパークという公園があり、遊具で遊ぶ。

この遊びが楽しい!

遊び過ぎて歩くのが嫌になる前にやめて先に進もう。

小さなコブを越えてもう一度登ったところが阿弥陀山だ。

別名は山の神。一等三角点だ。

真鍋島の最高峰ではなく、わずか6m低い。展望は無い。

少し休憩後、自然林の中を進む。

しばらくして尾根の南側に下って山腹を巻き進む。

ところどころミカンの実がなっていたりして南国ムードだ。

また島の南側は風が無く、小春日和のポカポカ陽気。

眠くなるような癒しの散歩が続く。

右下の浜辺には三虎という南国ムード満点の宿が見える。

さらに畑の間を抜けて進むと、岩坪への分岐点だ。

城山へはここから往復する。

少し先には浜へ降りる道が分かれている。

最後は急な山道を登り詰めると展望雄大な山頂へ。

立派なあずまやがある。眼下に辿ってきた島の稜線が見渡せる。

近くに見える大島や茂床島の無人島に興味が湧く。

帰りは岩坪の集落を抜けて海岸へ。

そして猫と戯れたあとは本浦の街中を適当に練り歩く。

2時間余りで周回を終えたが、まだ船まで時間がある。

H内とO成さん、F川さんで小学校やホルトノキなど見所を巡った。

  

  

  

 

 

高山から立石山へ(白石島) 標高169m 三角点なし

白石港でも待合室で荷物を置かせていただいた。ありがたい。

家の間をそぞろ歩き、適当に進むとやがて尾根のうえに出た。

そこに国際交流ヴィラという立派な施設がある。

その前で尾根にあがる山道があり展望台への道標があった。

この道を登ってまずは展望台へ。

大きな花崗岩が鎮座していて、そのうえに攀じ登ると街並みが一望だ。

どうやらそのままこの尾根が高山へ続いているようだ。

明るい尾根を歩き、さらに高い展望台へ。

やはり花崗岩の岩があり、走島や宇治島、大飛島や遠く魚島も見える。

近くには梶子島が大きく望める。海面に太陽光が射し、幻想的だ。

島また島の風景がいい。

高山からは一旦下って開龍寺から登ってくる道との分岐へ。

そこから登り返して今度は鎧岩への分岐へ。

立石山へはここから往復。

快調に登って立石山の山頂へ。

今回の目的の山に全部登った。

荒神山、大石山、城山、そしてここ立石山。

すぐ先には大きな北木島があり、真鍋島は背後で見えない。

海をゆく船を眺めたりしてしばらく風景を堪能した。

帰りは鎧岩経由で下山し、街並みを抜けて白石港に戻った。

K藤さんは白石島でも街歩きと鎧岩あたりまで散策を楽しんだとのこと。

17時5分発の定期船は乗船客が多く賑わっている。

瀬戸内海が夕暮れ色に染まる中、帰路についた。

  

  

 

 

今回、計画通り順調に島旅を堪能できた。

島から島へと渡り歩く面白い山行?・・・島旅になった。

島ではいい宿、いい人達に出会い、自然だけでなく島の文化にも触れていつもに

ない旅の要素も深く味わうことが出来た。

是非また、笠岡諸島の島々を巡ってみよう・・・・・。

 

 

 

 

 
 
 

posted by: horiuchi | 里山 | 19:48 | comments(0) | - |-
似島北端から安芸小富士、下高山を通って南端の外方の鼻へ

2017年1月7日

 

3連休の天気がいまいちなので、近くの里山へ出掛けてみることに。

市営桟橋から似島の学園前桟橋に渡る。帰りは似島桟橋から。

まず、東海岸を北に向かい、北端の海岸から適当な尾根で安芸小富士に登る。

そこから尾根を辿って下高山へ登り、少し戻って南端の外方の鼻へ歩いてみた。

天気は思ったより悪く日差しも無かったが、短時間の手軽な歩きを楽しんだ。

 

島北部の海岸から広島市街地を望む

 

峠島と遠く灰ヶ峰の山並み 切串湾手前の海面に光が射し幻想的

 

江田島のクマン岳(右)

 

外方の浜から藪を抜けて外方の鼻へ 大須瀬戸と絵下山界隈の山並みを望む 

 

 

posted by: horiuchi | 里山 | 08:57 | comments(0) | - |-
櫛ノ宇根(大黒神島)

【期 日】2016年11月19日(土)〜20日(日)

【参加者】H内、M本、M川、K藤、O成、Y本、T橋、K嶋、Y山 9名

【行 程】南側の海岸から往復(登り2時間半、下り2時間)

【地形図】大君(1:25,000)

 

 大黒神島は瀬戸内海で一番大きな無人島で、山の高さも標高460mとそこそこあり、

宮島や江田島など、周辺から眺めてもなかなか立派な島だ。

 櫛ノ宇根という山は島の南寄りに位置し、双耳峰で最高点は西峰にある。

 北側から登っている記録が多いが、今回は南からアプローチすることに。

 南側には採石場が2〜3か所あり山頂直下まで削られていて魅力に欠ける面があるが

今回は参加者が多く、短時間で登るにはちょうど都合がいい。

 島自体も楽しむべく、わざと1泊することにした。

 

19日 土曜日

  能美町鹿川のスーパーで全員集合。

 今夜と明日朝の食材をみんなで共同購入。

 天気はなんとか持ち直してきている。

 鹿川港へ移動し、チャーターした漁船で大黒神島へ。

 

鹿川港から乗船               大黒神島

 

