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九州遠征

[山行日]平成29年6月10日〜11日

[ルート]由布岳・九州オルレ別府コース

[参加者]由布岳:M本・O成・F川・G藤(お鉢廻り) N崎(マタエ) D江・M好

    九州オルレ別府コース:M本・O成・F川・G藤・M好

 

平成29年6月10日絶好の登山日和、足取りも軽く正面登山口から上ります。

 

由布岳に向け出発

緑が美しい登山道を進みます

良い眺めです

お鉢廻り…圧巻のミヤマキリシマ

慎重に下ります

西峰山頂

 

平成29年6月11日朝方まで降った雨の為、九州オルレ別府コースに変更

 

九州オルレ別府コース

メタセコイア並木

このマークとリボンが目印です

神楽女湖のショウブ

余裕の笑顔

志高湖のアヒルさん

posted by: chiharu | 九州の山 | 21:37 | comments(0) | - |-
宮之浦から宮之浦岳、花之江河、栗生へ縦走

【期 日】2016年12月22日(木)〜24日(土)

【参加者】H内、O藤

【地形図】屋久宮之浦、宮之浦岳、栗生

【コース】宮之浦港〜益救参道〜龍神杉〜高塚小屋〜宮之浦岳〜花之江河〜大洞杉〜栗生

 

12月22日

 

前日は南薩摩の山々を巡り、フェリーハイビスカスに乗船する。

前夜、甲板からは満天の星空を眺めることができた。

しかし翌早朝、西之表港を出港すると風雨が激しく船も揺れだした。

宮之浦港に入港の前、パッキングしていると2人とも少し船酔いした。

雨の降る中、足早に薄暗い宮之浦の街を抜ける。

以前泊まった「晴耕雨読」という懐かしい宿の看板が道端に見える。

街はずれで、右に宮之浦川左岸をいく立派な舗装道路を進む。

ガスが取り巻く前山の眺め

 

雨の降りしきる中、もくもくと歩く。

奥山は雨で煙っているが、いくらか望める。

これから山の奥に入るが、気分は天気と同じく重たい・・・。

湯川橋の上からP818や志戸子岳(左端)方面を望む

 

しばらく立派な舗装道路を歩いてやがて湯川橋を渡る。

宮之浦川は幅もあり大きい。

渡った先にゆのこの湯という立派な温泉施設がある。

ここからは宮之浦川の右岸をゆく。

途端に砂利道の細い林道歩きとなる。

ヘゴが茂る緑濃い神之川林道をゆく

 

長い林道歩きの末、宮之浦から2時間掛かって益救参道への支林道の分岐へ。

最初は急で舗装された道はすぐに荒れた砂利道となる。

標高差200m余り登って林道終点へ。

幸い雨があがる。

虹が向かいの山並みに掛かって美しい。

このまま晴れてくれれば・・・・(もちろんそうはいかなかった)

志戸子岳の東に青空が覗く

 

林道終点から背後の山並みをしばらく眺めて休憩

行動食を摂る。

すぐ横で騒がしい声がする。

ヤクザルの集団が採食中だ。

夢中になっているようで、こちらの存在に気付いているが無視しているようだ。

ヤクザルの集団が採食に精をだしている

 

雨もあがって少し薄日も射し、気分が良くなる。

林道終点から細い山道を進む。

やがて、以前屋久島の人に教えてもらった石畳が姿を現した。

結構長く、しっかり残っていて感動!

聞いていた通り立派で、こんなに長く残っているとは。

苔むした石は丹念に積まれておりよく原型が保たれている。

自然に馴染んで一体化した美しさがある。

静かに歩を進める。

 

苔蒸した石畳          薄日が射す石畳み

 

高度差230mほど稼ぐと森林軌道跡と交差。

そのうえで再度交わり峠となる。

そこからほぼ水平に耳崩の東山腹を巻く軌道跡を進む。

峠から400mあまり進んだところで軌道跡を離れ右に急な尾根を上がる。

緩急を繰り返して沢の左岸を進む。

やがてこの沢を渡り、だんだん急な尾根の登りとなる。

霧の中の龍神杉

 

ガスの中となり、激しく雨が降り出す。

標高1,280m、P1370の北東尾根の手前で龍神杉と出会えた。

ひと際大きくて立派だ。

龍神杉から先は風雨激しい尾根を歩く ガスで何も見えない

 

さてこの先は道を間違えしばらく藪をこぐ

雨が本降りとなり、雨具も役に立たない。

2人ともすでに下着や靴中もびしょ濡れだ。

風も強まり寒くなる。

今、寒冷前線通過後の強い冬型の気圧配置となってきた。

P1370を越えて古道を進む。

太古杉手前で道から外れ風の当たらない場所でテントを張る。

屋久島は本当に水に困らない。すぐ下に沢の流れがある。

今日は一瞬の晴れ間に少し期待したが風雨激しい歩きとなった。

 

12月23日

 

古道に復帰し、すぐに太古杉だ。

朝は幸い、ガスは掛かっていなく見通しは効く。

明瞭で緩やかな道を進み、高塚小屋へ。

O藤さんは屋久島が初めてで、有名な縄文杉を見学する。

中が空洞化した杉

 

何本にも枝分かれ

 

穏やかな尾根道を進む

 

高塚小屋から登りに掛かると風が強い。

新高塚小屋で少し休憩。

以前、女医を目指すTさんと縦走とした時に泊まった懐かしい小屋だ。

ちょっと古くなった感じが否めない。気候が厳しいからだろう。

ここから先、ガスの中となる。

黙々と歩く。

やがて高山帯らしく木の背が低くなり風当たりがさらに強くなる。

数日前に積もった雪が影に残っている。

登山道の窪みも残雪がところどころ。

気温も低下してきて相当寒い。

永田岳への分岐を過ぎると雪がちらつく。

樹氷が岩やシャクナゲの灌木に付いている。

強風の宮之浦岳に11:30頃着。

 

宮之浦岳山頂で

 

宮之浦岳から先は何度も歩いた道だが、今日は初めての天気の中歩く。

ガスで視界が無いのでどんどん進む。

投石平は絶好の休憩ポイントだが今日は強風が吹き抜け寒いだけだ。

その先の風の当たらない場所で休憩を入れる。

黒味岳の分岐を通過し花之江河へ。

濃いガスの中で今日は冬枯れで殺風景。

宮之浦岳から写真も撮らず歩いてきた。

寒く風も強く、今日は早めに切り上げる。

水を確保し、栗生歩道に入る。

昨年の秋、湯泊から辿って来た湯泊歩道分岐を過ぎる。

栗生歩道を辿る。

予定では大洞杉まで行くつもりだが、ガスと雨では面白くない。

花之江河から半時間ほどのところで今日の行動を終えた。

 

12月24日

 

夜半に入山から続いていた強風がようやく収まる。

夜空に星が煌く。

今日は下山日だが、やっと清々しい朝を迎えた。

朝は氷が張る寒さだ。

テントの横の木に登ると高盤岳の岩が望める。

7:50遅めに出発。

下りに差し掛かり、展望雄大な露岩帯に着いた。

栗生歩道から黒味岳を望む

 

南に目を向けるとジンネム高盤岳や烏帽子岳、七五岳が姿を現した。

屋久島独特の大きな岩がところどころ樹林帯から頭を出している。

島の周りは雲が目線より低く、雲海となっている。

七五岳の岩峰を望む

 

歩道は穏やかな尾根の入り組みを複雑に進む。

このあたり登山道を外すと読図は難解だ。

このあたりの歩道は立派で植物の解説案内版が高頻度に設置してある。

やがて杉の木が大きくなってきて深い森林帯に入っていく。

快晴の青空が広がり、森に射す光が幻想的だ。

苔を纏った枝が横に這う

 

次第に森が深くなり、引き換えに広い風景は見えなくなってくる。

それでも、奥山が樹林越しに見え隠れする場所がところどころ現れる。

かろうじて中島の頭(左端)のすぐ右に宮之浦岳、栗生岳が見えている

 

緩やかに下降を続け、森林美を楽しむ。

やはり晴れているとすごく心地よい。

深い森を歩くのは気持ち良い

 

尾根と浅い沢が複雑に入り込む地形を進む。

道は巧みなルートを縫って引かれている。

屋久島はどこも尾根のすぐ近くに流れ豊かな沢がある

 

水辺の横を通るところもあり少し休憩。

2時間半ほどで林道の登山口へ。

立派なベンチは成長した木に取り囲まれ自然に返りつつある。

林道も幼木がびっしり生えてきており、車はとっくに通れない道と化している。

林道は辿らず、そのまま横切る。

古道に入り、さらに下降すると広い平らなところに着く。

ここが大洞杉で、大木が横たわっている。

すぐ下には流れがあり、泊まるにもいいところだ。

大洞杉の中から

 

さて、ここからは尾根を概ね進むが、非常に複雑なルート取りだ。

尾根を忠実には行かず、枝尾根をかすめたり・・・・

沢に下って別の支尾根を巻いたり・・・・

山腹を巻いたり登り返したり・・・・

非常に長く感じる。

大木の横を過ぎる

 

