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英彦山
2016年1月9日 

朝0:30広島発、20:30着の日帰りハイキング
銅の鳥居より参道をあがり、奉幣殿で参拝後、登山開始。
雲が多いが遠くは良く見渡せる。
1時間半ほどで樹氷の山頂へ。
気温マイナス3℃
北岳、南岳も樹氷で覆われている。
南岳から鬼杉へ降りる。
岩場は薄く雪が乗っていて慎重に。
材木岩を経て途中から大南神社に寄る。
社殿が大岩とマッチしている。
鬼杉は思っていたより巨大で立派だ。
屋久島の山々を彷彿させる。
鬼杉から少し登って玉屋神社へ。
ここも背後の大岩と一体化していて荘厳だ。
社殿の前の風景も落ち着きある素晴らしい眺めだ。
玉屋神社から多少のアップダウンで奉幣殿へ戻った。


奉幣殿


南岳鞍部より英彦山中岳と大きく立派な上社を望む


樹氷の南岳に向う


鬼杉


英彦山山腹の森をゆく
posted by: horiuchi | 九州の山 | 20:53 | comments(0) | - |-
湯泊から七五岳、烏帽子岳、高盤岳を経て永田岳、永田浜へ
【期 日】2015年9月19日(土)〜22日(火・祝)3泊4日
【参加者】H内
【地形図】1:25,000地形図 栗生、宮之浦岳、永田岳
【ルート】

 湯泊バス停〜湯泊歩道登山口〜七五岳〜ミノの小屋跡(⇔烏帽子岳へ往復)
 〜ワレノ岩屋〜デー太郎岩屋〜高盤岳北西鞍部(⇔高盤岳へ往復)〜花之江河
 〜黒味岳別れ(⇔黒味岳へ往復)〜投石平〜宮之浦岳〜焼野三叉路〜永田岳
 〜鹿之沢小屋〜桃平〜姥ヶ岩屋〜竹ノ辻〜永田岳登山口〜永田バス停(⇔永田浜へ往復)

 
屋久島は今回で5回目。
今回はシルバーウィークを利用しての山行なので静かそうなルートを考えた。
まだ辿っていない湯泊歩道から登り主稜を縦走し、永田歩道を下る南北縦断ルート。
樹林美の山を巡る旅を目的にする。
前回は鯛ノ川の沢登りだったので宮之浦岳と花之江河の間の縦走は4度目になる。
屋久島の南に位置する七五岳や烏帽子岳からの展望や岩
峰を眺めることと、
それに恐らく九州で一番の高低差のある永田歩道を辿るのも魅力だ。
広島から新幹線と夜行バス、朝の高速船トッピーを乗り継いで湯泊バス停に向う。

 

【行程1日目】行動時間 4時間20分 天気 晴れ時々曇り、14時から曇り
湯泊バス停12:00〜15:35湯泊歩道登山口15:45〜16:20 標高980m直登ルート分岐先の広場

 
湯泊バス停から湯泊歩道登山口へ


以前にも立ち寄ったバス停前の商店でミカンとビールを買って出発。
コンクリートの急な登りの車道歩きで暑くて大汗をかく。
1時間ほどで車両通行止めの看板が…。
新しい車道をクロスし、川に沿うようになると林道は大きく崩壊。
跡形も無いところに出た。巨石が道を埋め尽くす。
車道を離れ、崩れた斜面を登って近道をする。
しばらくは車道の崩れた場所が断続的に続くが、上部に向かうほど程度がましになる。
バス停から3時間半で湯泊歩道登山口に着いた。
そのころから天気が怪しくなり、少し霧雨が混じる。
少し上部からはガスも掛かり始めていて島の天気予報はあてにならない。
ここで泊まるか迷ったが、明日の行程を考えて先に進む。