  島の南に向かう。

 13:30上陸。荷揚げが結構大変だ。

 少し移動して海岸の浜辺でテント泊り。

 テントを建てる人、萱を刈る人、テーブルや椅子を調達する人、

 周囲を清掃する人、薪を集める人、竈を作る人・・・・・

 それぞれ何となく役割分担が・・・・・。

 そのうちにM本さんが中華鍋で炒めものをはじめる。

 一段落した頃、みんなそこに集まる。

 ビールとつまみで四方山話に・・・・・時間がゆるく過ぎていく・・・

 今回、遠くは滋賀と長崎から来ていただいた。

 日が暮れてますます盛大に焚火を起こすが、今日は気温が高い。

 焚火することが久し振りの人も童心に返ってもくもくと。

 寒くもなく、暑くもなく快適だ。

 鍋ものをみんなでつつき、夜遅くまで飲んで食べて・・・

 いろんな話に盛り上がる。

 波の音と星空と遠くの街の灯を眺めながら海岸の夜を楽しむ。

M本さん中心に四方山ばなし・・・・・

 

竈は出来たかなぁ〜             みんなおしごと中・・・・

 

夕日を浴びて                夜も更けて・・・・  

 

20日 日曜日

  朝は寝坊だ〜。昨夜は飲みすぎ・・・ 

 いや ちゃんと登りますよ!

 迎えの船は12:00だ。それまでに山に登って来なくては。

 徹夜続きのM本さんと、K藤さんは海岸に残ってゆったり過ごすことに。

 では残り7人で櫛ノ宇根山頂を目指しましょう。

 7:00出発。

 進む尾根はシダとサルトリイバラの棘と倒木、灌木で厚くガードされている。

 これを無理やり突破するしかない。

 藪に慣れていない人はついてくるだけでも大変そうだ。

 高度が上がると柱島、阿多田島、宮島が見えてきて、背後に広さを感じる。

 2時間半で山頂へ。三角点は綺麗で、樹林で風景はいまいち。

櫛ノ宇根山頂から宮島と阿多田島(左) 小黒神島も宮島の右端手前に小さく見える

左は倉橋島大向鼻と横島、黒島、津和地島  右は柱島、手島、端島、保高島など

 

  山頂の西側の肩は花崗岩が露出しており、ここからの展望は雄大だ。

 しかし残念ながら今日は曇りで遠くは霞んでいる。

 暑くてみんな汗びっしょり。

 帰りはそのまま来た道を引き返す。

 11:30下山した。

 藪に悪戦苦闘してみんな衣服がすごく汚れている。

 12:00島を離れ、鹿川からシーサード温泉のうみへ。

 歩く時間は少なかったが藪漕ぎの汗を流した。

 

 みなさん、藪山お疲れ様でした!

 もう懲りたでしょうか? いやまた元気よくどこかに行きましょう。

 

 

標高400mあたり               山頂より江田島の野登呂山を望む

 

山頂より大矢鼻、鹿川方面          藪尾根を下る

 

櫛ノ宇根の東峰は格好いい形をしている また機会があれば登ってみたいものだ

 

 

 

posted by: horiuchi | 里山 | 15:20 | comments(0) | - |-
情島の薬研岳と浜辺を歩く
2016年2月21日

この土日の山行計画は天候により中止となった。
そこで手軽な瀬戸内海の山へ少し散歩に出掛けることにする。
海の風景も楽しみ。
朝寝坊したのでいつになく遅い時間に出発。
午後、伊保田から小さな定期船で情島へ
猫がお出迎え。
島の一番南の家の横から山に入る。
たくさん踏み跡があり、適当にひらって進む。
やがて尾根の上に出た。
148mの三角点は何故か見当たらない。
尾根の両側に海の気配と船の音を感じる歩きだ。
今年初めてのウグイスの囀りも風の乗って聞こえてくる。
やがて海と空の青と島の緑が織りなす瀬戸内の穏やかな風景が広がった。


 諸島(山口県最東端)と愛媛県の津和地島、怒和島(背後) 
 その間の小さな島は二子島が重なって見えている

 はるか遠くは四国の高縄半島と石鎚山系だろう。


尾根は薮が薄く、踏み跡もあって思ったよりも容易に北の薬研岳に立った。
薬研岳という名はネットでいくつか出ていたのだが、山頂に標識は無い。
また山頂には展望なく、ピークは東西に分かれている。


 山頂手前より周防大島の鯛ノ峰(右)と片島を望む
 手前の海峡は潮の流れが早い 柳井から松山へのフェリー航路になっている


薬研岳よりP144に下るが次第に藪が無く見通しのいい尾根になる。
樹林も先ほどより大きく、しっとりしている。
P144からは西北西に進路を変え、やや平坦となり快調に進む。
樹林越しに左右両側に海が見え隠れする落ち着いた尾根だ。
やがて途中から大きく3つに分かれた枝を持つ樫らしい木がたつピークに。
このピークから伊ノ浦に後で降りることにする。
ピークからさらにそのまま西北西に進み、やがて急下降する。
藪が無く見通しも効くが、木を掴んでの下りだ。
下部で進路をやや右に採り、少しの薮漕ぎで北に開けた浜へ出た。
小さな小石の浜だ。
浜の真ん中よりやや東寄りに木陰があって、前方に広がる空間が素敵だ。


 島の北西部の北に向いた浜
 この日は七国見山を東端に鹿島の背後の野呂山や火山、岳浦山(倉橋島)、
 野登呂山(能美島)、櫛ノ宇根(大黒神島)、
金蔵山(柱島)などの山々が見渡せた。
 西端には近くに続島、長島、福良島の無人島が見渡せた。
 なかなか見飽きないいい風景だ。


