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コタキ川から知床岳、知床沼へ
期間 2015年8月12日〜14日
参加者 F澤、H内

北海道に着いた日から暑い日が続き、道東では連日大雨警報が出て入渓が遅くなった。
前夜、11日の夜は雨が降ったが、ようやく出発することにした。
行程は半分に短縮だがしかたない。

2015年8月12日
天気は久し振りにいい。
途中でヒグマに何度も遭遇し、行程が捗らない。
時にはそろりとお互い距離をおいて通過し…
時には立ち去るまで待ち…
時にはこちらが迂回し…
時には相手がそっと移動してくれたり…
オジロワシにも幾度となく出会う
さすが北海道の山は本州と違う!自然が奥深い。
そんなこんなでコタキ川標高350m二俣で泊まる。
ヒグマで行程時間が読めなかった。
沢で釣った魚も今夜のおかずに。美味い。
今夜はヒグマが出ないかな〜
まぁ…心配しても仕方ないので寝る。

2015年8月13日
朝はヒグマに出会わず、3時間ほどで大滝へ。

左岸を高巻き、落口へ。
背後に硫黄岳が見える。

そのうえは少しだが心地よいナメが続く。
やがて水が涸れ笹と灌木の藪の中へ。
強烈な笹薮の急登と延々と繰り返す。
最後はハイマツの藪と格闘。
知床岳の東の鞍部に登り着く。
知床岳は看板もなく何の変哲もない山頂だが景色は良い。
下りで道を失い、ハイマツを漕いで沼の散らばった草原へ。
時間が掛かっており知床沼までは行けそうにない。
池塘の脇でビバーク。
ここもヒグマの落し物が…。
今日はハイマツ漕ぎに疲れたのでヒグマのことなど考えず寝る。


2015年8月14日
広い台地の切り分けを辿り、やがて明瞭な尾根になる。
右手にウナキベツ川の流域が俯瞰できる。
海上には雲海が広がっている。
P1,132からの下りで知床沼とポロモイ岳が見渡せ爽快だ。

樹海を下って知床沼の西岸を辿り北端へ
ここはテント指定地になっているようだ。
水は思ったより綺麗で気持ちいい草原だ。
沼の背後にさっき越えてきたP1,132の右背後にかろうじて知床岳が覗く。

ポロモイ台地を平坦に歩くが太いハイマツのジャングルで歩きにくい。
やがて急涯沿いの尾根に移り、急下降。
ガスが掛かっていかにもヒグマが出そうな雰囲気。
池のほとりに降り着いた。
反対コースの場合、尾根への取り付きは見つけにくそう。
ここからが大変だった。
河床を降りることにするが水はすぐに伏流となる。
代わって水の無い大岩の堆積した台地を右往左往。
やがて水が出てきても水草が多く、非常に歩きにくい。
水の中を行ったり、左岸、右岸と台地を辿ったり…。
これでは旧登山道を使った方が良かったなぁ…。
ガスが晴れ、前方が明るくなってきて海の気配がする。
河口にでて橋を渡り観音岩の袂で大休止。
海と山のコントラストが眩しい。

ここからはヒグマの痕跡があちこちにある海岸歩きだ。
観音岩の尾根を越えるとあとは単調な海岸歩きだ。
途中、オジロワシをすぐ間近で見る。格好いい!
もうすぐ相泊に着くのでヒグマのことは忘れていた。
100m先に6、7人の人がこちらを見ている。
聞こえるところまで近づくと
「私たちのすぐ横にヒグマがいて危ない!」
って叫んでいる。
どこにいるか分からないまま急いでその人たちのもとへ。
振り返るとヒグマは海岸から番屋のほうに出てきていた。

まったく人騒がせな…。
その後相泊で番屋の人に車で羅臼の街まで送っていただいた。


北海道入りの前半は大雨予報で入渓を見合わせた。
その間、雨でも心配のない簡単なハイキングに出掛けた。
羅臼岳と斜里岳。まずまずの天気で雨に会わなかったのは幸いだった。

また機会があればポロモイ岳やその先の知床岬に行ってみたいものだ。
ただし、強烈なハイマツ漕ぎに体力がもつかな?

 
コタキ川の釡と小滝        ポロモイ台地登り口の池

 







 
posted by: horiuchi | 関東他 | 21:55 | comments(0) | - |-