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奥秩父冬季縦走 完結編

JUGEMテーマ:スポーツ

 

CL K、SL K 12/30/2018〜1/2/2019 甲武信ヶ岳〜瑞牆山

 

ちらほら降っていた粉雪は、頂上に着く頃にはやんでいた。そして待っていたのは、晴天の下の瑞牆山山頂だった。頂上の岩場に立って「大やすり岩」を下にみると、大やすり岩本体が見て取れた。槍ヶ岳の大槍と小槍みたいな感じであることがよく分かる。頂上はふたりだけのものだった。

 

正直こんなにも時間がかかるとは思っていなかった。2005年の年末から始めた奥秩父主脈冬季単独縦走は、雲取山から始まった。自分の人生の中でも最も苦しかった時期に、回復した自分を自分自身で証明するために始めた事だった。1回目は雁峠までの2泊3日だった。元々東京在住時代は、秋の連休2回と積雪期の山行、時折沢登りに行くくらいの日程しか確保できなかった。その中でよく通ったのは、丹沢、奥多摩、そして奥秩父だった。この中で奥秩父は人が少なく、樹林帯の苔むした中を歩くのが好きだった。倒木も多く、それをくぐる、乗り越す、迂回するのもこの地域の山行の楽しみだった。今から100年ほど前に木暮理太郎や田部重治らが開拓した奥秩父は、本当に広範囲に渡っていて飽きることがない。

 

ところが、いつも自分は跳ね返されてきた。甲州側から入って時間切れ、高度障害に苦しみ悩んだ末に4日目に下山、1時間ラッセル格闘しても高度差50mを登ることができなかった、そんなことばかりだった。50歳までには終わりにしたいと考えていた「残された宿題」だったが、転落事故の影響もあって期限は過ぎてしまったが、どうしてもやっておきたい気持ちに変わりはなかった。

 

色々考えたが、今回単独はやめてKちゃんと二人で縦走することにした。ところで奥秩父主脈については、西端が瑞牆山、信州峠、飯森山などと定義がされているが、元々瑞牆山までと決めていたので今回は三つの日本百名山を登ることになる。スタートは、前回下山した信州側の毛木平からだ。

 

12/29

朝6時40分にKちゃんはやってきた。道が凍っていて怖かったらしい。7時前に自宅前を出発した。なるべく早く着きたかったが、10時間くらいはかかるだろうと思っていた。それでも思ったほどの渋滞もなく、9時間程度で毛木平に着いた。東屋の下にテントを張って、ぬるくなってしまったコンビニ弁当を食べて、Kちゃんはビール、自分はノンアルコールビールを飲んでそそくさと寝ることにした。

 

12/30

「マイナス15℃ですよ!」とKちゃんが驚いていた。しばらく経ってから車のエンジンをかけて外気温をみるとマイナス13℃だった。ここ毛木平は、盆地状になった地形の最奥部にあって冷気がたまっているのだ。手が冷たい、久しぶりにこの痛みを味わう。7時前には出発した。毛木平から西沢沿いに登山道があるから、西沢を外さないようにすれば問題はない。それでも一度外してしまったので戻ることにした。戻ってみると遭難碑があった。

 

遭難碑

 

4時間くらいで稜線まで上がる予定だったが、結局5時間かかってしまった。今冬は暖冬で積雪量が少なく、水は作れるのだろうかと心配したが、1800m地点付近で何とかなるだろうと確信した。西沢沿いの登山道は所々が凍っている。自分は早めにアイゼンをつけることにしたが、Kちゃんはまだつけずに行くことにした。

凍結した沢沿いの道を登っていく。

 

千曲川・信濃川の源流部だ。

 

稜線に着いたところでザックをデポして、カメラを持って甲武信ヶ岳に行くことにする。これで4回目の甲武信ヶ岳だ。

甲武信ヶ岳山頂

果てしなく続く奥秩父主脈縦走路を眺める。

 

天候は安定しているが、風が冷たい。さあ、これからが本番だ。今日どこまで行けるかが問題だ。ザックまで戻って出発する。当面の目標は「富士見」と呼ばれる平坦地だが、ザックを置いた鞍部から先は縦走者が少ないので例年並みの積雪量なら相当苦しい。が、今年は積雪量が少なく、何と先行者がいることもあって、富士見までの間にあるマイナーピークも簡単に乗り越えることができた。そして、富士見についた。11年ぶりの富士見だ。

11年前はここでテントを張ったが、高度障害の影響を受けて食欲がなく、大量の食糧を残して下山した。

 