 浜から西を見る
 金蔵山(柱島)と右から続島(柱島の右下に重なっている)、長島、福良島


浜からは尾根を越えて反対側の浜を目指す。
一番低いところは背の高い密で頑強な笹が繁茂して進めない。
その笹薮を避けるため東寄り(来た方側)に少し高度を稼ぐ。
標高50mまで登ってから南の浜へ降り着いた。
浜に出る手前僅か数mは竹薮の強行突破だ。
さて今度は向かいの大島が逆光だが、海峡を隔てた風景が展開。
やはり小石の浜だ。
小春日和でしばらく船を見たりしてゆったりする。


 島の北西部の南に向いた浜
 ここも広い風景が気持ちいい。
 海峡の向こうにはぽっかりと浮かぶ由利島の無人島が見えている。


帰路は海岸を辿っても行けそうだが来たルートで尾根を登る。
先ほどの3つ又の木のピークから北北東へ支尾根を50m下る。
そこで尾根を離れ右に急下降するとすぐに家の屋根が見えた。
最奥の家の横に出て、狭い路地を海岸に降りる。
また猫がたくさん集まって居眠っている。
おばあさんがいて挨拶。猫の面倒をみておられるようだ。
静かで穏やかな家々と狭い路地の先に光る海の光景。
海岸沿いの道をのんびり歩いて船着き場へ。
途中、磯で潮の流れを間近で見るとすごい勢いでまるで川のよう。
その情の瀬戸の急流の近くにふたばの碑が建っている。
昔フェリーが沈没しこの島の人達が多くの人を助けたとのことだ。
夕暮れの小さな定期船で島を離れた。

 
posted by: horiuchi | 里山 | 22:46 | comments(0) | - |-
大黒神島へ
五日市港から船で大黒神島へ
昨年泊まった浜に上陸。
ここは砂浜で木陰があり海を渡る風が通り涼しい。
海水浴を楽しんだあと、お昼御飯でまったり過ごす。
島を時計回りで進み、本命の櫛ノ宇根への尾根を確認。
涼しくなったら登ろう。今日はその下見だ。
猛暑日で暑いが船の上では風を切り快適。
でも日差しきつく肌が焼ける。
帰路は宮島の青海苔浦へ直行し、付近をみんなで散策。
今日は大潮でエイが溜まりに取り残されていた。
暑かったが夏らしいひと時を過ごした。

 
包ヶ浦神社                 もうすぐ大黒神島

 
大黒神島沿岸をクルーズ           櫛ノ宇根(真西の海上より)
 
posted by: horiuchi | 里山 | 13:22 | comments(0) | - |-
宮島一周(左回り)
【山行日】2014年11月22日(土)
【参加者】O藤(CL)、H内、T
【地形図】1:25,000 地形図 厳島、阿多田島
【天 気】晴れ

【ルート】 
宮島桟橋6:45〜広大植物園〜8:00室浜砲台跡8:15〜9:45御床神社10:00〜11:05須屋浦神社11:10〜11:55長浦12:20〜革篭崎13:20〜
13:45山白浜神社13:55〜養父崎神社14:45〜15:25青海苔浦15:30〜16:00車道に上がる〜大砂利〜包ヶ浦〜19:25桟橋

 
宮島桟橋から室浜砲台跡へ
始発のフェリーで宮島に渡ってから全員集合。
経験者のO藤さんにどのくらい時間が掛かるのか聞く。
「13時間くらいかなぁ」って。(⇒ほぼ時間通りの12時間40分でした)
6:50分桟橋を出発。
朝早いが結構観光客がいる。天気は上々だ。
水族館先のトンネルは通らずに海沿いに回る。
その先は単調に舗装道路を広大植物園まで辿って山道へ。
室浜砲台跡でしばらく休憩。明治時代の遺構が残っている。
 
室浜砲台跡から須屋浦神社へ
出発してすぐに道を間違う。
20分ロスして正しい道に復帰。
昨日の雨水を蓄えたシダに擦れてズボンや靴が濡れて不快だ。
右に大野瀬戸が綺麗に見える。
この時間は満潮で海岸線は辿れない。
忠実に山道を辿る。沢を2回渡り、広い場所で右折して御床浦の神社へ着く。

本殿のすぐ下まで海水が上がっている。
ここでしばらく休憩。ようやく陽が当たって暖かさを感じるようになる。
山道に戻って南を目指す。
道は結構海から離れて進む。
少しの間左手のフェンスに沿って歩き、その後右下に降りて沢に出る。
沢に出たところには海から立派な一本道がありクロスする。
さてこの先は? ・・・進路が分からない。みんなで探す・・・?
上流側に向かうとテープがあって少し辿ると4差路の標識へ。
そこから沢を2本渡り、海側に進む。
入江に大きな魚が泳いでいた。
直角に曲がって右手に小沢を見下ろしながら登ると小尾根状になる。
沢を跨ぎ、右にトラバースすると道は途中でいきなりシダの激藪となった。
少し戻り獣道を上がって尾根を越し、シダの藪漕ぎで急下降すると須屋浦神社に続く浜に降り着いた。
浜を3分歩いて神社へ


 
須屋浦神社から革篭崎へ
明るく広い浜をゆったり進む。先に鹿がのんびりと歩いている。
対岸から渡ってきた家族連れらしい釣り人と出会う。クロダイが釣れるらしい。
浜が終わったところで休憩。ここで沢靴に履き替えだ。
ここまで車道と山道が長かった。桟橋から4時間半だ。
さてやっとここからが待望の海岸歩きだ。
さていきなり股下まで海水に浸かる。
あまり寒くは無く、対岸の山々や工業地帯を眺めて進むが少し霞んでいる。
一旦砂浜に出て次の岩場を海に浸かって大きく回り込むところが最西端だ。