尾根では無い場所は踏み跡が判然としない。

ただ、ピンクの目印が頻繁にあり、迷うことはない。

最後、林道に降り着く手前で気付くと目印を見失った。

まぁいいか・・・現在地は分かっているので。

やがて右下には地形図にある支林道が見えてきた。

そのままこの林道に降り、本林道に合流する前をさらにショートカット。

近道をして標高410m地点で本来のルートの林道に出る。

標高400mを割るとヘゴが時々生えている。

さらに下って行くと、林道端に綺麗な黄色いランが群生している。

植林の林床はクワズイモでビッシリ。

小楊子川沿いの林道に合流し、左岸高くを下っていると栗生の街と海が見えた。

人家が出てくるとすぐに栗生川に沿い、栗生橋に。

旧橋を渡ってバス停へ。

 

ようやく終着地の栗生へ

 

バスまで1時間余り時間がある。

荷を置いてメヒルギを見にゆく。

ここは2度目の訪問だ。

海にタッチして宮之浦岳山頂から海まで歩いて繋がった。

夕刻、ゆったりとした時間を過ごす。

我々2人だけの乗客を乗せて最終バスは定刻に出発。

無事3日間の山行を終えた。

夕日を浴びるメヒルギの群落

 

下山後 

バスで原に移動。

民宿「とんとん」にお世話になる。

杉の香りが素敵な宿で居心地がとてもよくリラックスできた。

山の疲れを癒す。

落ち着いた木の香りの広間でゆっくり屋久島のお料理をいただく。

 

12月25日(登山無し)

 

宿の目の前には快晴のもと、モッチョム岳がでんと聳える。

モッチョム岳へは以前、快晴の中登った山だ。

今日はその山へ登る予定だったが、縦走で疲れたのでまた次回の機会に・・・・。

今回は宿の周辺を散策することに。

モッチョム岳を眺めながら海岸や草花や湧水や滝を見て歩く。

午後、宮之浦港にバスで移動し、フェリーで帰路についた。

 

原集落の近くから畑越しにモッチョム岳を眺める

 

山河湧水(やまんごゆうすい)

 

トローキの滝とモッチョム岳

 

  

   

  

山麓の花々

posted by: horiuchi | 九州の山 | 14:15 | comments(0) | - |-
南薩摩の山々 金峰山、野間岳、磯間嶽

【期 日】2016年12月21日

【参加者】H内、O藤

【コース】JR指宿枕崎線の坂之上駅最寄りでレンタカーを借りて周回

     金峰山、野間岳へと登り、そこから海岸線の風景を楽しみながら磯間嶽へ廻る

 

 前夜広島駅から夜行バスで鹿児島中央駅へ。乗り換えて9時過ぎ、坂之上駅へ降り立つ。

 22日からの屋久島山行の前に普段行くことのない南薩摩の山々を巡ってみることに。

 今夕の18時発フェリーハイビスカスの乗船に間に合わせるため、少々急ぎ足となった。

 

 

金峰山                  海岸から野間岳と野間半島

 

 

大海原を眺める              野間岳山頂より枕崎方面を望む

 

 

国道226号からの風景           野間岬

 

 

荒々しい海岸線              沖秋目島の光と影

 

 

磯間嶽山頂から南に続く尾根        開聞岳を望む

 

posted by: horiuchi | 九州の山 | 13:40 | comments(0) | - |-
桑原山から夏木山へ縦走

【期 日】2016年12月3日〜4日

【参加者】H内、O藤

【地形図】木浦鉱山

【ルート】七年山〜桑原山〜木山内岳〜夏木山

 

12月3日

前夜広島に集合し、道の駅宇目で仮眠

翌朝は深い霧の中、北尾根の登山口へ

車で夏木新道登山口へ行き、自転車で戻る

登山開始は快晴となり、単調な尾根を登って行く

 

桑原山北尾根の途中より木山内岳、夏木山方面を望む

 

堀切からは西にこれから向かう山々が見えてきた

桑原山までは針葉樹主体の尾根を進む

途中、ちょっとした岩場があり、背後に由布岳などが見えだしてきた

七年山は何の変哲もない樹林中の展望のない山頂だ

次第に冬枯れの明るい林を登ってゆく

 

桑原山(くわばるやま)から大崩山(右)、だき山(中)、鬼の目山(左)を望む

 

県境尾根に達し、やっと南側の展望が開ける

南東方にわずかで桑原山の山頂へ

祝子川源流を隔てて、大崩山の岩稜と鬼の目山方面が綺麗に見渡せる

 

傾山と由布岳、鶴見岳を望む

 

桑原山からは夏木山に向け縦走だ

青空には刷毛で刷いたような雲が広がり、明日の悪天が予想される

途中、北に張り出した岩の上から由布岳や傾山が綺麗に見える

木山内岳への登りに転じるころ、O藤さんの足の調子が・・・・・

標高1,400mの小さなコブを越えた展望のいいところで本日の行動を終える

夜は満点の星空を眺めながら、お酒と山の話に夜が更ける

 

木山内岳東方より桑原山を望む

 

12月4日

翌朝は出発とともに雨となった

まもなく濃いガスに包まれる

展望を楽しみにしていたが、仕方ない

 

ガス濃い森をゆく

 

風雨とガスの中、馬酔木に進路を邪魔されながら歩く

木山内岳を越えて下降し、喜平越へ

 

喜平越

 

喜平越から先は枝尾根に入らないよう多少注意して単調に進む

雨とガスは一向に変わらず、今日の天候は期待できない

ガスの中にボーと現れる木々の姿を楽しみつつ・・・・

 

 

風下でしばらく休憩

瀬戸口谷への分岐である広い鞍部に着く

大きなブナの木がある平らだが、あたりは薄暗い

晴れれば綺麗なところだろうに

次のコブは登らず、濃いガスの中、左斜面をトラバースして進む

少しの急登で五葉岳へ続く尾根に達する

北に進路を採り、夏木山へ

以前、傾山から大崩山へ縦走の際泊まった懐かしい山頂だ

今日は濃いガスで何も見えない。

風下側でしばらく休憩

 

夏木新道を下山

 

山頂から70mほど下降して夏木新道へ

縦走路と分かれ、新道を調子良くどんどん下る

林道に降り着いて少し先が駐車地

やっとガスを抜けだして雨も止んだ

七年山の登山口で自転車を回収し、藤河内温泉へ

残念ながら改修期間で休業中

温泉に入らないまま、帰路ついた

 

今回、残念ながら木山内岳から夏木山まで全く展望の無い縦走となった

また別の機会に大崩山系を訪れたいものだ

鬼の目山から大崩山へ辿るのも面白そうだ

posted by: horiuchi | 九州の山 | 14:08 | comments(0) | - |-
上福根山から山犬切、白鳥山縦走と水上越周辺の原生林を歩く
【期 日】2016年5月14日〜15日
【参加者】H内、O藤
【コース】横平〜上福根山〜七遍巡り(⇔南山犬切往復)〜水上越〜アンドウコヤ谷源流〜
     〜白鳥山〜上ノ内谷
【地形図】椎原、不土野

九州脊梁山地の川辺川源流部、国見岳の西側一帯や水上越周辺には穏やかな沢と尾根が
複雑に入り組み、あまり人の手の加えられていない原生林が残されていて大変魅力的な
美しい森の広がる地域だ。
水上越の北側、アンドウコヤ谷源流を訪ねてみることにする。
その水上越以外にも周辺の代表的な山々も辿ってみることとして、前夜広島を発った。
14日は快晴のち曇り夜雨、15日は終日濃いガスとなり、変化のある光景が広がった。

5月14日
夜中は満点の星空。
2時間余り仮眠して、まず下山口とする上ノ内谷登山口に車を置き、自転車で横平へ戻る。
県道との分岐点に自転車を残置する。
長い車道を登り詰めて登山口に。
植林の中を単調に高度を稼ぐ。
P1,300で一旦ピークに出る。
そこからようやく自然林となって1,428mは最後の登りがきつい。


国見岳と烏帽子岳、五勇山を望む

緩いアップダウンの後、鞍部にある4等三角点に着く。
結構展望があり小休止。
その後広く気持ちいい尾根を緩やかに辿るとシャクナゲがだんだん多くなってくる。
少し時期が遅く、花は散り気味だがところどころ淡いピンク色がブナの黄緑色に映え綺麗だ。

ツクシシャクナゲの淡いピンクとブナの黄緑

シャクナゲの林の間を抜け、上福根山へ。
あまり展望は効かない。
20分ほど休憩する。
青空が広がっているが、刷毛で掃いたような雲がありこれから天候は下降気味のようだ。
クマザサは多くが枯れ気味で、これから衰退していくようで他の山域と同じ現象が見られる。

遠く扇山方面を望む

上福根山からは明るいブナ主体の稜線漫歩だ。
O藤さん先頭にたおやかな尾根歩きを満喫する。
次のピークは見晴らしが素晴らしい。
国見岳や烏帽子岳、明日辿る白鳥方面の山々、遠く市房山や阿蘇高岳、根子岳も少し頭を見せている。
これから向かう七遍巡りという変わった名前のピークも見え、淡い緑一色だ。
その先で初めて登山者に出会い、花の状況を交換する。
足元には次第にバイケイソウの緑が濃くなってくる。
やがて廃林道に向かって下降すると石灰岩の露頭が現れ、シャクヤクの群落が出現。
しかし花期は終わりに近づいているようで花は少ない。
満開の時期は壮観だろう。
廃林道の脇にはひと際大きな花が咲いていた。

ブナの斜面

林道をそのまま横切り、広やかな斜面をゆったり登って七遍巡りのピークに。
実に広く、円く、ガスの日は迷いそうな伸びやかな山頂だ。
大きなブナの木もあって明るく気持ちいい山頂だ。
時間があるので、地形図の山犬切=南山犬切の三角点まで往復する。
途中鞍部あたりから南に市房方面の展望がいい。