 
湯泊歩道登山口から標高980m直登ルート分岐先の広場まで

歩道に入ると道は安定していて、林道とは大違いだ。
緩やかに辿る。
足元を見ると細くて痩せたヤマビルが2匹靴に取り付いているが、元気が無さそう。
40分余りの山道歩きで七五岳への直登ルート分岐だ。
分岐のすぐ先に広場が見え、その背後には広く陰湿な池跡がある。
今日は曇天で薄暗く、森は少し不気味だが、この広場に泊まることとする。
鹿の走る音と鳴き声で少し騒がしい。
水はすぐ先に水量の多い沢があり困らない。
背後の池は、後に屋久島のガイドさんから聞いたところ、ここでトリモチを作っていたとのことだ。
人が開拓した跡なのだがこの時は知らなかった。
夜は曇ったままで、漆黒の闇だ。ラジオを付けるとなんと電池が消耗している。
夜中は何故か鹿や猿の声はせず、風もなくラジオも聞けず静まり返った一夜となった。


 
 
【行程2日目】行動時間 8時間25 天気 曇り時々晴れ 正午から曇りのちガス
標高980m直登ルート分岐先の広場6:50〜8:30七五岳東鞍部(⇔七五岳8:45〜9:30)9:40〜10:10ミノの小屋跡⇔烏帽子岳10:30〜11:00)11:20〜12:45ワレノ岩屋12:55〜14:10デー太郎岩屋14:20〜高盤岳北西鞍部15:00〜15:15高盤岳

 
標高980m直登ルート分岐先の広場から七五岳へ

朝の天気に期待していたが夜が明けるとやはり曇天だ。
幸いガスは掛かっていない。
薄暗い森を左に登り気味にトラバース。
沢を2回渡って尾根に取り付く。
短い間隔でテープがあり、踏み跡は薄いが辿るには問題ない。
意外と藪は薄くて思ったより歩き易いがやがてかなりの急登となってくる。
風がなく今日も暑い。
鳥の声も少なく静かな登りだ。
だんだん木々が大きくなり、森の雰囲気が素晴らしい。
背後から少しずつ青空がのぞくようになり、天気が期待できそうだ。
尾根は上部に向かうほど急になり、次第に道も怪しくなってくる。
目印も少なくなりよく見ておかないと道を外すようになり時間が掛かる。
10m進んでテープが無ければ道を外していることが多い。
晴れてきて前方の高みの岩峰が青空を背景に威圧感をもって迫ってくる。


1時間40分掛かってやっと稜線に出た。
樹林の中で展望はないが分岐点は賑やかにテープが付けられているので明瞭だ。
ここに荷を置き、ちょっとした岩場のロープを頼って高度感たっぷりの山頂に。
北側に大きく展望が広がり、東に烏帽子岳やジンネム高盤岳も望める。
しかし残念なことに稜線から南側はガスが湧いていて見えない。
南側は見えないが、ガスが渦巻く稜線は迫力がありより一層奥深く思える。
黒味岳や永田岳は少し霞があるがまずまず見えている。
さてこの山頂で大休止。風が心地よく汗も一気に引いた。


七五岳から烏帽子岳へ
分岐に戻って樹林の中の道を緩い登りで辿る。
しっかりした踏み跡で、25分ほどで広場からの道に合流。
その後3分でミノの小屋跡の小広場へ。2張りほどテントが張れそうだ。
ここに荷を置き、少し休憩。
そのまま直進して烏帽子岳へ向かう。
森の中の緩い登りで見印が頻繁にあり進路は明瞭だ。
山頂に着くころ右手はガスが掛かる。
山頂には大きな岩がありその先へ進むと露岩から北東に大きく展望が広がる。
圧倒的にジンネム高盤岳の存在が大きい。