日が落ちたら急激に気温が低下するだろうから、その前に天場を見つけてテントを張ってしまいたい。富士見から先に進み、11年前に様子を見に行った地点も過ぎ、ここから先は一歩一歩が「自己新記録」だ。風当たりがあまりなさそうで平らな地形を見つけ、16時前には天場を決めた。地形からみて2263ピーク手前だろうと判断する。

 

言うまでもなく、富士山が美しい。

 

Kちゃんとは歩きながらたくさんのことを話した。驚いたのは、3泊の山行はこれが実際には初めてのことになるということだった、Kちゃんにとっては正にビッグチャレンジになっていたのだ!ビッグチャレンジの前には自分も昔はよく胃がきりきりするようなことがあったが、Kちゃんの気持ちがよく分かる。今日は体が重そうだったし、しんどい感じがずっとしていたのが気になった。それでも所々で見える富士山や奥秩父の山並みの美しさに喜んでいたのはまだ良いかと思ったが、それでもきっと心の中では色々なことがめぐり巡っているのだろうと想像する。テントの中で「弱音吐いてもいいよ。」と伝えると、正直に話してくれた。それが嬉しかった。無事に広島まで帰ることを頭の中に繰り返し刻み込んで、この日も早々に寝ることにした。

 

12/31

昨晩はよく眠ることができたようで、Kちゃんは元気になっていた!出発には時間がかかってしまったが、今日は大弛峠が目標だ。今日はKちゃんに国師ヶ岳までリーダーをやってみないかと提案する。ここから先は標高差数十m程度のアップダウンが続き、その後国師ヶ岳までの400mの登りが待っている。この区間をKちゃんにリーダーを任せることにした。

倒木が多い地帯を抜け、樹林帯をひたすら進む。そしていよいよ国師ヶ岳への登りに入る。

 

樹林帯を進む。

 

流石に登りになってペースが落ちる。14時過ぎにようやく国師ヶ岳に到着する。Kちゃんご苦労様でした。ややお疲れモードかな。さて、これから奥秩父最深部にあって、最高峰の北奥千丈岳に向かう。国師ヶ岳から少し西に進んだところで北奥千丈岳への道をあわせる。ザックをデポして北奥千丈岳に向かう。10分もかからずについてしまった。12年ぶりの北奥千丈岳だ。眺めは最高だ!

国師ヶ岳山頂

北奥千丈岳山頂。12年ぶりだ。

 

単独者がやってきた。かなり身軽な感じの若者男性と、ゆっくり歩いている同世代くらい?の女性だった。前国師岳手前から木道が始まる。夏季に大弛峠まで車で来ることができるからハイカーが多く、自然保護のためだろう。

 

木道が始まる。結構長く続く。

 

大弛小屋に着いたのは、16時前だった。小屋には若者が泊まっていた。既にテントを張っているパーティーもいた。小屋前の沢は凍っていたが、小屋の中の水場は先行パーティーが穴を空けてくれていたので助かった。

大弛小屋

小屋の中の水場

 

昨晩の天場付近は雪が少なかったので、「ハイマツ茶」になってしまったので、水場は助かった。女性単独者は少し離れたところでテントを張っていた。

 

1/1

「あけましておめでとう。」と言って起きる。正月を山で迎えるのは久しぶりだ。広島に来る前は自分にとって当たり前のことだったので、懐かしい感覚だ。単独者二人は早々に出発してしまった。我々も少し遅れて出発した。

前日の国師ヶ岳付近から携帯電話が使える場所が増えたので、その都度連絡を入れる。奥さんには直接電話をするが、「こちらExplorer1、こちらExplorer1、聞こえますか、どうぞ!」と毎回毎回同じ調子で電話するので、奥さんはあきれている。こども達も元気に応えてくれる。

 

五丈石と背後は南アルプスの山なみ

 

樹林帯を抜けると金峰山の山頂近くにある五丈石が迫ってくる。3時間45分くらいかかって金峰山山頂に到着する。

金峰山山頂

 

金峰山山頂近くも岩場になっていたが、よく見ればふみあとがはっきりしている。五丈石付近には多くの登山者がやってきていた。金峰山小屋から登ってくる人が大半のようだ。五丈石の手前には鳥居が立っていた。御神体であることを理解した。

五丈石。予想以上に大きかった。

 

五丈石の裏側に回る。とてつもなく大きい!