面白い形だ どうしてそうなるの・・・

七遍巡りに戻ってお昼休憩。
さてここからは本日最後の下りだ。
緩やかな広いブナの尾根を下る。
一旦広い平坦となって再度細くなった尾根を下る。
進行左手は浅い谷で、バイケイソウとシャクヤクの群落になってきた。
こちらの群落は規模が大きく、まだ多くが花を咲かせていて壮観。

石灰岩とシャクヤク

浅い谷間のカルスト地形とブナの黄緑、落ち葉を引き詰めた地面とシャクヤクの白の色合いが素敵だ。
いくら眺めても飽きない。
楽しい散策だ。道もあったり無かったり、適度な踏み跡で自然に馴染んでいる。
やがて2〜3緩いコブを越えたところが水上越の標識のある鞍部だ。
鞍部からは適当に北側の源流部を散策する。
原生林の斜面を斜めにトラバースし、好きな場所を練り歩く。

深い森、緑の絨毯をゆく

実に素晴らしい森が広がっている。
伸びやかな大地は浅い谷と尾根が交わり、360度見渡す限り大きな木の森だ。
何か妖精でも出てきそうな気配。
小さな支流の出会いのある木漏れ日の射す小広場で今日の行動を終える。
夕方、森の中で何もすることのない至福の時間を過ごす。

水のほとりで…


木漏れ日射す源流部の台地

久し振りにコノハズクの声を聴く。
ここにもいるのだ!遠くの声だが複数の声が森の中に響きうっとりさせてくれる。
さらに笑い声のようなアカショウビンの声も聞こえてくる。
やはりここは原生的な自然が保たれた貴重な場所だ。
夕方は少し残念だが曇り空になった。
夜半雨が降る。

5月15日
翌朝は濃い霧に包まれた。
展望は無いが、その代わり今日は実に幻想的な奥深い森の風景を堪能できる!
まさしく癒し系そのもの・・・。うっとりする空間だ。
さて源流一帯の森は・・・。
カルストの石灰岩が現れると、ブナの林床にシャクヤクの群落と白い花々が点々と・・・。
霧の中に浮かぶ木肌や地面の感触、水の流れる音、匂い、風・・・。
しばし気の向くまま彷徨い歩きを・・・。
霧の森の風景を・・・。








昨日と違い、白い中にすっと木々が現れ、本当に幽玄の世界だ。
十分森を楽しんだら源流を詰め、鞍部からトラバースし主尾根に合流。
そこからも濃いガスの中、白鳥山へアップダウンンを繰り返し、何も見えない白鳥山へ。
白鳥山から御池への下りではシャクヤクの群落が。
花盛りで大輪が素晴らしい。ブナの木の根元を取り巻く花々・・・。
ヒトリシズカやイチリンソウなど可憐な花々を愛でつつ・・・。


御池からは上ノ内谷へ下る。
両岸とも自然林に覆われ緑が優しい。
緑にうっとりしながら今山行最後の下りをゆっくり周りの風景を楽しみつつ。
上ノ内谷登山口に着くとガスをようやく抜け出し、新緑がより一層鮮やかになった。
脊梁山地の穏やかな源流部はいつまでもそのままであってほしい。
それに熊本地震が早くおさまりますように・・・。
今回、シャクヤクの大輪に、コノハズク、アカショウビンの声などすごく自然を感じる
ことができ、素晴らしい山行となった。
またいつか来よう。




 

 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 19:53 | comments(0) | - |-
七ツ岳から父ヶ岳、頓泊海岸へ
2016年3月13日(土)   五島の山行
14日(日)〜15日(月)五島の旅

五島列島はまだ踏み入れたことのないエリアだ。
この五島に山があるのか少し調べると列島で一番大きな福江島に最高峰の父ヶ岳
があり、七ツ岳とあわせてよく縦走されているようだ。
また、五島で一番海の色が綺麗と言われている高浜や頓泊の砂浜が近くにある。
そこで地形図をよく読んでみると、父ヶ岳から頓泊の海岸までは大した距離がない。
ならば父ヶ岳から直接頓泊に抜けたら一番いい山行になりそうだ。
ネットなどでは岐宿町大川原からのルートはあるようだが、頓泊へは見つからない。
頓泊まで降りて時間があればその日に嵯峨ノ島に渡る計画とした。
今回は山行というより半分以上の割で旅の要素が高い。

七ツ岳から父ヶ岳へ縦走し、頓泊の海岸へ
前夜仕事を終えてから新幹線で博多へ。
晩ご飯は博多で食べる。駅前のピンクのイルミネーションが美しい。
博多埠頭行きのバスは帰宅の人で満員。
満員のバスに乗るのは久し振りだ。
快適なフェリー太古で定刻に福江港に着く。
いままで乗ったことのある離島航路としては設備が最高だ。

フェリー太古
少し時間があるので街を散策。
9時10分発の五島バスに揺られ35分、車窓右手に七ツ岳が見えてきた。
七岳口で下車し9時50分登山開始。

五島バス車内から七ツ岳を望む
緩い登山道は後半ほど傾斜が増し、七ツ岳に10時30分に着いた。
天気が良く、東に福江島中央部の盆地と南西側の展望が良い。
照葉樹の森が広がっている。
北に目を向けると、父ヶ岳から東に伸びる山稜が正面から見える。
緑一色で、同じ高さで連なっている。
父ヶ岳の右手にはちょっとした岩稜帯が格好いい。

鋭鋒と父ヶ岳
その岩稜を越えると、前方に父ヶ岳へ続く稜線が見渡せる。
七ツ岳からしばらくはアップダウンが続き、高度感もある。

父ヶ岳への山稜
荒川方面から玉之浦湾とその先の島山島、大瀬崎方面の山々が良く見える。
垂直に切れた岩稜の脇からの風景も素敵だ。

崖の横から島山島と玉ノ浦湾を望む
小刻みなアップダウンが5,6回ほど続くだろうか。
P328を過ぎると下りとなる。道幅は広く快適だ。
やがて照葉樹の落ち着いた尾根道となり、七ツ岳から50分で七岳神社への分岐へ。
小広場になっていて暑いときは木陰で休憩に良さそうだ。
この広場で少し休憩。
これから先は展望が無く、高度差100mの急な登りだ。
風が無く、汗がでる。
最初の標高350m余りのピークは木が刈られ、茨が茂りチクチクする。
しかし展望は無い。
その後はP354、P328を緩やかなアップダウンで単調に歩く。
やがて右手から水の流れる音が近くに聞こえてきて緩い鞍部に辿り着く。
この鞍部からは登りに転じて高度差80mで父ヶ岳の南の肩に登り着く。

頓泊コースを示す道標
ここは頓泊への分岐となっていて道標が置いてあった。
荷を置いて父ヶ岳へ。(実は日帰りの山だが泊り道具を持っているので結構重い)
照葉樹の中を一気登りで高度差100mほど。
山頂直下まで樹林で包まれていて景色は見えない。
落ち葉で滑りやすく、ところどころロープが張ってある。
山頂は灌木が多く狭い。露岩がところどころにある。
展望は360度だが、何といっても高浜、頓泊の海岸のエメラルド色と白い浜が印象的だ。
海の色は沖縄の海のようで、目にも鮮やかだ。
海岸の向うには今日渡る予定の嵯峨ノ島の男岳と女岳も見える。

父ヶ岳山頂から頓泊海岸と高浜海岸を望む
父ヶ岳で景色を堪能してもと来た道を南に戻る。
肩の分岐から頓泊へのコースに向かう。
照葉樹の薄暗い斜面を真西に向かって下降する。
すぐに小さな流れを辿るようになり、道は無いので右岸左岸を適当に歩く。
赤や青のテープのコースサインがあちこちにありルートは明瞭だ。
標高差130mほど下ると青色の屋根の抜けた小屋に着いた。
巡礼石小屋という名称が掛かっている。
中には地蔵様が祭ってあるがかなり荒れている。
水量の多くなった沢をなおも下ると、左岸の高みに林道跡の筋が見てて来た。
少し並行に下って林道跡が沢に近くなった箇所で左岸の林道跡に登る。
僅かに下流側に進むと頑強なシダの藪の中に赤色テープが下がっている。
地形図をよく見ると林道の分岐点だ。
だが尾根を乗越す方の道は完全に藪に覆われてる。
十数メートルほどシダのバリケードを無理やり突破すると歩き易くなる。
すぐに尾根上に達し、林道跡はさらに前方に真っ直ぐ続く。
この鞍部で左に直角に細い踏み跡がある。
藪を分けて少し下ると左に山腹をトラバースするよく踏まれた道となった。

<父ヶ岳から頓泊海岸へのルート図>

道の幅もあり、道の掘り込み具合といい、かつてよく歩かれた道に違いない。
一定の勾配で山腹を巻いたあと、支尾根上に出て、西に尾根沿いを下っていく。
尾根の下部ではやや南側に回り込み、最後はやがて北に向きが変わる。
すぐに広い平坦な場所に出る。ここは椿の林になっている。

頓泊への穏やかな森の道
下草の無い歩きやすいところを海に向かい適当に進むと明るい草地に出た。
すぐに国道が現れ、横切った先には明るく広い空間が広がった。
浜はちょうど干潮のようで、はるか先まで白砂の浜となっている。
解放感満点で思わず海に向かいたくなる。
裸足になり、ザックを置いて空身で海に向かう。
砂地は思ったより固くて沈まない。
昨年の西表島南海岸を辿った時の感触に浸る。
そう、海の色はまさしく沖縄のエメラルド色と同じだ。
鳶の鳴き声と周囲の緑の山々と青空、白雲、海の色に癒されるひととき。
真正面の嵯峨ノ島が引き立つ。
波打ち際まで達し、しばし佇む。海の音が優しい。