風景が変わり、海の広がりが大きくなって爽快。
すぐに浜に出る。ここでちょうど正午。昼食休憩。
浜は長浦で、その名の通り長い浜が続いている。可部島も良く見える。
太陽の方向に進むので眩しい。浜の幅が結構あり、広くて心地よい。



長い浜歩きを終え、岩場が出現するが難なく進む。
そして歩いているとき・・・革篭崎のすぐ手前の浜でT邊さんの携帯が・・・
なんと「お孫さんが生まれた」とのこと!
おじいさんになった。その瞬間が宮島最南端にいるとは! おめでとうございます。
(孫が生まれるときにこんなところ歩いていていいのだろうか?)
そこからちょっとした岩場を大きく回りこんだところが革篭崎だ。

阿多田島、大黒神島などが見え、さらに広い海となって雄大な風景をしばし眺める。

 
革篭崎から養父崎神社へ
最南端から進路を東北東に大岩の積み重なった海岸を進む。

すぐに浜へ出る。小さな流れが注いでいる。
さらにまたガラガラの海岸を歩いて少し大きめの浜に出る。
山白浦の海岸だ。
山白浜神社は地形図より少し南に思えるのだが勘違いだろうか?

神社からは正面に阿多田島がよく見える。
水があり一度泊まってみたい場所だ。
神社に参ってしばらく休憩。
陽射しで暑く、陰で休む。
ここから岩場と小さな浜とを小刻みに交えながら進む。

30分ほどで面白い場所に着いた。
ひとひとりがやっと通れる穴が開いた岩があり、みんなこの中をくぐり抜ける。
そこからまた20分歩いて今度は養父崎神社へ
岩が積み重なった高みにある。すぐ裏には沢が流れている。
 
養父崎神社から青海苔浦へ
歩きにくい大岩の間を辿るとすぐに砂浜に出る。
しばらく浜をあるく。
また岩場や礫のあるところを進むが小粒で先ほどより歩きやすい。
また潮も干潮に向かっているので水際を歩けて楽だ。
そして青海苔浦に出る手前の岩場も全く難なく終える。
沢の流れを渡って広い青海苔浦に辿り着いた。

 
青海苔浦から海岸歩き終了点へ
青海苔浦神社に参って、さらに海沿いに進む。
さっきと同じように浜とちょっとした岩場を進む。
20分ほどで岩に大きな穴の開いた場所に着いた。
さっきの穴より相当多きく、並んで通り抜けできる。
それからしばらくして一枚岩のような花崗岩の傾斜のある場所に出る。
傾斜は海にストンと落ち、海は浅くない。
O藤さん曰く「いつもここを出発、終点にしている」とのこと。
この傾斜をフリクションで越えたことがあるとのこと。
今回は夕暮れでもあるし、疲れているし、何より海に浸かったら寒いので止める。
急な斜面を登って車道に出る。ここで海岸歩き終了。
 
海岸歩き終了点から大砂利を経て桟橋まで
大砂利までに日が暮れた。
舗装道路を延々と辿る。
すぐ脇に鹿が平然といて驚いたりしながら真っ暗になった道を歩く。
途中腰越浦の神社で休憩
入浜から先の山越えは長く感じた。
包ヶ浦はそのまま通過し、その後休憩なしで桟橋へ
O藤さんも日帰りでは初めての経験だったとのこと。
久し振りに12時間を超える歩きに充実した。
私にとっては今度行く西表島南海岸歩きのリハーサルにもなった。
みなさまお疲れ様でした。
また宮島の海岸に行きましょう。
posted by: horiuchi | 里山 | 14:55 | - | - |-
猿政山から毛無山へ ―内尾谷を起点に周回―
 

【期 日】2014518日(日)

【参加者】H

【地形図】阿井町、比婆新市 1:25,000

【ルート】内尾谷〜猿政山〜大毛無山〜毛無山〜水谷越〜呑谷〜内尾谷

 

猿政山は比婆連山や大万木山、船通山方面から何度か眺めていた。

どうせなら毛無山と猿政山の間をミニ縦走したいが、同じルートを戻るのは面白くない。そこで地形図から考察し周回するルートとした。往復よりは変化があり面白いだろう。

 

行程 行動時間 7時間50分 天気 晴れ

内尾谷登山口5:456:55林道終点7:007:50猿政山8:35
大毛無山9:5510:30毛無山10:45〜車道に出る11:15
廃林道終点11:3511:55水谷越12:0012:35呑谷集落12:40
769.5m北西鞍部13:1013:35内尾谷登山口

 

内尾谷登山者駐車場から林道終点へ

 広島を3時半に出発し駐車場に5:30に着く。支度して5:40出発

 まずすぐ近くの長吉生誕の家を外から見学する。
大きくて美しいボタンの花が咲いていた。

 砂利道の林道を辿る。
前回まで雪の中を歩く山行ばかりだったので新緑は新鮮だ。

 雲のない快晴の空で背後に新緑に包まれた鯛ノ巣山が綺麗に見えている。

 途中で内尾谷川を渡り、山腹を長く進むと林道終点。

 