 

強風を避けて昼食を食べ、次の瑞牆山に向かう。金峰山山頂から「千代の吹き上げ」と呼ばれるあたりまでは吹きっさらしなので強風で体温が持って行かれる。

 

さて、今回の山行の核心部にさしかかる。以前からずっと気になっていたのだが、地形図を見ると瑞牆山山頂から東に向かって稜線が伸びていることが分かる。この稜線は、瑞牆山東尾根と呼ばれている。計画では、この尾根からの瑞牆山登頂を計画しているが、その為には大日岩を越えて、八丁平に入らなければならない。ところがこの大日岩付近の冬季の通過方法がよく分からない。夏季には大日岩に登って越えている人がたくさんいるが、それ以外では大日岩西側を通過している記録がいくつかあった(地形図では東側を通過するようになっているが、これを誤りだとする記録もあった)。とりあえず大日岩に向かう。

 

大日岩。とてつもなく大きく、一つの山みたいなものだ。

 

元々大日岩上の通過は危険なので考えていなかったので、大日岩基部の西側を偵察に行く。偵察に行ってみると、30mは懸垂下降しないとならないことが分かった。6mm30mロープを持ってきていたが、とてもではないが無理だ。仮に降りることができたとしても、その先の様子が分からない。大日小屋へ向かう登山道へ戻ってしばらく降りてから大日岩の西側に向かって藪漕ぎをしてみる。探してみるがそれらしき道は見つからないし、このまま藪漕ぎを続けなければならないようだ。一旦登山道まで戻って地図を確認して、Kちゃんと相談する。もう少し登山道を進んで、平坦な地形の中を八丁平に向かって抜けることにした。しかし行けども行けども密度の高い樹林帯があって、このままでは藪漕ぎをしなければならないことが分かってきた。結局大日小屋まで来てしまった。大日小屋は廃屋同然になっていた。藪漕ぎで進めば相当に時間がかかることは明らかだ。決断の時刻が来てしまったようだ、瑞牆山東尾根は諦めることにした。富士見平小屋からの一般ルートから翌日登ることに変更した。

 

富士見平小屋。ランプのともったいい小屋だ。

 

富士見平小屋に着くと、どうやら営業しているらしい。中から女性が出て来たので、営業していることを確認する。テント泊したい旨を告げると、「どちらから来られたの?」と訊かれたので、瑞牆山東尾根を断念したことを話すと、小屋の中から男性スタッフふたりが地図を持ってきて色々と説明をしてくれる。そのうち、小屋の裏側から小屋のご主人らしきおじいさんが出て来て、「この人が東尾根の開拓者ですよ。」と。「東尾根?あれは、50年、いや違った、55年前に俺が開いたんだよ。」、むむむ、これはひょっとして・・・。予感がする。この小屋に泊まれば間違いなく面白い話しを聞かせてもらえる。Kちゃんに泊まってみたいと提案すると、快諾してくれた。楽したい気持ちは3%だけです!!

 

予想通りここのご主人はものすごい人だった。中学生の頃からこの小屋に出入りしていて、初代から3代目までの小屋のご主人にかなりお世話になったということだった。「瑞牆山のクライミングルートの7割は俺が初登したんだからさ。」と豪語するが、実際に麻縄のクライミング写真があったりする。本人は、法律関係の専門家になりたかったらしく、日大大学院を修了しているとのことだが、「大学入ってもさ、全共闘時代だから授業なんかないわけさ。だからここに来て山登ってばかりだよ。ボッカもやるんだけどさ、ボッカ週に2回やったらあとの空いている日は遊んでいいっていうからさ、それじゃあもったいないから一日でボッカやっちまうんだ、一日で二往復すれば六日は遊べるってことさ。」

 

瑞牆山のクライミングルートは5.15まであるそうで、スタッフの人によれば「辛めのグレード」らしい。クライマーのユージさんは5.15登ったらしい。

すごい話しだ。甲武信小屋にいた「爪さん」の事とか、甲斐駒ヶ岳の七丈小屋に花谷さん(2013年ピオレドール授賞)のこととか、色々聞かせてもらった。随分昔の話しもされるので、「それは木暮さんの頃の話しではないですか?」と訊くと、「下の金山なんか(金山山荘のご主人)は小さいころに理太郎の膝の上で遊んでいたからさ。」などという。正に生きる辞書みたいな人だ。

 

年始ということもあって、日本酒、焼酎、洋酒、計12種類くらいが飲み放題だった。とりあえずは地ビール2本頼んでからまずは福島の飛露喜から飲んでいく。鹿肉のシチューとパンの夕食もうまい。パンは食べ放題だ。食と酒が進む・・・。翌日の朝食は5時半からだ・・・。

 

1/2

5時に起きる。5時半の朝食には十分間に合った。松茸入りの力うどんだった。Kちゃんは松茸に感動していた!美味かった!!