ボリュームのある山で山頂の南側に露岩が見えている。
結構風が強くなり寒くなってきた。
巨岩の基で屋久島主稜の眺めを堪能する。



 
烏帽子岳からワレノ岩屋へ
半時間ほど山頂で過ごしもと来た道を戻る。
ミノの小屋跡からは山腹を辿る道となる。
平坦に進めたら楽そうだが、岩や木々を避けるため微妙にアップダウンがある。
岩や礫も多くしかも段差も大きく疲れる道だ。
だが苔蒸していて自然との一体感は素晴らしい。


時々ある標識も時間の経過で木々の緑に埋もれ掛けている。
長く山腹を巻く道だが、やがて濃いガスに包まれる。
森はより幻想的な雰囲気になって良いのだが、少し困ったことがある。
それは今回の山行でジンネム高盤岳に登るのが目的の大きなひとつだからだ。
このガスでは展望は望めそうにない。
ジンネム高盤岳の山頂の南の岩場からの展望を期待していたのだが…。
1時間半ほどでワレノ岩屋に着いた。少し休憩だ。
ここからジンネム高盤岳に取り付く予定だったが割愛する。
いつか淀川の沢登りの時にこの山に登ることとしよう。

 
ワレノ岩屋からデー太郎岩屋へ
ワレノ岩屋からは一旦緩く下ってP1,565を左にかすめる。
大きく右に旋回した先の尾根の上に出たところにはテント1張り分のスペースの小広場がある。
このあたりは複雑な地形で小さなコブと凹地が頻繁に現れ現在地の判定が難しい。
しかし森は深く、苔蒸していて屋久島のど真ん中をゆく気分はいいものだ。


登山地図のデータロー岩屋の位置は間違えており、P1,574の北の鞍部だ。
沢を渡ったすぐ先に看板があり、道の右に小さな広場がある。
このあたりの森の雰囲気も素晴らしい。
予定ではここで泊まることにしていた。
しかし昨日に続き全く展望のない薄暗いところで泊まるのは面白く無さそう。
ジンネム高盤岳を割愛したので、明日登る予定の高盤岳まで進むことにする。

 
デー太郎岩屋から高盤岳まで
尾根を緩く登ると次第に右に巻く。
やがて小沢を渡り、平坦にさらに小さな沢を2回ほど渡って登りに転じる。
ガスが掛かったり取れたりの繰り返し。


高盤岳の北西の鞍部に登り着く。
ここから道を離れて右に曲がり、そのまま尾根を辿る。
よく登られているようでしっかり踏み跡があり、テープも付いている。
鞍部から15分ほどで山頂に達した。

ここは遠くからはカマボコを太刀割ったような岩が並ぶように見える山頂だ。
山頂の北東側の岩の基部には平坦で展望のいい広場が2か所あり、期待通りだ。
小花之江河の湿原と木道が良く見渡せ、人の声がひっきりなしに聞こえてくる。
こちらはまだ誰とも出会わず静かだったが、急に人声で賑やかになった。
夕暮れはガスが晴れ、前方に黒味岳の姿が望めた。
うまい具合に風は背後の岩で遮られ、快適な夜を迎える。
夜は満点の星空が広がった。


 
【行程3日目】行動時間 8時間25 天気 曇り時々晴れ 時々ガス
高盤岳7:30〜高盤岳北西鞍部7:40〜8:10花之江河8:20〜8:35黒味岳別れ(⇔8:50〜9:10黒味岳)9:35〜9:50投石平
10:10〜11:20宮之浦岳12:35〜焼野三叉路12:40〜13:40永田岳15:10〜ローソク岩展望台15:35〜15:55鹿之沢小屋
 
高盤岳から花之江河へ
朝、種子島の南海上から朝日が昇る。



雲が多く、日の出後また雲の中に太陽は隠れた。
明るくなって、不思議な虹が東の空に出た。
縦に垂直に伸びた虹で、初めて見る光景だ。
北西の鞍部に下り、湯泊歩道を北に進む。
道が深くえぐれたところが多くアップダウンがある。
しばらく鹿の親子が道を先導する。
途中の沢で行動用の水と洗面を済ませ、先に進むと栗生歩道分岐ですぐ先が花之江河だ。
途端に人の声がいっぱい聞こえてくる。
湿原の入口には通行止めの表示があり、湯泊歩道が対象になっていた。
林道区間の車両通行止めと思っていたのだが…。
湿原では原の真ん中でオス鹿が草を食べている。
登山者を全く気にしていないようだ。
淀川への分岐で大勢の登山者の中に入る。
紅葉はまだまだで色彩はいまいちだ。10分弱休憩する。