林道終点から猿政山へ

 いきなり急登で県境稜線へ。ここから春爛漫の尾根歩きだ。

 緩やかに進んで、広い山腹状になった急斜面へと道は続く。

 サンカヨウは今が花の盛りのようだ。


P1180.6 一番左のピーク

 背後の県境上にあるP1180.6mは自然林に包まれた穏やかな山並みだ。
縦走してみたいと思わせる尾根だ。

 だんだん急になるがロープも要所で整備され歩きやすい。

 県境よりも少し南の肩に着き、南南東からの広島県側の登山道に合流。

 緩やかに稜線を辿って一等三角点が鎮座する山頂へ。

 クロアゲハが数頭高いところを飛んでおり優雅だ。

 しかし、目の周りを飛ぶ嫌な虫も活発で少しうっとおしい。

 比婆山方面は少し霞んでいる。山頂で45分の茶菓タイム。


  猿政山三角点

猿政山から大毛無山、毛無山へ

 しばらくいい道が続く。

 標高1,190mで少し右に振るあたりから笹で道が判然としなくなる。

 進む方向は明瞭なので、適当に歩く。

 あまり大きな木は無く、単調に進む。

猿政山の下りから大毛無山
オオカメノキと大毛無山 猿政山の下りから

 鞍部に近づくと笹が優勢な広く明るい尾根を進む。

  1,129mへの緩い登りで道は少し明瞭になる。

 平坦に近い尾根をのんびり辿って大毛無山への登りに転じる。

 このあたりからブナの森が綺麗になってくるが大木は少ない。

 登りは尾根が広いので道は判然としなくなる。

 しばらく雰囲気のいいブナ林の中を登り続ける。

 背後のブナ林越しに猿政山が覗く。


大毛無山の登りは綺麗なブナ林

 大毛無山は何の変哲も無いピークだ。

 その少し先の尾根の途中に三角点が藪に埋もれるようにひっそりある。

 三角点からは下るにつれ樹木の背が低くなり、展望が開けるようになる。

 ツツジの色が鮮やかだ。

 目指す毛無山のもっこりとした高みが先に見える。

 その向こうに低い中国山地の山並みが霞む。

 毛無山もあまり山頂らしくない潅木に囲まれたピークだ。

 西の方向には松江道や大万木山の山塊が連なるのがよく見えている。

 風が少しあるが気温が高く、日照りもあるので暑い。

 

毛無山の北の稜線より大万木山

毛無山から水谷越、呑谷集落へ

 大毛無山方向へ戻り、鞍部から斜め降りして地形図の破線路に乗る。

 道は判然としないが、思ったより笹が少なく、藪漕ぎとまではいかない。

 明るい尾根をしばらく下ると左に小沢が並走するようになる。

 そこへ植林の作業道が下から上がってきている。

 すぐ右手に広い空間が見える。
雑木を抜けると広い草原(元は畑)に出る。

 すぐ下で舗装道路に出て、続けてすぐにメインの車道に合流。

 水谷への車道を少し辿って右に地形図の一条線行き止まりの林道に入る。

 とたんに荒れ果てた林道は木が邪魔で歩き難い。涸れた小沢で行き止まり。

 左に直角に折れると昔のよく踏み込まれた道跡がある。

 植林の中、この道を緩い下りで辿ると水の豊富な沢に出る。

 今までの藪漕ぎで汚れた顔や手を洗い、少しさっぱりとする。

 沢を渡って山腹を進むと自然と水谷越の鞍部に導かれた。

 この鞍部からは倒木があり、その先旧道は藪に包まれている。

 少し左側を進むとしっかりした作業道に出た。

 この道についていくとどんどん下ってやがて沢沿いとなる。

 いつの間にか旧道とも合わさっている。

 途中、熊の糞が道の真上にある。3箇所で見た。

 草が倒れており最近歩いた気配が濃厚。出会わないか少し心配になる。

 沢の下方では熊笹が深く、踏み跡も埋もれて藪漕ぎになる。

 前方の空間が明るく開けてくると呑谷川に出合い、飛び石で渡渉。

 耕作放棄された広い草原を抜けると呑谷の廃屋の前で道に出た。

 鳥の声が美しく、草花が咲き、蝶が飛び交い、小川の音がする。
寂しい廃村だが、明るく緑滴る自然に返りつつあるようだ。

呑谷
呑谷集落の畑跡から降りてきた谷間を望む

 

呑谷集落から内尾谷駐車場へ戻る

 さてここからはひと山越えて駐車場に戻る。

 なぜなら車道を辿って真地経由だと相当遠回りなるから。
地形図の破線路を東に辿り鞍部を越える。

 まず廃村を奥に進む。

 大きな堰堤の先で左から来る廃林道に入る。入り口にはゲートがある。

 荒れているがなんとなくひとり分の通るスペースがある。
沢の左岸を辿る。
登るにつれ藪が濃くなる。

 やがて稜線に達し、林道の屈曲点で道を離れ少し下って鞍部に着く。

呑谷と内尾谷の間の峠
呑谷と内尾谷を分かつ鞍部より内尾谷方を望む

 さて、この鞍部から沢芯を下ろうと思っていたが出だしが結構急だ。

 そこで左手に少し巻き進む。するとすぐに小尾根に乗っかる。

 この尾根を辿るがたいした藪は無く楽に下降する。
鞍部から標高差
120mで沢に降り立つ。

 そこには大きな杉の大木が立っていた。

 右岸に渡って、植林の中を突っ切ると車道に出た。

 駐車場の下方30m地点で、駐車場には4台の車が見えている。

  13:40に無事一周し、登山終了。

 

 一日いい天気に恵まれ、静かで充実した山歩きとなった。

 
大毛無山の三角点             毛無山から大万木山

 