さて、サブザックに必要なものを詰めて瑞牆山に向かう。

 

桃太郎岩

 

小屋脇の道から沢に降りて、そこから登りが始まる。鎖場などもあるが、アイゼンの爪を利かせてそのまま登って行く。奇岩がそろっている道をゆっくり登って行く。

 

木のつっかえ棒は役に立っているのだろうか?なかなか面白い。

 

大やすり岩辺りまで来ると、体が温まってきて少しアルコールも抜けて力が入ってくる。大やすり岩の前に木が置かれていて、ちょうど展望いすのようになっているのでここで休憩して岩を眺める。とにかくデカイ!この背後に本体がある。

大やすり岩の右側を巻いて登って行く。粉雪が舞っているが、問題ないだろう。

いよいよ頂上が近づいてきた。岩場を上がっていく。上部は流石に雪と氷の世界だった。そしてついに登頂した。

 

大やすり岩を下から見る。

 

瑞牆山山頂にて。

 

大やすり岩本体が見える。

 

瑞牆山東尾根の入り口

 

頂上は晴天の最高な状態だった。十分堪能した。さあ、降りよう!岩場を一段降りたところに東尾根の入り口があった。ふみあとがあったので誰かが行ったのだろうかと思った。下山は慎重にして、無事小屋に着いた。

 

ところが、感慨に浸っている場合ではない。実は、国師ヶ岳付近で電話をかけたあと、偶然電話の電源を切っていなかったところ、警察から電話が掛かってきたのだ。用件は、毛木平に停めてあった車の室内灯がつけっぱなしになっているとのことだった。失敗してしまった。もしバッテリーがあがってしまったらどうしようもない。ディーラーに訊いてみたところ、JAFを呼ぶのが最善だとのことだった。とにかく毛木平に急いで向かわなければならない。果たして、室内灯はまだついていた。何とかエンジンをアイドリングさせて、充電することができた。助かった!!

 

そして充電を終えると、車を発進させ、気になる二人組に会いに行くことにした。毛木平に向かう途中、徒歩で歩いている二人組がいたが、Kちゃんが言うには大弛峠でテント張っていた二人パーティーだというのだ。その通りで、男女の二人は川上村の村営バスでJR信濃川上駅に向かうつもりだった。既にバス停のところまで来ていたが、声をかけてみた。バスの時刻はもうすぐだが、結局車で駅まで送っていくことにした。札幌に住んでいたが、東京に移って「東京に来たからにはまずは奥秩父かな」という。なかなか目の付け所がいいじゃないですか。実はこのふたりは、札幌北陵クラブの会員で、今でも会員だということだった。同じ労山の会員ということで、やはり声をかけて良かったと思った。

 

この日は岡谷に泊まった。長野の「大信州」が美味かった。

 

これで残されていた宿題は終わった。今もまだ実感はないが、無事終えることができて本当に良かった。Kちゃんありがとう!ビッグチャレンジ成功おめでとう!!そして、奥秩父ありがとう!!!また違った魅力を味わいたい。

 

 

 

 

 

 

 

posted by: kussan | 関東他 | 21:59 | comments(0) | - |-
会津叶津より浅草岳へ
【期 間】2016年5月3日
【参加者】H内、Y本、T橋、T町
【コース】叶津登山口より往復

前夜は快適な登山口で過ごした。
前日ちょうど降りて来られた方から状況を教えていただく。
今日は朝からいい天気だ。
久し振りに清々しい朝となった。
5:45出発。
ブナの鮮やかな緑と真っ赤な椿の花の取り合わせが珍しい。


椿の花とブナの新緑をゆく

標高差で300m登り詰めると山神ノ杉ということろだ。
祠があり、沼の平への分岐点になっている。
さらに急になった登山道を登っていく。
北に向いた斜面は残雪があれば少し厄介だと思っていたが、
ほとんど夏道が出ており容易に登れる。

 
山神ノ杉と祠                  沼ノ平と川内山塊を望む

やがてだだっ広い平石山の一角にたどり着く。
ここからは雪の台地となり、まだ芽吹いていないブナの森の
間を適当に歩く。

 
平石山先の台地をゆく 

今日も霞みが強く遠くの山の眺めはいまいち。
だんだん尾根が絞られてくるがほぼ平坦なので楽だ。
尾根が狭まると夏道の周りはカタクリの花でいっぱい。
先に山頂が見えている。
再び尾根が広がるあたりからは雪のうえとなる。
ブナ林を抜けると遮るものがない展望の中の登りとなる。