頓泊海岸と嵯峨ノ島を望む
景色を楽しんだら再び砂浜を歩いて戻る。
予定通り歩いてきたので、16:45発の船には十分間に合う。
今、正面に見ている島へ夕方には渡るのだ。
先ほど辿ってきた父ヶ岳の山並みが今度は正面に映える。

頓泊から辿ってきた山並みを望む

山行後は嵯峨ノ島へ
ザックを担ぎ、国道を北に向かう。
車はめったに走っていない。
トンネルを越えると今度は有名な高浜海水浴場だ。
やはり幅の広い白砂の海岸で、かなり沖まで浅瀬となっている。
ここはさすがに観光客が何組かやってきている。
ここでも波打ち際まで裸足で歩く。
すごく気持ちいい。
十分休憩し、また国道を北に向かうが今度は海沿いの旧道に入る。
しばらくの登りで展望台に着く。
ここからは高浜と頓泊の両方の海岸が眺められる。
解放感満点。向かいにはやはり嵯峨ノ島が。

高浜海岸と頓泊海岸を望む
ちょうど船が貝津港に入るところだ。
貝津周辺の人家と畑が広がり、緑色の濃淡のモザイク模様が美しい。
三井楽半島の真ん中にある京ノ岳のゆったりした緩い裾野が広さを感じさせる。
船の出港時間まで1時間を切ったのでそろそろ貝津港へ向かう。
貝津港から「さがのしま丸」の客となって嵯峨ノ島を目指した。
上陸後、嵯峨島教会を見学し、男岳、千畳敷を巡って女岳山頂へ。

翌日、女岳の南側から火山地形を目の前にする。
昨日辿った七ツ岳から父ヶ岳にかけての山並みの背後から朝日が昇る。

嵯峨ノ島から七ツ岳、父ヶ岳の山稜を望む
女岳、男岳の火山地形を見学し、戻る道で昨日の山々が綺麗に見渡せた。

再び福江島に戻り旅を続ける
福江島に戻って、鬼岳や大瀬崎灯台、荒川温泉、白良ヶ浜、嵯峨島教会、三井楽岳教会、
柏崎、水ノ浦教会、魚津ヶ崎、堂崎教会など、電気自動車のレンタカーで巡った。
午後から残念ながら雨模様。
今夜は民宿泊まり。魚料理が大変おいしかった。五島うどんもいい味だった。
翌日は天気が回復し、レンタカーで景色を堪能。
ドンドン渕で休憩。その後、堂崎教会を見学。
宿で同宿の人はなんと知床の沢に登ったことのある人で少し山の話をした。

帰路は五島汽船の「フェリーさくら供廖なんの飾り気もない船なのが実にいい。
たまたま乗り合わせた地元五島の人達とのいろいろな話であっという間に時間が過ぎる。
「頓泊への道はもう何十年も前はよく寒蘭を採りに行った時に利用した道だ。だがもう今では誰も利用する人が無い。当時は林業関係者や島の人達も利用していた。島の人は用事もないのにわざわざ山に登りに行くとうい習慣は無いよ」「今でも椿の新種が見つかることもある」とか…。

充実したひとときで長崎に着いた。
さて、広島に帰ろう。

フェリーさくら兇乃∀につく

五島 旅の画像
    
嵯峨ノ島 男岳        嵯峨ノ島 女岳       嵯峨ノ島 火山涯

   
鬼岳から箕岳方面       大瀬崎灯台         荒川温泉

    
魚津ヶ崎           ドンドン渕         戸岐湾の入江とP280
 
   
嵯峨島教会          水ノ津教会         堂崎教会












 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 21:31 | comments(0) | - |-
英彦山
2016年1月9日 

朝0:30広島発、20:30着の日帰りハイキング
銅の鳥居より参道をあがり、奉幣殿で参拝後、登山開始。
雲が多いが遠くは良く見渡せる。
1時間半ほどで樹氷の山頂へ。
気温マイナス3℃
北岳、南岳も樹氷で覆われている。
南岳から鬼杉へ降りる。
岩場は薄く雪が乗っていて慎重に。
材木岩を経て途中から大南神社に寄る。
社殿が大岩とマッチしている。
鬼杉は思っていたより巨大で立派だ。
屋久島の山々を彷彿させる。
鬼杉から少し登って玉屋神社へ。
ここも背後の大岩と一体化していて荘厳だ。
社殿の前の風景も落ち着きある素晴らしい眺めだ。
玉屋神社から多少のアップダウンで奉幣殿へ戻った。


奉幣殿


南岳鞍部より英彦山中岳と大きく立派な上社を望む


樹氷の南岳に向う


鬼杉


英彦山山腹の森をゆく
posted by: horiuchi | 九州の山 | 20:53 | comments(0) | - |-
湯泊から七五岳、烏帽子岳、高盤岳を経て永田岳、永田浜へ
【期 日】2015年9月19日(土)〜22日(火・祝)3泊4日
【参加者】H内
【地形図】1:25,000地形図 栗生、宮之浦岳、永田岳
【ルート】

 湯泊バス停〜湯泊歩道登山口〜七五岳〜ミノの小屋跡(⇔烏帽子岳へ往復)
 〜ワレノ岩屋〜デー太郎岩屋〜高盤岳北西鞍部(⇔高盤岳へ往復)〜花之江河
 〜黒味岳別れ(⇔黒味岳へ往復)〜投石平〜宮之浦岳〜焼野三叉路〜永田岳
 〜鹿之沢小屋〜桃平〜姥ヶ岩屋〜竹ノ辻〜永田岳登山口〜永田バス停(⇔永田浜へ往復)

 
屋久島は今回で5回目。
今回はシルバーウィークを利用しての山行なので静かそうなルートを考えた。
まだ辿っていない湯泊歩道から登り主稜を縦走し、永田歩道を下る南北縦断ルート。
樹林美の山を巡る旅を目的にする。
前回は鯛ノ川の沢登りだったので宮之浦岳と花之江河の間の縦走は4度目になる。
屋久島の南に位置する七五岳や烏帽子岳からの展望や岩
峰を眺めることと、
それに恐らく九州で一番の高低差のある永田歩道を辿るのも魅力だ。
広島から新幹線と夜行バス、朝の高速船トッピーを乗り継いで湯泊バス停に向う。

 

【行程1日目】行動時間 4時間20分 天気 晴れ時々曇り、14時から曇り
湯泊バス停12:00〜15:35湯泊歩道登山口15:45〜16:20 標高980m直登ルート分岐先の広場

 
湯泊バス停から湯泊歩道登山口へ


以前にも立ち寄ったバス停前の商店でミカンとビールを買って出発。
コンクリートの急な登りの車道歩きで暑くて大汗をかく。
1時間ほどで車両通行止めの看板が…。
新しい車道をクロスし、川に沿うようになると林道は大きく崩壊。
跡形も無いところに出た。巨石が道を埋め尽くす。
車道を離れ、崩れた斜面を登って近道をする。
しばらくは車道の崩れた場所が断続的に続くが、上部に向かうほど程度がましになる。
バス停から3時間半で湯泊歩道登山口に着いた。
そのころから天気が怪しくなり、少し霧雨が混じる。
少し上部からはガスも掛かり始めていて島の天気予報はあてにならない。
ここで泊まるか迷ったが、明日の行程を考えて先に進む。

 
湯泊歩道登山口から標高980m直登ルート分岐先の広場まで

歩道に入ると道は安定していて、林道とは大違いだ。
緩やかに辿る。
足元を見ると細くて痩せたヤマビルが2匹靴に取り付いているが、元気が無さそう。
40分余りの山道歩きで七五岳への直登ルート分岐だ。
分岐のすぐ先に広場が見え、その背後には広く陰湿な池跡がある。
今日は曇天で薄暗く、森は少し不気味だが、この広場に泊まることとする。
鹿の走る音と鳴き声で少し騒がしい。
水はすぐ先に水量の多い沢があり困らない。
背後の池は、後に屋久島のガイドさんから聞いたところ、ここでトリモチを作っていたとのことだ。
人が開拓した跡なのだがこの時は知らなかった。
夜は曇ったままで、漆黒の闇だ。ラジオを付けるとなんと電池が消耗している。
夜中は何故か鹿や猿の声はせず、風もなくラジオも聞けず静まり返った一夜となった。


 
 
【行程2日目】行動時間 8時間25 天気 曇り時々晴れ 正午から曇りのちガス
標高980m直登ルート分岐先の広場6:50〜8:30七五岳東鞍部(⇔七五岳8:45〜9:30)9:40〜10:10ミノの小屋跡⇔烏帽子岳10:30〜11:00)11:20〜12:45ワレノ岩屋12:55〜14:10デー太郎岩屋14:20〜高盤岳北西鞍部15:00〜15:15高盤岳