  

posted by: horiuchi | 里山 | 20:44 | - | - |-
冠山から恐羅漢山へ縦走
【期 日】2014年3月15日(土)〜16日(日)
【メンバー】H
【地形図】安芸冠山、野入、戸河内、三段峡 1:25,000地形図
【ルート】
汐谷登山口〜冠山〜沢を渡渉〜広高山〜P1121〜八郎川〜P1109〜三坂山の西のピーク〜小郷山〜P1114〜御境峠〜五里山〜京ツカ山〜横川越〜焼杉山〜旧羅漢山〜恐羅漢山〜二軒小屋

 広島県の山々で長い距離の縦走ができ、縦走の両端にそこそこのボリュームのある山を地形図で考察してみると、冠山(地形図は図葉名に安芸冠山、地元では吉和冠山と言うらしい)と恐羅漢山との縦走が長くて面白そうだ。
 縦走に際しては国道488号や林道が山脈を横断しており、やや興醒め感は否めないが、西中国山地自体が里山であるので仕方がないところだ。
主尾根近くまで林道が多くあり、エスケープには事欠かない。
縦走に際しての交通手段が問題だ。今回は冠山汐谷登山口までは自家用車で行き、下山後の二軒小屋からはタクシーかヒッチハイクで戸河内まで出て、そこから町営バスと高速バスを乗り継ぎ吉和SAバス停で降り、約3kmを歩いて冠山汐谷登山口まで移動する計画とした。
朝4:30に自宅を出発。戸河内ICを過ぎると、雪が降っている。汐谷登山口への道路が狭くなってすぐの分岐点の広場に駐車。
 
【行程1日目】行動時間 11時間40分 天気 晴時々曇り(冠山、広高山間は時々ガス)
汐谷登山口6:20〜7:05分岐7:10〜8:55冠山9:05〜9:30沢を渡渉9:40〜10:30広高山10:40〜P1099 11:40〜P1121 12:30〜P1048西鞍部北西の橋(八郎川)14:15〜P1109 15:00〜P1132 15:40〜三坂山の西のピーク16:20〜P1059 17:00〜17:35小郷山17:40〜18:00 P1114
 
汐谷登山口から冠山へ
支度して6:20に出発。空は曇っている。雪の積もった林道を歩き、左岸に渡る橋からは登山道となる。左岸を緩く登り詰めていくと、分岐に着いた。


この時点で20cmほどの新雪が古い雪の上に積もっている。
分岐で橋を渡り、広く浅い沢を登り詰めて行くが、道は雪で完全に埋まり判らない。
しかし赤テープやピンクの目印が頻繁にあり、進路は問題ない。
ワカンをしていても深いところでは膝下まで潜り、歩く速度は捗らない。
やがて広い鞍部に出て、ここから尾根状を少し進み、尾根を右に巻き気味に進む。
冠山の山頂が迫ってきてが、山頂部は時折ガスで霞がちだ。浅い源頭部まで来ると、さらに雪が深くなり、同時に目印も判らなくなった。
どっちみち登山道は完全に雪に埋まっているので、気にせずそのまま上方に向かう。
綺麗なブナの大木が並んでいる斜面をやや右寄りに斜上し、右の稜線に一旦でてすぐに今度は左に巻き進む。
傾斜が少し落ち着き、どんどん巻いて右に旋回して雪庇を欠き切って尾根の真上に乗ると右に20m進んだところが山頂だった。
山頂にはガスが掛かっていないが、風があり、西の稜線はガスで見えない。


冠山から広高山へ
寒く、景色も望めないので、10分弱で山頂を辞す。
新雪ラッセルで計画よりも1時間以上時間が掛かっている。先の県境の山はガスで見えない。そこで大回りの県境ルートの予定を変更し、直接広高山へ向かうことにする。
冠山頂より南西に200m進んだところで稜線を離れ、西に向かって斜面を降りる。
ブナの森が綺麗だ。やがて前方に沢が見えてくると、進路をやや北に採り、標高1,140m地点で沢を渡る。
この沢が思ったより厄介で、雪で埋まっているものと想像していたがしっかり川は流れている。両岸が1.5mほどの垂直の雪壁になっている。
切り崩してステップを作らないと河床に降りられない。渡った先で今度はうまく壁が登れない。場所を変え、ピッケルでステップを刻み何とか左岸に這い上がった。


ここからは10m登り緩い斜面に出ると、そのまま水平にトラバースして進む。
新雪で一歩一歩足をとられ早くは歩けない。やがて県境の鞍部が見えてきて、最後20mほど高度を稼ぐと標高1,180m弱の広い鞍部に出た。狙い通りだ。しばし休憩。
さてここからは忠実に県境稜線を辿ろう。
小さなコブを2つほど越え、広高山に取り付く。やっと晴れ間が出だして、明るく綺麗な光景になってきた。
20cmほど沈むので歩行は捗らないが気持ちいい。
南の肩にザックを置き、空身で広高山へ。


途中、冠山が樹林の合間から望め、美しい。
広高山山頂は雪で埋まっているのか標識は見当たらない。
 
広高山から八郎川源頭へ
肩からは右手に浅い沢を望みながらやや急下降。降り着いた鞍部からは小さな比高のアップダウンを繰り返す。支尾根が左右に張り出し、よく地図を読んで快調に進む。
1,099m標高点の先の右手は浅く広い地形で明るく気持ちいい。
P1,122は植林の中で薄暗く陰湿。その先北東へ続く尾根は幾本にも分れ、植林中で見通し無く進路採りが難しい。尾根が平坦になると青い県境の青いプレートが木にあった。
さらに細かなアップダウンと進路が右に左にと小刻みに変わる。P1060あたりからは右手に八郎川を挟んで遠く五里山と背後に辛うじて旧羅漢山方面が望まれた。