山頂直下の尾根をゆく

同時に風が強くなってくるが、東風で暖かい。
山頂付近は尾根が細くなり、夏道が出ている。
9:40山頂に到着。
山頂には雪が無く、展望雄大。
昨日と同じく遠くの山々は見えない。
田子倉湖や毛猛山塊、荒沢岳、会津朝日岳、昨日登った守門岳など山岳風景を楽しむ。

 
守門岳を望む                鬼ヶ面山と背後は毛猛山塊、越後三山

山また山の展望は素晴らしい。
鬼ヶ面山へ続く稜線はすっかり雪を落とし、雪庇の欠片も残っていない。
風は相当強く、生暖かく、明日は荒天になる気配だ。
しばらく展望を楽しんだ。
下山は往路を戻る。
下りは正面に川内山塊や会津蒲生岳などの展望を楽しめる。
尾根の北寄りからは沼ノ平が見下ろせる。


緩く広大な斜面を快適に下る

12:15下山。往復で6時間半だった。
帰路は只見の町で温泉と昼ごはんを済ませる。
山頂から見えていた只見線の旧田子倉駅先の広場に寄る。
只見線の線路から残雪の浅草岳の山頂が見えた。


只見線と浅草岳

山古志、小千谷、柏崎へ山里の春の風景を楽しみつつ帰路についた。








 
posted by: horiuchi | 関東他 | 14:01 | comments(0) | - |-
二口から守門岳(袴岳)、大岳へ周回
【期 間】2016年5月2日
【参加者】H内、Y本、T橋、T町
【コース】二口〜谷内平〜守門岳(袴岳)〜大岳〜保久礼小屋〜二口

前日は佐渡の金北山下山後の移動日で、佐渡の旅を楽しんだ後とちおの道の駅へ。
5:30に出発し、二口登山口へ。天気は曇り。
今年は異常に雪が少なく、登山口まで車で入れた。
6:10登山開始。最初は地元の人たちと一緒に歩く。
ブナの新緑が眩しく、朝の空気が心地いい!


やがて谷内平の広い台地へ。少し休憩。
左手に大岳が見えているが、本当に雪が少ない。
6月の様相だ。


細くなった尾根を辿ると滝見台へ。
ここからは広くなった尾根を単調に登っていく。
主稜線に出ると正面に川内山塊の粟ヶ岳や矢筈山が…。
まず主峰の袴岳へ
緩いコブをひとつ越えて、たおやかな稜線歩き。


山頂に9:30着。
山頂からは360度の展望が待っていた。
霞が強く、越後三山や尾瀬の燧ケ岳がかろうじて見える程度。
だが、やはり周りの山々を見渡せて爽快だ。
明日登る浅草岳が近くに見える。


帰路は大岳回りで。
今日は登山者に何度か出会う。
保久礼へのルートの状況を教えてもらう。
今年は雪が少なく問題なさそうだ。
いったん下って登り返し。


ところどころ登山道が出ている。
今日は気温が高く、薄日も射して明るい稜線歩きは楽しい。
大岳に近づくにつれ、雪の斜面の登りになる。
さっきまでいた袴岳が背後に。


大岳からも展望雄大。
しばらく展望を楽しむ。
下山はまず西に広い尾根を辿って保久礼小屋を目指す。
広大な雪の斜面で自然と速足になる。
正面に越後平野や弥彦山など広大な展望が広がる。
大岳から1時間ちょうどで保久礼小屋へ。
まわりの新緑が美しい。
その後、春の緑に染まりながら二口の登山口へ向かう。
山麓の新緑と山の残雪の白と黄緑色が映える。
13:10登山口に戻った。


下山後、入広瀬の寿和温泉で汗を流し、お酒と食材を買って六十里越えへ。
会津の只見へ抜け、叶津登山口へ。明日は浅草岳登山だ。





 
posted by: horiuchi | 関東他 | 13:58 | comments(0) | - |-
石花から金北山(佐渡)
【期 間】2016年4月29日〜30日
【参加者】H内、Y本、T橋、T町
【コース】石花登山口〜平城畑〜松倉山〜稜線(石花分岐)〜金北山〜マトネ〜石花登山口