 
標高980m直登ルート分岐先の広場から七五岳へ

朝の天気に期待していたが夜が明けるとやはり曇天だ。
幸いガスは掛かっていない。
薄暗い森を左に登り気味にトラバース。
沢を2回渡って尾根に取り付く。
短い間隔でテープがあり、踏み跡は薄いが辿るには問題ない。
意外と藪は薄くて思ったより歩き易いがやがてかなりの急登となってくる。
風がなく今日も暑い。
鳥の声も少なく静かな登りだ。
だんだん木々が大きくなり、森の雰囲気が素晴らしい。
背後から少しずつ青空がのぞくようになり、天気が期待できそうだ。
尾根は上部に向かうほど急になり、次第に道も怪しくなってくる。
目印も少なくなりよく見ておかないと道を外すようになり時間が掛かる。
10m進んでテープが無ければ道を外していることが多い。
晴れてきて前方の高みの岩峰が青空を背景に威圧感をもって迫ってくる。


1時間40分掛かってやっと稜線に出た。
樹林の中で展望はないが分岐点は賑やかにテープが付けられているので明瞭だ。
ここに荷を置き、ちょっとした岩場のロープを頼って高度感たっぷりの山頂に。
北側に大きく展望が広がり、東に烏帽子岳やジンネム高盤岳も望める。
しかし残念なことに稜線から南側はガスが湧いていて見えない。
南側は見えないが、ガスが渦巻く稜線は迫力がありより一層奥深く思える。
黒味岳や永田岳は少し霞があるがまずまず見えている。
さてこの山頂で大休止。風が心地よく汗も一気に引いた。


七五岳から烏帽子岳へ
分岐に戻って樹林の中の道を緩い登りで辿る。
しっかりした踏み跡で、25分ほどで広場からの道に合流。
その後3分でミノの小屋跡の小広場へ。2張りほどテントが張れそうだ。
ここに荷を置き、少し休憩。
そのまま直進して烏帽子岳へ向かう。
森の中の緩い登りで見印が頻繁にあり進路は明瞭だ。
山頂に着くころ右手はガスが掛かる。
山頂には大きな岩がありその先へ進むと露岩から北東に大きく展望が広がる。
圧倒的にジンネム高盤岳の存在が大きい。


ボリュームのある山で山頂の南側に露岩が見えている。
結構風が強くなり寒くなってきた。
巨岩の基で屋久島主稜の眺めを堪能する。



 
烏帽子岳からワレノ岩屋へ
半時間ほど山頂で過ごしもと来た道を戻る。
ミノの小屋跡からは山腹を辿る道となる。
平坦に進めたら楽そうだが、岩や木々を避けるため微妙にアップダウンがある。
岩や礫も多くしかも段差も大きく疲れる道だ。
だが苔蒸していて自然との一体感は素晴らしい。


時々ある標識も時間の経過で木々の緑に埋もれ掛けている。
長く山腹を巻く道だが、やがて濃いガスに包まれる。
森はより幻想的な雰囲気になって良いのだが、少し困ったことがある。
それは今回の山行でジンネム高盤岳に登るのが目的の大きなひとつだからだ。
このガスでは展望は望めそうにない。
ジンネム高盤岳の山頂の南の岩場からの展望を期待していたのだが…。
1時間半ほどでワレノ岩屋に着いた。少し休憩だ。
ここからジンネム高盤岳に取り付く予定だったが割愛する。
いつか淀川の沢登りの時にこの山に登ることとしよう。

 
ワレノ岩屋からデー太郎岩屋へ
ワレノ岩屋からは一旦緩く下ってP1,565を左にかすめる。
大きく右に旋回した先の尾根の上に出たところにはテント1張り分のスペースの小広場がある。
このあたりは複雑な地形で小さなコブと凹地が頻繁に現れ現在地の判定が難しい。
しかし森は深く、苔蒸していて屋久島のど真ん中をゆく気分はいいものだ。


登山地図のデータロー岩屋の位置は間違えており、P1,574の北の鞍部だ。
沢を渡ったすぐ先に看板があり、道の右に小さな広場がある。
このあたりの森の雰囲気も素晴らしい。
予定ではここで泊まることにしていた。
しかし昨日に続き全く展望のない薄暗いところで泊まるのは面白く無さそう。
ジンネム高盤岳を割愛したので、明日登る予定の高盤岳まで進むことにする。

 
デー太郎岩屋から高盤岳まで
尾根を緩く登ると次第に右に巻く。
やがて小沢を渡り、平坦にさらに小さな沢を2回ほど渡って登りに転じる。
ガスが掛かったり取れたりの繰り返し。


高盤岳の北西の鞍部に登り着く。
ここから道を離れて右に曲がり、そのまま尾根を辿る。
よく登られているようでしっかり踏み跡があり、テープも付いている。
鞍部から15分ほどで山頂に達した。

ここは遠くからはカマボコを太刀割ったような岩が並ぶように見える山頂だ。
山頂の北東側の岩の基部には平坦で展望のいい広場が2か所あり、期待通りだ。
小花之江河の湿原と木道が良く見渡せ、人の声がひっきりなしに聞こえてくる。
こちらはまだ誰とも出会わず静かだったが、急に人声で賑やかになった。
夕暮れはガスが晴れ、前方に黒味岳の姿が望めた。
うまい具合に風は背後の岩で遮られ、快適な夜を迎える。
夜は満点の星空が広がった。


 
【行程3日目】行動時間 8時間25 天気 曇り時々晴れ 時々ガス
高盤岳7:30〜高盤岳北西鞍部7:40〜8:10花之江河8:20〜8:35黒味岳別れ(⇔8:50〜9:10黒味岳)9:35〜9:50投石平
10:10〜11:20宮之浦岳12:35〜焼野三叉路12:40〜13:40永田岳15:10〜ローソク岩展望台15:35〜15:55鹿之沢小屋
 
高盤岳から花之江河へ
朝、種子島の南海上から朝日が昇る。



雲が多く、日の出後また雲の中に太陽は隠れた。
明るくなって、不思議な虹が東の空に出た。
縦に垂直に伸びた虹で、初めて見る光景だ。
北西の鞍部に下り、湯泊歩道を北に進む。
道が深くえぐれたところが多くアップダウンがある。
しばらく鹿の親子が道を先導する。
途中の沢で行動用の水と洗面を済ませ、先に進むと栗生歩道分岐ですぐ先が花之江河だ。
途端に人の声がいっぱい聞こえてくる。
湿原の入口には通行止めの表示があり、湯泊歩道が対象になっていた。
林道区間の車両通行止めと思っていたのだが…。
湿原では原の真ん中でオス鹿が草を食べている。
登山者を全く気にしていないようだ。
淀川への分岐で大勢の登山者の中に入る。
紅葉はまだまだで色彩はいまいちだ。10分弱休憩する。

 
花之江河から黒味岳へ

ここからは過去何度か歩いた道だがすべて南下したので、今回北上するのは初めてだ。
まず黒味岳への分岐点まで登って、黒味岳へ空身で登る。


まずまずの風景が広がるが、辿ってきた湯泊歩道沿道の山々を岩の上から望む。
高盤岳、ジンネム高盤岳、烏帽子岳、七五岳は霞んでいて色が冴えない。少し残念。
北の宮之浦岳やその左に永田岳が望めるがやはりガスが掛かり山頂は見え隠れしている。
山頂は巨岩の上なので風が強く寒い。

 

黒味岳から宮之浦岳へ
分岐に戻って投石平の花崗岩の上に陣取って長めの休憩を取る。
さすがシルバーウィークで他にも大勢の登山者が休憩し賑やかだ。
前の2日間の静寂とはあまりにも対照的なのが面白い。
風が弱く、さっきの黒味岳山頂の登山者がよく見える。
少し晴れ間も出てきて明るい縦走路はやはりいつ歩いても気持ちいい。
投石平からはしばらく登りが続き、その後山腹や凹地状を辿っていく。
栗生岳への登りで直射日光が強くなり結構汗が出て暑い。
今日は道が整備された登山道なので行程が捗る。
このままでは鹿之沢小屋へ早く着きそうなのでスローペースで歩く。
宮之浦岳山頂は大勢の登山者で賑わっていて、前回2月の雪の中を来た時とは大違い。
山頂に着くとガスに覆われ展望が閉ざされた。
眺めの良さそうな岩の上でいつか晴れるのでは?と思いつつ一時間余りも過ごした。
出発間際になってガスが切れてやっと永田岳の雄姿が望めた。

 
宮之浦岳から永田岳へ
焼野三叉路から永田岳へ向かう。
焼野からは登山者が他にいなく、また静かな歩きとなる。
笹を掻き分けながら前方の永田岳が近づいてくる光景は何度味わってもいいものだ。


永田岳は笹の明るい緑の中に花崗岩の露岩が点在していて独特の景観で好きな山だ。
本格的な登りの前に小広場と右手の沢の水場がある。
少しジグザグを切りながら高度を稼ぎ、山頂直下の分岐点へ。
ここに荷を置き、山頂へ。
永田浜の方向はガスで見えない。
宮之浦岳は正面に見え、黒味岳もガスで見えたり隠れたりしている。
ガスの流れを眺めていると結構面白く、菓子やコーヒーを沸かして優雅な時間を過ごす。
結局山頂で一時間半もゆったりした時を過ごした。


 
永田岳から鹿之沢小屋まで
今日はもう下るだけだ。
途中で鹿の親子が花崗岩の岩の上でこちらを眺めている。
なかなか可愛らしいいいポーズで写真に写ってくれた。


道は雨水でかなり深く溝状に抉れており、登ったり巻いたり下ったりで、段差も大きく
大変だ。それでも快調に下ってくと、ローソク岩展望台に着いた。
着いて見上げた時は岩が綺麗に望めたがつかの間。
写真を撮ろうとしてザックからデジカメ取り出しているうちにガスに包まれてしまった。
休憩も止めて、そのまま下降する。
屋久杉の森が少し見渡せる場所からは遠くなった黒味岳が見えて山深さを感じる。