P1002から先で右側より林道が迫り、970m鞍部で稜線に達している。林道は地形図に載っていない。稜線はこの先植林が多そうで、辿っても面白そうに無い。八郎川を挟んで北向いのP1109から垂下する尾根に乗り換えることで西側の県境稜線をショートカットすることにした。林道を辿り、広い植林中の鞍部と一番比高の無い標高950m弱で八郎川を渡って三差路となる。
 
八郎川源頭から三坂山の西のピークへ
ここから真北に進路を採る。最初急な植林の斜面を登るとまた林道に出た。この林道は尾根の東に並走しているようだ。しばらく辿って左手の尾根に乗り移る。
P1109からや自然林も混じる。午後に日差しでだんだんと雪が腐り、深く沈むようになり、
歩く負荷が大きい。また気温が上がり、湿気の多い雪で靴下が湿って不快だ。
緩いアップダウンを続け、三坂山の西側のピークに着く。
ここから東に見る三坂山も植林主体のようでいまいちだ。
しかしところどころ大きな天然杉や自然林も残されている。


三坂山の西のピークから小郷山へ
ここまで、地形図の植生マークと合致しない場合が多く、植林の部分が地形図で見るより多い。
このピークも植林で面白くない。その先、東西に等高線が走る鞍部は掘割の跡のような形状がある。
2つ3つ小さなコブを越え、小郷山三角点から伸びる緩い頂稜の一角に着いた。
振り返ると歩いて来た県境稜線と三坂山や大神ヶ岳の特徴ある形が望める。


1121.3m三角点に辿り着くと五里山や北側の風景が広がった。
五里山方面は冴えない色をしている。
西の安蔵寺山方面は逆光で見づらく写真にならない。
今日の行動時間は既に11時間を超え、久し振りにハードな山行となった。雪の状態が良ければ2〜3時間は早かったような気がする。
木に小郷山の名前のプレートが巻いてある。


小郷山から1,114m先の泊地まで
時間は相当推しているがもう少し進行することにする。
山頂から少し戻り東に下る。若干藪が出てうるさいがつかの間。
ひとつコブを越えて、P1114に着く。
この先僅かに下った標高1090m地点で行動を終える。周りはブナ林だ。
北西から少し風が当たるがテントは平坦で快適だった。
ただし、北にある高圧鉄塔が風に共鳴し、一晩中不気味な音がしていつもと違った一晩を過ごした。
 
【行程2日目】行動時間 7時間50 天気 晴時々曇り
 P1114 6:20〜御境峠6:40〜7:50五里山8:00〜8:50 P1158 9:05〜京ツカ山9:30〜9:55 P1168 10:05〜10:35横川越10:50〜11:40焼杉山11:50〜13:00旧羅漢山13:15〜13:35恐羅漢山13:45〜14:10二軒小屋
 
1,114m先の泊地から御境峠へ
5:10起床、6:20出発 今日は朝から空が霞んでいる。樹林越しに日の出を眺めすぐ鉄塔
下に着く。ここから15分余りで御境峠へ駆け下りる。広島県側は除雪され、1台車が駐車。


御境峠から五里山へ
峠から東に車道を200m弱辿り、屈曲点で尾根に取り付く。
尾根に出たところに鉄塔がある。
さてここからはしばらく緩い勾配の広い尾根を単調に進む。雪は昨日よりは潜らず、歩行は捗る。やがて進行右手の広島県側は植林が続き、島根県側は明るい自然林が続く。
五里山はピークが複数あり、どれが山頂を指すのか分からない。
やがて樹木が低くなり、周りが見渡せる高原状となる。
標高1130mのだだっ広いピークを五里山と仮定して休憩。
昨日辿った山並みは相当霞んでおり、天気予報からの想像とあわない。
残念ながら冠山は霞んで見えず。ひょっとしてPM2.5の影響だろうか?
晴れてはいるが冴えない空の色だ。
 
五里山から京ツカ山へ
五里山からの下りで県境よりひとつ北の小尾根を下る。ここは何故か木が無く、真正面
1158の大きな山体がよく眺められる。


この尾根をさらに下り、鞍部手前で県境尾根に復帰。
緩やかな登りを続け、だだっ広いP1158の西の肩に出ると、細く疎らな木々の間を進む。


1158でしばし休憩。この先は自然林が勝り、広島県側にもブナの綺麗な林が続く。
緩い下りでひろい鞍部に着く。ブナの鞍部を過ぎてまた緩い登りで京ツカ山の三角点だ。
だだっ広く、ここも眺めが良いが霞んで周りの山々は冴えない。十方山も逆光に霞む。
 
京ツカ山から横川越へ
京ツカ山の北東の二重山稜状になったところは大きめのブナがありいい雰囲気。


眺めよく広々とした台地状を東にゆったり登り、京ツカ山三角点よりも高いP1168
ここでも長めに休憩。このピークで進路は真北に振る。


降り着いた広い平坦な尾根からは島根県側が植林となり、植林と自然林との境をアップダ
ウンを繰り返し徐々に高度を下げて横川越へ。ちょうど峠に降り着く前に向かいから6
のパーティがこちらに向かって下ってきている。
横川越にそのパーティと同時到着。
少し山の話をし、一緒に休憩。車を御境峠に廻しておいて、もう1台を二軒小屋に停め、
恐羅漢から縦走中とのこと。(後で分かったが広島山岳会の方たちのようだ)
 