 
花之江河から黒味岳へ

ここからは過去何度か歩いた道だがすべて南下したので、今回北上するのは初めてだ。
まず黒味岳への分岐点まで登って、黒味岳へ空身で登る。


まずまずの風景が広がるが、辿ってきた湯泊歩道沿道の山々を岩の上から望む。
高盤岳、ジンネム高盤岳、烏帽子岳、七五岳は霞んでいて色が冴えない。少し残念。
北の宮之浦岳やその左に永田岳が望めるがやはりガスが掛かり山頂は見え隠れしている。
山頂は巨岩の上なので風が強く寒い。

 

黒味岳から宮之浦岳へ
分岐に戻って投石平の花崗岩の上に陣取って長めの休憩を取る。
さすがシルバーウィークで他にも大勢の登山者が休憩し賑やかだ。
前の2日間の静寂とはあまりにも対照的なのが面白い。
風が弱く、さっきの黒味岳山頂の登山者がよく見える。
少し晴れ間も出てきて明るい縦走路はやはりいつ歩いても気持ちいい。
投石平からはしばらく登りが続き、その後山腹や凹地状を辿っていく。
栗生岳への登りで直射日光が強くなり結構汗が出て暑い。
今日は道が整備された登山道なので行程が捗る。
このままでは鹿之沢小屋へ早く着きそうなのでスローペースで歩く。
宮之浦岳山頂は大勢の登山者で賑わっていて、前回2月の雪の中を来た時とは大違い。
山頂に着くとガスに覆われ展望が閉ざされた。
眺めの良さそうな岩の上でいつか晴れるのでは?と思いつつ一時間余りも過ごした。
出発間際になってガスが切れてやっと永田岳の雄姿が望めた。

 
宮之浦岳から永田岳へ
焼野三叉路から永田岳へ向かう。
焼野からは登山者が他にいなく、また静かな歩きとなる。
笹を掻き分けながら前方の永田岳が近づいてくる光景は何度味わってもいいものだ。


永田岳は笹の明るい緑の中に花崗岩の露岩が点在していて独特の景観で好きな山だ。
本格的な登りの前に小広場と右手の沢の水場がある。
少しジグザグを切りながら高度を稼ぎ、山頂直下の分岐点へ。
ここに荷を置き、山頂へ。
永田浜の方向はガスで見えない。
宮之浦岳は正面に見え、黒味岳もガスで見えたり隠れたりしている。
ガスの流れを眺めていると結構面白く、菓子やコーヒーを沸かして優雅な時間を過ごす。
結局山頂で一時間半もゆったりした時を過ごした。


 
永田岳から鹿之沢小屋まで
今日はもう下るだけだ。
途中で鹿の親子が花崗岩の岩の上でこちらを眺めている。
なかなか可愛らしいいいポーズで写真に写ってくれた。


道は雨水でかなり深く溝状に抉れており、登ったり巻いたり下ったりで、段差も大きく
大変だ。それでも快調に下ってくと、ローソク岩展望台に着いた。
着いて見上げた時は岩が綺麗に望めたがつかの間。
写真を撮ろうとしてザックからデジカメ取り出しているうちにガスに包まれてしまった。
休憩も止めて、そのまま下降する。
屋久杉の森が少し見渡せる場所からは遠くなった黒味岳が見えて山深さを感じる。