水の音が近づいて来てしばらくで、鹿之沢小屋に着いた。
永田岳山頂から道が悪いこともあり思ったよりも時間が掛かった。
小屋は相当年季が入っており、いかにも山小屋といった感じで好感が持てる。
周辺の森の感じが素敵だ。
小屋の横から水場の沢を渡った先には快適そうな草地のテント地もある。


中を覗くと誰もいない。
テント泊も魅力で迷ったが小屋に泊まることにする。
中はかなり薄暗いので、外で晩御飯の支度をしていると、2人連れの青年がやってきた。
道が大変でもう明日には降りるとのことで、同じく外でご飯だ。
夕刻、関西からの若い女性4人を連れたガイド2人の計6人のパーティがやってきた。
今夜は計9人の賑やかな夜となった。
夜中はネズミが走り回り、耳障りで寝にくい。
食料をちゃんとザックに入れかったのが悪かった。
夜中外に出ると月で明るい。しかし星も案外多く見えている。
森のシルエットも美しく、しばらく夜空を眺めた。

 
【行程4日目】行動時間 7時間55 天気 晴れ時々曇り
鹿之沢小屋6:40〜7:45桃平8:10〜8:35姥ヶ岩屋8:45〜9:40竹ノ辻9:45〜12:40永田岳登山口12:45〜13:45永田バス停
14:50〜14:05永田浜14:25〜14:35永田バス停
 
鹿之沢小屋から桃平へ
朝、ガイドさん達と小屋前で少し話をしてからそれぞれ出発。
ガイドツアー一行は花山歩道へと進んで行った。
さてこちらは予定通り永田歩道へ進む。
しばらく沢の右岸山腹を辿る。
急な下りは無く、道は広く安定して歩き易い。
沢を渡渉するところはロープがあるが、水は少なく靴も脱がず簡単に渡る。


左岸を少し辿って今度は巨岩の沢を渡るが岩の上を辿るだけで水は隙間を流れている。
やがて右手の尾根に登り、平坦に近い道をしばらく進む。
登山地図の桃平のピークは登らず、尾根の右手山腹を複雑に巻き進むようになる。


結構複雑にルートが付けられている。
そのうち尾根に復帰したところが桃平の広場だ。
大きな木々に囲まれた落ち着きのある良い雰囲気の広場でテント泊も快適そう。
そのすぐ北にある岩の上に登ると永田岳や障子尾根、永田浜まで見渡せる爽快な展望が得られる。
この岩の上は心地よく、今日は気温も快適で30分も風景を眺めながら休憩してしまった。




 
桃平から竹ノ辻へ
この先、ずっと展望が無いまま深い樹林の中を進む。
木々がところどころ被さり、歩き難くなってくる。
永田歩道はテープの見印が相当頻繁に付けてある。
ルートを間違いそうなところには長い紐で通せんぼもある。
おかげで道を外す心配はほとんどないが、どこにいるのか地形図で
見ると進行具合が分かって楽しい。単調で長い道を延々と辿る。
姥ヶ岩屋は尾根の上にあり、三角形に隙間になっている。
湯泊歩道のワレノ岩屋よりも湿気が少なく快適そうだ。


この先、広い風景な望めないが小さな沢を渡ったり、山腹を巻いたりと変化がある。
八井の鼻(地形図は竹の辻)の南側の凹地状を越えたり複雑な地形の場所を巧みなルート取りで進む。
左の高まりとの鞍部を抜けて尾根の左山腹を巻きながら下降するところからは国割岳が見える。


さらに下って標高1,210mの細い尾根の張り出しの手前が竹の辻(現地の標識)だ。
ここにある標識は標高を間違えている。
日が照っているので暑いが狭い木陰で少し休憩。

 
竹ノ辻から永田岳登山口へ
竹ノ辻から少し下って1,186mの鞍部を通り、登りに転じる。
標高差30m登ると右手の小さなコブとの鞍部に達する。
ここでしばし休憩を入れる。
さてここからは本格的な下りになる。
最初山腹をトラバースしていき、すぐに尾根をくだるようになる。
しかし、地形図の破線通りではない。
結構複雑にルートが敷かれている。
尾根を下降して途中から急に巻きに移る箇所が3か所ほどある。
尾根をそのまま進んで行けばよいのにと思うのだが、急な箇所を避けてのことだろうか。
ただ巻くところで水が得られるのは利点だ。
この下りも頻繁にピンクのテープが付けられておりルートは明瞭だ。
標高720mあたりと460mあたりで水が流れていた。
P457で最後の下りに備えて長めの休憩を入れる。
永田川の音が聞こえてくる。
標高300mあたりからは下部は植林主体となる。
最後はトガヨケ沢の右岸台地の植林の中を辿って林道に降り着いた。
ここが永田歩道登山口だ。
背の高いヘゴノ木が登山道入り口のすぐ横に生えていて南国ムード満点。


 
永田岳登山口から永田バス停まで
登山口からは永田の集落に向けて林道歩きだ。
わずか先で左山腹から水が勢い良く流れていて、汗を拭く。
顔も洗ってさっぱりする。
砂利道は横河渓谷入口の分岐で終わる。
橋の上から山の方を見上げると雲が多いが奥まで見通せた。


アスファルトの道を辿り、民家の並びを眺めつつ歩く。
あまり聞いたことのない蝉の声がたくさん聞こえて下界はまだ夏の様相だ。
集落を抜けると広い水田の中に道が続く。
振り返ると緑一色の中に遠く永田岳が見えている。


見覚えのあるコンクリート造りの商店を右に曲がった先が永田バス停だ。
ここは前回沢登りの後に1日観光で訪れた懐かしいところだ。
待合室が新しく出来ていた。
13:30のバスは出た後で、予定のバスまで一時間余りある。

 
バス停から永田浜へ散策
以前訪れた永田の浜へ散策に出掛ける。
田圃のあぜ道を抜けて、林を越えると海原が広がった。


真っ白な砂とエメラルド色の海が綺麗だ。
砂浜の水際を辿ってみる。
浜の砂が堆積した高みに座ると、永田川の広くなった河口と海が両方見渡せる。
乗る予定のバスがちょうど橋を渡っている。


東には真っ黒な雲があってどうやら雨が降っている気配。
ここは太陽が照って明るい。
木の緑、海の青、雲の白のコントラストが強く、なかなかいい眺めだ。
雨雲が来そうなので早めに切り上げてバス停に戻る。
バス停に着くと予想通りぱらっと小雨。火照った体に気持ちいい。
夏らしい天気の中、山行を終えた。

 
 
バスの待ち時間で宿探しの電話をする。すると2回目で取れた。
シルバーウィークでなかなか空いていないと思っていたがラッキー。
バスの運転手S藤さんはすごく面白い方で、いろいろ山の話などの会話で楽しい時間を過ごさせていただいた。
運転手さんの話によると永田歩道のテーピング(見印)は永田の人がひとりで毎年手入れされているとのことだ。
宿は宮之浦の街中から少し離れた静かな高台にある一軒家。
夕方宮之浦の街で夕食を食べようとしたが時間が早いのかあまり店がやっていない。
初めて屋久島に来た時よりもなんだか少し寂れたような気がする。
平屋建ての宿は新しくて快適だった。
翌日フェリーハイビスカスで船旅を楽しみつつ帰路についた。
次は花山歩道から栗生にでも歩いてみたいな。

 

 
 
 
 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 22:09 | comments(0) | - |-
櫓岳からカブリ岳へ

【期 日】2014年11月15日(土)
【メンバー】H
【地形図】 1:25,000地形図 薩摩黒島
【ルート】大里〜櫓岳〜横岳山〜カムゴ山〜カブリ岳〜塩手鼻〜大里
 
久し振りに三島村の島に出掛けることにした。
もう17〜8年前になるだろうか、硫黄島の硫黄岳に登った。
その時西に見た黒島はその名の通り山の緑で覆われた黒っぽい姿で、ミニ屋久島のような感じで興味を持った。
地形図を見ると、最高峰は櫓岳だ。

しかし、山頂近くまで道路があり、島の中央にある山の周囲にも道路が張り巡らされている。
そのため少し興味が薄れていた。
今回、中日を一日山登りに充てられる2泊の船便がたまたまあり、この日程に合わせて櫓岳に登ることとした。
民宿を予約しようとしたが村民文化祭と重なり宿はどこも休業だ。
三島村役場に伺ったところ、運動広場へのテント泊の許可を快く頂けた。
運動広場は綺麗なトイレや水場がすぐ近くにあり快適な2夜を過ごせることになった。
 
行程 行動時間 9時間40分 天気 晴時々曇り
大里625〜県道221号〜林道中里線〜745大里登山口755830櫓岳900
横岳山〜カムゴ山〜1005カブリ岳1015〜片泊登山口1030〜中里林道〜村道丸瀬線〜1150塩手鼻1230〜村道丸瀬線〜黒島平和公園15301605大里
 
 
大里から県道、林道を経て大里登山口へ
まだ薄暗い間に朝食を済ませ、集落を抜けて県道を歩く。
30分ほどで背後の雲の合間から朝日が射した。
すぐ左手に噴煙を上げる硫黄島が浮かぶ。