29日
直江津港からフェリーで小木へ。
海岸線をドライブし、石花登山口へは14:30着
海岸では晴れ間があるが、山の稜線は黒い雲が掛かっている。
静かな登山道は花がいっぱい。
カツボラ池から松倉山への踏み跡を辿ると藪があり衣服が濡れる。
ガスが掛かって何も見えない松倉山手前の草原で泊まる。
夜間は雨と風が強く、濃霧となった。


30日
目覚めると青空が・・・・・
朝日が射したがすぐに雲の中へ。
松倉山山頂で周囲の風景を楽しむ。
追分へ出て石花越えを目指す。
カタクリの群落とシラネアオイなど草花を愛でながら。
稜線歩きは風が強く、金北山へは強風とガスとなった。
残念ながら何も見えない。
金北山では寒く15分ほど休憩しただけ。
帰路はガスが晴れてた。
両津の町や加茂池など下界は晴れている。
石花越えからマトネまで往復してから下山した。

さて今日は関の民宿かわぐちさんに泊まる。
同宿の人たちも交えた佐渡の美味しい料理とお酒で楽しいひと時を過ごした!
霧の中に佇む大杉やクマガイソウの群落など見どころがほかにもあるとのこと。
また機会があれば来てみたいものだ。



松倉山手前の草原 金北山はガスが掛かっている



ドンデン高原が見えてきた


平城畑から 金北山がやっと見えてきた

佐渡の花たち
  
   
   

佐渡 旅の風景
   
  

 
posted by: horiuchi | 関東他 | 13:54 | comments(0) | - |-
コタキ川から知床岳、知床沼へ
期間 2015年8月12日〜14日
参加者 F澤、H内

北海道に着いた日から暑い日が続き、道東では連日大雨警報が出て入渓が遅くなった。
前夜、11日の夜は雨が降ったが、ようやく出発することにした。
行程は半分に短縮だがしかたない。

2015年8月12日
天気は久し振りにいい。
途中でヒグマに何度も遭遇し、行程が捗らない。
時にはそろりとお互い距離をおいて通過し…
時には立ち去るまで待ち…
時にはこちらが迂回し…
時には相手がそっと移動してくれたり…
オジロワシにも幾度となく出会う
さすが北海道の山は本州と違う!自然が奥深い。
そんなこんなでコタキ川標高350m二俣で泊まる。
ヒグマで行程時間が読めなかった。
沢で釣った魚も今夜のおかずに。美味い。
今夜はヒグマが出ないかな〜
まぁ…心配しても仕方ないので寝る。

2015年8月13日
朝はヒグマに出会わず、3時間ほどで大滝へ。

左岸を高巻き、落口へ。
背後に硫黄岳が見える。

そのうえは少しだが心地よいナメが続く。
やがて水が涸れ笹と灌木の藪の中へ。
強烈な笹薮の急登と延々と繰り返す。
最後はハイマツの藪と格闘。
知床岳の東の鞍部に登り着く。
知床岳は看板もなく何の変哲もない山頂だが景色は良い。
下りで道を失い、ハイマツを漕いで沼の散らばった草原へ。
時間が掛かっており知床沼までは行けそうにない。
池塘の脇でビバーク。
ここもヒグマの落し物が…。
今日はハイマツ漕ぎに疲れたのでヒグマのことなど考えず寝る。


2015年8月14日
広い台地の切り分けを辿り、やがて明瞭な尾根になる。
右手にウナキベツ川の流域が俯瞰できる。
海上には雲海が広がっている。
P1,132からの下りで知床沼とポロモイ岳が見渡せ爽快だ。

樹海を下って知床沼の西岸を辿り北端へ
ここはテント指定地になっているようだ。
水は思ったより綺麗で気持ちいい草原だ。
沼の背後にさっき越えてきたP1,132の右背後にかろうじて知床岳が覗く。

ポロモイ台地を平坦に歩くが太いハイマツのジャングルで歩きにくい。
やがて急涯沿いの尾根に移り、急下降。
ガスが掛かっていかにもヒグマが出そうな雰囲気。
池のほとりに降り着いた。
反対コースの場合、尾根への取り付きは見つけにくそう。
ここからが大変だった。
河床を降りることにするが水はすぐに伏流となる。
代わって水の無い大岩の堆積した台地を右往左往。
やがて水が出てきても水草が多く、非常に歩きにくい。
水の中を行ったり、左岸、右岸と台地を辿ったり…。
これでは旧登山道を使った方が良かったなぁ…。
ガスが晴れ、前方が明るくなってきて海の気配がする。
河口にでて橋を渡り観音岩の袂で大休止。
海と山のコントラストが眩しい。