横川越から焼杉山へ
さて、ここから先は6人パーティのトレースがあるので、足が雪に沈まず大いに助かる。
忠実にトレースを辿って高度差200mを頑張って焼杉山へ
旧羅漢山がかなり大きくなってきて今回の縦走は達成したようなものだ。


ブナの木と大杉がところどころに立っていて、いい雰囲気の山になってきた。
南北に長い頂稜の焼杉山は見晴らしよく、以前登った広見山や半四郎山を西に、十方山を
東に、旧羅漢山を正面にと山々に囲まれたいい位置にある。
 
焼杉山から恐羅漢山へ
1201先の広いたわみを過ぎてからは、トレースは登山地図の県境分かれに向かわず、
緩い斜面を左にトラバース気味で進む。そのまま真っ直ぐ旧羅漢山へと続いているようだ。
長い登りの末、旧羅漢山に着いた。
踏み跡が一気に多くなり、この山までは大勢の登山者があるようだ。
山頂の少し先で恐羅漢山を正面に仰ぎながらしばらく休憩。

空はいつしか曇り空となっている。
旧羅漢山からは一旦下り、ゆったり上りなおして20分ほどで誰もいない恐羅漢山山頂へ。
初日はラッセルに行程が捗らなかったが今日は挽回し、冠山からの想定時間ぴったりで
冠山から恐羅漢山へ縦走が達成できた。


恐羅漢山から二軒小屋へ下山
10分ほどして大勢の登山者やスキー客が登ってきた。
賑やかになったところで山頂を出発。
5分でリフト山頂駅へ。そこからスキー場の端を早足で駆け下る。
どこに下りるか思案したが、登山者が駐車しそうな上のほうの駐車場目指して左寄りに下
る。
スキー場から戸河内までバスが無く、帰りはタクシーかヒッチハイクを計画しているの
だが果たしてどうなることやら?
山頂からわずか30分弱で無雪期の登山者駐車場に着いた。
10分ほど休憩。駐車場には登山者の姿は見えない。
 
下山後の移動
スキー帰りの支度をし始めた夫婦の方にこちらの事情を話してみる。
すると戸河内ICまで快く送って頂けることとなった。
いろいろ話をすると、福山市在住の方で、日帰り登山もあちこち行かれているとのこと。
中国地方に山に詳しく、私は偶然にも登山者に声を掛けていた。
冠山からの縦走はすごいといたく感心されていた。
戸河内の道の駅で降ろしていただいた。
「今度はあなたが困った登山者を見かけたら乗せてあげて」と言っていただき、いつも
何故かいい人に出会う。本当に出会いに感謝!
町営バスで筒賀PA近くの伊保地橋バス停へ。そこから筒賀PAに移動し、高速バス益田
行きに乗り、吉和SAバス停下車。約3km夕暮れの集落を歩いて汐谷駐車地へ戻った。
 
久し振りの長い縦走で充実した山行となった。


 
posted by: 管理者 | 里山 | 19:23 | - | - |-
ラッセルin県民の森
JUGEMテーマ:スポーツ
12/21 ラッセルin県民の森
楠堀,重岡(県北山歩と山好ーの会)

年末山行に向けて,最後のフィールドトレーニングは県民の森を,地元でお世話になっている重岡さんと一緒にまわることにしました.6時に三次を出発,途中から除雪が行われていない中,とりあえず県民の森に到着,先週にもまして雪は多い.



重岡さんは,(多分)スーパーかんじきというものを使うみたいだ.ワカンとスノーシューの中間に位置するようなものだ.
今日は出雲峠方面から.いきなり膝下ラッセルから始まる.



すぐに大腿から股下あたりの深さになっていく.雪がしんしんと降る中を進む.今日はスキー好きにはたまらないだろうなあ.



重岡さんはスキーも担いでいる.シートラーゲンですか,久しぶりに見ます.いわゆる縦シーという奴ですか.



とりあえず1時間半ラッセルしたところで重岡さんとトップを交代.ずんずん進んでいく,重岡さん,体力ありますね.



40分やってもらって交代.かんじきの後をつぼ足で進むので,結局沈み込む.バランス取りづらいのでかえって大変.
そして1時間再びラッセル.もうそろそろ避難小屋が見えないかなあと思う頃には,ザックのウエストベルトあたりまでのラッセルになる.膝で雪を押し込みながら,ストックを使ってラッセル.再び重岡さんに交代してもらうと,すぐにトイレを発見!


そして避難小屋!重岡さんが先について雪かきをしてくれていた.


ここで大休止することにする.重岡さんは14時までやろうといいますが,これでは帰りも時間掛かりそうなので,このすぐ先の分岐までにすることにした.避難小屋まで3時間半でした.昼食を食べて,ワカンをはいて,分岐まで進む.

分岐点


重岡さんはスキーを履いて戻ります.


ラッセルの後を戻るわけなのでかなり楽になった.ワカンの効きも思ったよりいい感じ.
樹林帯が綺麗だ.


出雲峠と六の原の半分くらいまで来たあたりで3人組の若者男子グループに会う.3人組が踏んでくれたので更に楽になって進む.ところが,しばらくすると3人組は引き返してきた.聞けば不安になってしまったようで引き返してきたそうだ.年末に北八ヶ岳に行くことにして,トレーニングのために広島市内からやって来たそうだ.雪には慣れていないようだったが・・・.

六の原には1時間半くらいで戻れました.帰ってみると,車の上には20cmくらい積もっていました.


 
posted by: kussan | 里山 | 22:07 | - | - |-