朝日と硫黄島を望む

7:00ちょうど、二車線の立派な県道を離れ、林道中里線に入る。
急に勾配が増し、喘ぎ喘ぎ進む。簡易舗装の道路は固く、足に堪える。
両側には背丈4〜5mほどもある密生した竹で鬱蒼として景色は見えない。
標高330mからは常緑樹が出てきて雰囲気が良くなってきた。
標高370mまで上がると右側に放牧場がある。
前方に景色が広がった。

朝日射す横岳山から花立山へ続く稜線

花立山から横岳山に続く山並みに日が差し樹林が綺麗に見える。
折り返して次のカーブには手向山の清水が湧き、美味い。
勾配が緩くなり西に進むと沢を渡って4差路だ。
看板があり、大里から帽子山を巻いてきた別の林道とクロス。
さらに真っ直ぐ200m進むと三差路が大里登山口だ。

少しピラミダルな花立山
 
大里登山口から櫓岳へ
分岐から少しの間は車道で、沢に寄ると林道終点。
艶のある深緑色のハランを林床にした樹林の中を進む。
小沢の左岸を歩くがツワブキの黄色が真っ盛りで印象的。
やがて縦走路の分岐に着く。
左に進み、すぐに小沢を渡って山腹を巻く。
もう一本沢を過ぎるとハランの中の明るい登りになる。
尾根に乗り右に少し進んだ高まりが櫓岳山頂だ。
さすが一等三角点が鎮座している。
東に大里方面と西にこれから進む横岳山方面が見渡せる。
南北は樹林で見えない。
島のはるか西に目を凝らすと、草垣群島が荒々しく見えている。
初めて目にする諸島だ。
はるばるやってきた南の島のてっぺんでゆったりした時間を過ごす。

櫓岳山頂より横岳山、カムゴ山への稜線を望む
 
櫓岳から横岳山、カムゴ山、カブリ岳へ縦走
分岐まで戻り、縦走路へ
道はよく整備されていているが、植物の勢いが強く部分的に草が茂っている。
途中に屋根のある東屋があり雨の日は重宝だ。
しばらく緩く辿った道は急になり階段状を登り詰めると横岳山に着く。
ここも立派な看板が建っている。看板はどこも最近設置されたばかりのようだ。
山頂からは特に南側の風景が広がり、海の青が美しい。
常緑樹に包まれた穏やかな山並みが広がる。
10分余り景色を堪能して下りに掛かる。
左手に鞍部めがけて標高差50mをあっという間に降り着く。
そこからは平坦に近い緩い尾根をゆったり進む。
だらだらと登りわずかに高くなった地点がカムゴ山だ。
危うく通り過ぎるところだった。
山頂の標識で気づいたくらい、山頂らしくない場所だ。
このカムゴ山、地形図ではガムコ山という表記で濁点の位置が違う。
平凡なカムゴ山は通過し、下りになると分岐が現れた。
片泊登山口とカブリ岳との三差路だ。
カブリ岳へと進むと下っていく。
しばらく下って平坦になり、前方に岩場が出現した。

カブリ岳より緑深いカムゴ山を望む

この岩場を巻いて登ったところが山頂だった。
直下にスッパリ南に垂直に切れ落ちた岩壁となっている。
岩の上に登ると実に爽快!
風が緩く吹き、辿ってきた櫓岳方面の山並みと、足元には緑一面の樹林が広がる。
これから向かう塩手鼻の半島も見えている。
カラスが多く、こちらの様子を興味深く観察しているようだ。
 
ガブリ岳から片泊登山口へ
分岐に戻り、山腹を右手にトラバース。
すぐに小尾根状の下りになる。
下方で大きく巻きながら下ると片泊登山口の車道に躍り出た。
分岐からはわずか10分弱だ。
今日はまだ車も人も出会わない。
車道の真ん中で寝ころんで休憩だ。
沿道はツワブキの鮮やかな黄色で埋められている。

樹林から抜きんでるカブリ岳
 
片泊登山口から塩手鼻へ
ここからは再び林道中里線の車道歩きだ。
10分ほど下るとツワブキの花にたくさんのアサギマダラが群がっている。
このような光景は南アルプスの野呂川で見て以来だ。
それにしても大群。ひらひらと優雅に飛ぶ光景にしばし見惚れる。

ツワブキの花に群がるアサギマダラ

先週、広島の昆虫館の温室で蝶の温室の中に入りいろんな蝶を目の前で見た。
同じような光景に感動。
ただ違うのはアサギマダラがほとんどであることだ。
そのうちの一頭に記号が付いている蝶を見つけた。
帰って調べたら長崎バイオパークでマーキングされたアサギマダラだった。
たった5日間でここまで渡ってきていた。
さらに沖縄、台湾へと長旅の途中だったようだ。

蝶を観察しながら歩くので退屈しない。
やがて村道に出て、片泊方面に500m進む。
そこからは折り返すように塩手鼻への下り道に入る
20分ほどで観音に着く。明治28年に「黒島流れ」とうい411人もの人たちが亡くなる悲しい事故があった。
港を遠望する明るい尾根の張り出しの上に立派な白衣観音像が建っている。

その脇をさらに下ると車道の終点だ。
細くなった道を下るとパッと前方に海原が広がり、白い岩と相まって明るい。
階段と急崖に刻まれた道はまるで海に吸い込まれるような感じで快感。
その先は節理状になった岩と海だけの空間だ。
歩道の終点で大休止。
しばらく海原と岩に寄せる波と空を見ながら寝ころぶ。
潮騒が心地よい。


 塩手鼻

塩手鼻から大里へ
標高差200m登り返し村道へ
再びアサギマダラを観察しながら大里へ向かう。
他にもいろんな蝶と出会い、ここは南国であることを感じる。

アスファルト舗装の単調な道路を辿るが車は一台も出会わない。
やがて右前方に最近噴火した口永良部島の古岳、新岳が望めるようになってきた。
古岳、新岳は2007年2月24日に登った懐かしい山々だ。
入山規制でもう当分の間は登れる状態にはならないのだろうか?
その左遠くに屋久島の山並みが霞んで見える。
村道の一番標高の高いあたりに開通当時の記念碑が旧道に建っている。
このあたりからみる常緑樹の山並みは緑濃く目が覚める。

村道丸瀬線から照葉樹林の山肌を見上げる

海の青との対比が美しい。
深い森の間を急流となって沢が海に向い落ち込んでいる。
尾根を回り込むごとに進む方向が少しづつ左に旋回し、今度は硫黄島が見えてきた。
噴煙を上げ、荒々しいがその少し手前右手に岩の塊が海から抜きんでているところが望見できる。
あとで地図を見ると、デン島だ。3つに分かれている。
帰りに船上から眺めたが、それにしてもすごい様相だ。
絶壁になっていて、とても上陸は出来ないのだろう。
櫓岳から南東に張る尾根がおさまるあたりに帽子山から下りてくる林道が合流。
休憩しているとすぐ近くにカラスが寄ってきた。
ナッツやビスケットを並べてやると分かっていてすぐに飛んできて食べる。
さてこの先は風景が変わり、背の高い竹とその間に放牧場が続く。
明るい穏やかな丘陵地となり、東を目指す。
分岐で黒島平和公園のほうに進む。
過去の悲惨な出来事とは裏腹に穏やかな風景と静けさが一層身に染みる。
平和公園からは大里集落が見渡せる。緑に覆われ、家は見えにくい。
その先には泊まっている運動広場があり、妙塔が際立って目立つ。
冠岳の手前で大きく回り、大里集落目指して下降する。
畑が現れ、散歩する人たちに出会う。
人に出会ったのは結局集落内だけで山では人も車も無いのどかさだ。
夕暮れ、集落の中心部を歩くが、落ち着いた家々で生活の息遣いが伝わってくる。
平和ないつもの時間なのだろう。
村民文化祭が催されているせいもあるのか若い人も多いのは微笑ましい。
夜、広場の芝生で寝ころんで天の川を眺める。
人工衛星は10個ほどいろんな方向に飛んでいるのが見えた。
星を見ながら今日一日、ゆったりした島の山歩きを終えた充実感に浸る。
明日は鹿児島市内で温泉に浸って帰ろう。


 

 
 

posted by: horiuchi | 九州の山 | 22:03 | - | - |-
京丈山から川辺川源流を経て国見岳へ
【期 日】2014年10月18日(土)〜19日(日) 前夜発1泊2日
【メンバー】H内、O                              
【地形図】 1:25,000地形図 葉木、国見岳
【ルート】
腰越〜ワナバノ谷登山口〜稜線(⇔京丈山)〜平家山〜後平家山〜谷を下降〜二俣(標高1,360m)〜ヒガエリ谷遡行〜標高1,470m(泊地)〜標高1,520m稜線(⇔国見岳)〜後平家山分岐〜平家山〜平家山登山口〜ワナバノ谷登山口〜腰越
 
  2年前の11月に扇山から三方山、国見岳、白鳥山へと耳川流域を左回りで周回した。
 国見岳周辺の尾根はブナなどの自然林が残されており、その西側の山々を眺めると自然林で覆われた川辺川最源流域の尾根や谷が穏やかな広がりを見せていた。

 そこで、今回はさらに西にある京丈山から国見岳へ辿る際、後平家山から先はこの川辺川の最源流部を少し遡下降してより自然を満喫しようと計画した。
 広島を前夜9時に自家用車で出発し、夜中に二本杉峠を越える。
 国道を離れると急に枝や小石の散乱した路面となり慎重に運転する。