ここからはヒグマの痕跡があちこちにある海岸歩きだ。
観音岩の尾根を越えるとあとは単調な海岸歩きだ。
途中、オジロワシをすぐ間近で見る。格好いい!
もうすぐ相泊に着くのでヒグマのことは忘れていた。
100m先に6、7人の人がこちらを見ている。
聞こえるところまで近づくと
「私たちのすぐ横にヒグマがいて危ない!」
って叫んでいる。
どこにいるか分からないまま急いでその人たちのもとへ。
振り返るとヒグマは海岸から番屋のほうに出てきていた。

まったく人騒がせな…。
その後相泊で番屋の人に車で羅臼の街まで送っていただいた。


北海道入りの前半は大雨予報で入渓を見合わせた。
その間、雨でも心配のない簡単なハイキングに出掛けた。
羅臼岳と斜里岳。まずまずの天気で雨に会わなかったのは幸いだった。

また機会があればポロモイ岳やその先の知床岬に行ってみたいものだ。
ただし、強烈なハイマツ漕ぎに体力がもつかな?

 
コタキ川の釡と小滝        ポロモイ台地登り口の池

 







 
posted by: horiuchi | 関東他 | 21:55 | comments(0) | - |-
盛岡山友会との交流〜アイスクライミングin奥入瀬〜

日時:2013年2月9(土)〜11(月)
メンバー:CL楠堀ま、楠堀せ、倉嶋、梅比良、脇田  盛岡山友会の方々
場所:青森県十和田市 奥入瀬渓流


今回はなんと、県を越えた交流会☆盛岡山友会との交流山行のレポートです。
今回で早くも4回目。ご縁に、嬉しい限りです。
昨年の夏、石鎚山・剣山での交流の際に、話のはずみで盛岡山友会のS机さんからアイスクライミングの話をお聞きし、うわ〜すごーい!ぜひ行ってみたい!!とまきちゃんのノリで現実となりました。
広島+九州から物好き5人組が集まって金曜日の夜に飛行機で仙台へひとっ飛び。
その後盛岡へ移動し、9日朝9:00滝沢役場で盛岡山友会の方々と合流しました。

〜1日目〜

今回お世話になった盛岡山友会の11名の皆さん。移動から、お食事から、アイスクライミングのご指導から、宿泊から、何から何まで本当にお世話になりました。
あたたかくフレンドリーな盛岡の皆さん。なんと20代〜70代まで勢ぞろい!一緒にいるだけで元気になれる素敵な皆さんでした。

岩手山も姿を見せてくれ、爽快なスタートです。


盛岡市内から車で走ること約2時間半。秋田と青森にまたがる湖・十和田湖に到着です。


憧れの奥入瀬渓流、涼しくさわやかに散策というイメージがありましたがなんと厳冬期に行けるなんて!
クルマをとめて、アイスクライミングの舞台へと進みます。




岩場へのアプローチも楽しい〜


おおっっ・・・この壁を登るのかー!初めての氷の壁にご対面。ワクワク反面、恐怖反面?ぞぞっと緊張感を感じました。



小雪が降りしきる中、トップロープをセッティングしに登っていってくださいました。
初めてお会いした皆さんとすぐに打ち解けて楽しいお仲間になれました(^^)


颯爽と登る後ろ姿とてもかっこ良い!
道具も全て貸していただき、なにも知らない私たちに1から教えてくださいました。


予想以上のバイルの重さと氷の硬さと手のかじかみ・・・手に力が入らない(TT)とてもとても登れる気がしませんでした。
「立ててる」感じが信用できない(;_;)ので怖くて立ちこめなくてすぐダウン・・・


初日は、ただただ盛岡の皆さんのかっこ良い姿に茫然と見とれてしまいました。







〜夜〜
石ヶ戸の休憩所のそばにテントを張り、楽しい宴の始まりです。
盛岡名物たくさんいただきましたー!比内地鶏のスープにきりたんぽ鍋、ご家庭の農家で育てられているという新鮮な野菜をたっぷり、リンゴ、サンマの干物などなど美味しいものいっぱいごちそうになりました。