 腰越の四差路で奥に進むと最後の民家のすぐ先が倒木で進めない。仕方がないのでこの民家近くで仮眠することにした。
 
【行程1日目】行動時間 9時間10分 天気 晴のち曇り
腰越先の民家7:00〜ワナバノ谷登山口7:25〜(ワナバノ谷)〜林道横切る9:10〜9:40稜線・ワナバノ谷分岐9:55〜10:20京丈山10:35〜11:00稜線・ワナバノ谷分岐11:10〜13:35平家山13:50〜14:10後平家山14:20〜(沢を下降)〜二俣15:20〜(ヒガエリ谷)〜16:10標高1,470m
 
ワナバノ谷登山口から稜線へ
最奥の民家前を出発し、林道を下る。
竹が道路に倒れこんでいる。
しばらくして作業小屋の前を通過した先も大きな木が倒れて道を完全に塞いでいる。

20分余りで登山口へ。立派な標識が建っている。
左岸を進むが植林の斜面で道が怪しくなる。
よく見ると道は対岸に渡り小沢沿いに急登している。
しばらく登って折り返すとそのまま右岸の斜面をトラバース。

両岸が迫り、やや圧迫感があるところを過ぎると開けてくる。
河床は明るい白っぽい石で気持ちいい。

登山道は右岸に続くがやがて河床を辿った方が楽になる。
登山口から1時間ほどで二俣の平坦地に着く。しばし休憩。
右の谷に進み、緩い登りが続く。
8:55に「最後の水場」の標識があり、水を確保する。
ここから道は急に左岸の背後側へと転回し斜面を登っていく。
このあたりはしばらく植林の中を、単調に高度を稼ぐ。
折り返すとトラバースの道が長く続き、新しい荒削りな林道を渡る。
そのまま同じように植林中のトラバース道が続き、やがて支尾根の稜線へ。
ここも植林の中だ。ここでしばらく休憩。
あとは尾根を忠実に登ってやがて自然林に変わる。
登山口から2時間15分で1,411m峰のすぐ東寄りの稜線に出た。
 
ワナバノ谷分岐から京丈山へ往復
分岐に荷を残置し出発。大きな倒木があり避けながら進むが道は明瞭。
苔むした礫が重なる尾根になると北側の斜面を巻き進む。
傾斜の緩い広くなった場所はやや踏み跡が判然としない。
綺麗な自然林の中を進んで少し登ると雁俣山からの道を合わせてすぐ山頂だ。
北に展望が開けるが霞みですっきりしない。
15分ほど休憩と展望を楽しんで元の分岐に戻る。

 
ワナバノ谷分岐から平家山、後平家山へ
荷を担ぎ東に向け縦走開始。
針葉樹も混じる自然林の中を進む。
比高100mに届かないアップダウンを繰り返していく。
1,421m峰への支稜が分岐するあたりは広く気持ちがいい。
似たような風景の中やや単調に進む
標高1,400mを超えると、北側の浅い谷の源頭の樹林が美しい。
広くなった尾根を伸びやかに辿ると右から登山道に直角に交わる。
左折してすぐに平家山に着く。
ブナの木に囲まれた広い山頂だ。しばらく休憩。
山頂を出発し、さらに広くなった綺麗な樹林の中を緩やかに登っていく。
やがて尾根の北側を進むようになる。

後平家山頂へは縦走路に分岐があり右に戻るように折れる形となる。
不明瞭な道になるが山頂へはただ高みを目指すとすぐに着いた。
後平家山から先は南に踏み跡が続きている。
この山頂でも10分ほど休憩。
いつの間にか空には雲が多くなっていて日差しが少ない。
その分、暑さはなく快適な気温だ。

 
後平家山からヒガエリ谷を遡下降し標高1,470泊地へ
H内先頭で後平家山頂から南東に向けて適当に斜面を下る。
さすがにブナを中心とした自然林に覆われているのですぐに水流が現れる。
山頂から5分少々、最初の流れで水を飲む。美味い!!
苔の美しい河床を下流に辿っていく。
心配していた笹薮は無く、すっきりとした見通しの効く沢だ。
紅葉には早すぎるが、緑の爽やかな下降は清々しい。
 
今回は沢靴を持って来ていないので、水にあまり濡れないように進む。
時折少し急な斜面を巻く場合もあるが概ね穏やか。
ナラタケが出ていたので今夜の汁物に入れよう。
1時間ほどで二俣となった。

ここからは左に折れ、今度は遡行だ。
他の記録を見るとヒガエリ谷という名らしい。その源頭を目指す。
両岸は藪のない緩い草付斜面ですっきりして美しい。
穏やかな流れを追いながら上流に進む。
O藤さんに少し疲れが出てきているようだ。
早く泊まるのにいい台地があればと思うがなかなかいい場所が無い。
雰囲気のいい森の小沢をどんどん詰めていく。

かなり水量が減ったころ、右岸に広い台地が現れた。
泊まるのにいい雰囲気。
しかしもう少し先の台地の下にいい場所が見つかった。
そこは水流のすぐ脇が落ち葉で引き詰められた平坦地だ。
しかもいい倒木が横たわり物を置くのにうってつけだ。
明日は雨の心配が無いのでここに泊まることにする。見晴らしもよい。
夜はO藤さん食当。途中で採ったキノコ2種の味噌汁も楽しんだ。


 
【行程2日目】行動時間 6時間30 天気 曇りのち時々晴れ
標高1,470m8:00〜8:15稜線(標高1,520m)8:20〜広河原分岐8:50〜9:20国見岳9:45〜10:40稜線(標高1,520m)10:55〜後平家山分岐11:45〜12:00平家山12:15〜平家山登山口13:10〜13:55ワナバノ谷登山口14:05〜14:30腰越先の民家
 
標高1,470m泊地から稜線に出て国見岳へ
朝の森の雰囲気を楽しむ。すぐに出掛けるにはもったいない。
出発時間を決めることなく何となく出発。
既に8時になっていたが時には時間を気にせず出発するのもいいものだ。
すぐに流れが消え、10分余りで稜線の登山道へ出た。標高1,520m地点。
ここに荷を置き、この先は軽装で歩く。O藤さんは手ぶら。
登山道はやや踏み跡が薄く、時々外すが見通しが効くので気にせず進む。
緩やかに登り、1,578m峰から左折し一旦高度差60mほど下る。
下った先はだだっ広く、さらに森の雰囲気がいい。
 


北側斜面の下方には泊まりたくなる森の平坦地が何か所か見える。
1,555m峰はピークを通らず巻いていく。
広河原からのコースを合わせさらに登るとシャクナゲの群生の中を進む。
朝晴れて日差しがあったのが、いつも間にか曇り空へ。
広い斜面状の尾根を上がるにつれて風が出てきて、山頂直下ではガスの中に入った。
今日の天気予報は晴れだったので、本当に山の天気は分からないものだ。
国見岳山頂にいると東の椎葉村耳川側からの風が吹き渡ってかなり寒い。
ガスが掛かって展望は無いが時折切れ間から南に烏帽子岳、北に高岳が霞む。
川辺川源流域を俯瞰するとすべて自然林に包まれ、なかなかいい感じ。
しかし遠くには林道が山腹を走り、下流部は植林も多そうだ。
コアなところは限られるがこの流域は好ましい。
 
国見岳から平家山へ
もと来た道を戻る。
残置したザックのところまで1時間弱。
ここで初めて人に会った。
さて帰りは稜線通しだ。
1,576m峰手前では少し展望が得られる。
振り返ると稜線の右側には国見岳が森の向うに顔を出している。
山頂部はもうガスから抜け出したようだ。
左側には高岳が。その右奥に向坂山や白岩山が見えておりよく晴れている。
 
その後緩いアップダウンで後平家山分岐へ。これで一周となった。
後平家山には寄らずそのまま巻き進み平家山へ。
何組かの登山者が休んでおり、こちらも休憩。
 
平家山から平家山登山口へ
すぐ先の分岐で真っ直ぐ進む。昨日来た縦走路は右手になる。
尾根を進むがすぐに山火事の跡になる。
見晴らしは良くなるが、黒焦げになった山を歩くのは妙な感じだ。
結構広い範囲が焼けており、まだ新しい。
道が先まで見通せる。痛々しいがあまり体験しない新鮮な感じ。
尾根を比高200mほど下ると左下方の斜面をジグザグに一気に高度を落とす。
植林の急な傾斜でこのあたりまで火事の跡が広がっている。
やがて尾根に復帰し、少し緩やかになると左に戻るように急下降し沢に出る。
堰堤の上部の木橋で沢を渡り、左岸を巻く道となる。
やがて左からの沢を対岸に渡って左岸の林道に出る。
平家山から1時間ほどで降り着いた。
 
平家山登山口から林道を歩いて腰越先の民家まで
平家山登山口はそのまま通過し、砂利の林道を歩く。
対岸の右岸から大きな沢を合わせるあたりで舗装道路と合流。
ここが駐車地になっており、意外にも8台ほど車が駐車している。
みんな熊本ナンバーだ。結構人気のある山なのかな。
単調な舗装道路を坦々と進み、本流を渡るとここからずっと上りが続く。
ワナバノ谷登山口で少し休憩を入れる。
昨日見た倒木などは全て整理され車が通れるようになっていた。
車道歩き1時間20分で駐車地の民家まで戻り無事山行終了。
 
 
九州脊梁山地は2回目だ。やはり稜線の樹林は美しい。
いつまでもこの姿であってほしいものだ。
今度は白鳥山から山犬切あたりを歩いてみよう!
佐俣の湯で汗を流して帰広した。

 

 



 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 20:58 | - | - |-