私は初日登れなくてとても悔しかったので、明日はちょっとでも登りたい!!とベテランO林さん、S机さんにコツを聞きました。
<バイルは肩幅ぐらい。あまり高く上げない。アイゼンの先で立つ。足もあまりあげない。バイルを差し込んだら体を引き付けて上がる>ふむふむなるほど!後はみなさんのムーブを観察学習して学ぼう!
盛岡の皆さん話もとっても面白くてにぎやかな楽しい時間でした。テントの中の飲み会っていいですね。この時間がなきゃ☆ですねー。


〜2日目〜

静かな冬の森の朝が迎えられました。
自然の中で寝て、目覚めるってほんと幸せだなあ。。

朝食のホットサンドが美味しかったです。
メニューや山道具もなるほどといろんなことが勉強になります。




ここがテントをはった休憩所。厳冬期の青森で外で幕営なんてどんなに寒いのだろうと心配でしたが、寒さを感じず!熟睡できました。
なんとトイレに24時間暖房がかかっているのです。女子にうれしい環境です。

キティちゃんの雪だるまもキュートにお出迎え♪


さあまた現場へ!

HWACの二人!K堀さんとU比良さんが登ります。
ファイト!!

あーU比良さん落ちちゃった!K堀さん頑張りましたー!HWACの中で一番に上まで行けましたね(^^)/




盛岡の方々はほんとに強いです。
女子二人の華麗なる登り!マドンナH川さんと明るくキュートなK島さんです。
かっこいーーー(>∀<)


さて私も・・・
昨晩いただいたアドバイスと皆さんの観察で得たことを糧に再チャレンジ。
内まただとか、花魁登りだとか下でイロイロ聞こえましたが、かっこなんか気にしてるより登れればイイ!自己流でいきました。
教えていただいた通り、意識してやると気付いたら登れていました〜!



降りるときの爽快感と気持ちよさ!行けてよかった〜〜できてよかった〜〜みなさん本当にありがとうございました!!
スペシャル級な思い出になりました。

大・大・大満足で帰ります。



突然始まる雪合戦。楽しいメンバーです。





帰りも産直市場に立ち寄りなど5感いっぱい北国を味わって帰りました。





お世話になった盛岡の皆さま、本当にありがとうございました。
たくさんたくさん、あたたかさと楽しさをもらって、胸いっぱいになって帰りました。
今度は広島の魅力お伝えしますね。ぜひ遊びに来てくださいね(^^)/

<photo & report 脇田佑子>

posted by: wakky | 関東他 | 19:49 | - | - |-
「環境省中部地方環境事務所主催:環白山モニター・エコツアー」
 

日 時:2010年10月15日(金)〜17日(日)
参 加:小林(つ).小林(み).加藤

紅葉し始めた白山国立公園をぐるっと一周する特別エコツアーです。
名古屋発〜白鳥〜勝山〜市ノ瀬〜白山スーパー林道〜白川郷〜大白川各地の魅力をそれぞれの地域の専門家がご紹介します。石川県自然保護センターでも勤務経験があり白山の生き証人(!?)と呼ばれる自然學校のインタープリター三原が案内役を務めます。

※このツアーは環境省中部地方環境事務所「平成22年度グリーンワーカー事業白山国立公園利用促進検討調査業務」のモデルツアーとして企画されました。


白山スーパー林道「しりたか滝」です。 バスから下りて眺めた秋いろに染まった白山系は絶景!でした。



白山スーパー林道三方岩岳駐車場から。



三方岩岳からの眺望です。



「トヨタ白川郷自然學校」レストランにて。世界のトヨタ! 自然と共生・環境保全を理念として設立された素晴らしい施設です。
インタープリター(自然と人との仲介人)がご案内して下さいます。



トヨタ自然學校に保存されている茅葺き合掌建物



どぶろく祭り 獅子舞 地域の元気の良い若者を中心に秋の収穫に感謝する祭りです。 獅子がマムシを退治



獅子舞、小学校最後の年、地域の子供がなぎなたをもって舞います。素晴らしい!


獅子舞。 ずーっと護らなければ・・・ 大切な伝統、文化ですね。



どぶろく祭りの行列は続く。お年寄りも若者も・・・



白山大白川登山口へ向かう。 大白川の滝



大白川小屋から臨む白山のいただき! 近寄り難い、近づきたい。


ススキの向こうに、大白川ダム湖




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山を楽しみましょう♪ 自 分スタイルで山に登れば、気分爽快ですから!
広島勤労者山の会(広島労山)では仲間を募集しています。
広島労山ホームページより、お気軽にご連絡お待ちしてます♪
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<photo/Katoh>
<報 告:Katoh>

posted by: 管理者 | 関東他 | 16:23 | comments(0) | - |-