水の音が近づいて来てしばらくで、鹿之沢小屋に着いた。
永田岳山頂から道が悪いこともあり思ったよりも時間が掛かった。
小屋は相当年季が入っており、いかにも山小屋といった感じで好感が持てる。
周辺の森の感じが素敵だ。
小屋の横から水場の沢を渡った先には快適そうな草地のテント地もある。


中を覗くと誰もいない。
テント泊も魅力で迷ったが小屋に泊まることにする。
中はかなり薄暗いので、外で晩御飯の支度をしていると、2人連れの青年がやってきた。
道が大変でもう明日には降りるとのことで、同じく外でご飯だ。
夕刻、関西からの若い女性4人を連れたガイド2人の計6人のパーティがやってきた。
今夜は計9人の賑やかな夜となった。
夜中はネズミが走り回り、耳障りで寝にくい。
食料をちゃんとザックに入れかったのが悪かった。
夜中外に出ると月で明るい。しかし星も案外多く見えている。
森のシルエットも美しく、しばらく夜空を眺めた。

 
【行程4日目】行動時間 7時間55 天気 晴れ時々曇り
鹿之沢小屋6:40〜7:45桃平8:10〜8:35姥ヶ岩屋8:45〜9:40竹ノ辻9:45〜12:40永田岳登山口12:45〜13:45永田バス停
14:50〜14:05永田浜14:25〜14:35永田バス停
 
鹿之沢小屋から桃平へ
朝、ガイドさん達と小屋前で少し話をしてからそれぞれ出発。
ガイドツアー一行は花山歩道へと進んで行った。
さてこちらは予定通り永田歩道へ進む。
しばらく沢の右岸山腹を辿る。
急な下りは無く、道は広く安定して歩き易い。
沢を渡渉するところはロープがあるが、水は少なく靴も脱がず簡単に渡る。


左岸を少し辿って今度は巨岩の沢を渡るが岩の上を辿るだけで水は隙間を流れている。
やがて右手の尾根に登り、平坦に近い道をしばらく進む。
登山地図の桃平のピークは登らず、尾根の右手山腹を複雑に巻き進むようになる。


結構複雑にルートが付けられている。
そのうち尾根に復帰したところが桃平の広場だ。
大きな木々に囲まれた落ち着きのある良い雰囲気の広場でテント泊も快適そう。
そのすぐ北にある岩の上に登ると永田岳や障子尾根、永田浜まで見渡せる爽快な展望が得られる。
この岩の上は心地よく、今日は気温も快適で30分も風景を眺めながら休憩してしまった。




 
桃平から竹ノ辻へ
この先、ずっと展望が無いまま深い樹林の中を進む。
木々がところどころ被さり、歩き難くなってくる。
永田歩道はテープの見印が相当頻繁に付けてある。
ルートを間違いそうなところには長い紐で通せんぼもある。
おかげで道を外す心配はほとんどないが、どこにいるのか地形図で
見ると進行具合が分かって楽しい。単調で長い道を延々と辿る。
姥ヶ岩屋は尾根の上にあり、三角形に隙間になっている。
湯泊歩道のワレノ岩屋よりも湿気が少なく快適そうだ。


この先、広い風景な望めないが小さな沢を渡ったり、山腹を巻いたりと変化がある。
八井の鼻(地形図は竹の辻)の南側の凹地状を越えたり複雑な地形の場所を巧みなルート取りで進む。
左の高まりとの鞍部を抜けて尾根の左山腹を巻きながら下降するところからは国割岳が見える。


さらに下って標高1,210mの細い尾根の張り出しの手前が竹の辻(現地の標識)だ。
ここにある標識は標高を間違えている。
日が照っているので暑いが狭い木陰で少し休憩。

 
竹ノ辻から永田岳登山口へ
竹ノ辻から少し下って1,186mの鞍部を通り、登りに転じる。
標高差30m登ると右手の小さなコブとの鞍部に達する。
ここでしばし休憩を入れる。
さてここからは本格的な下りになる。
最初山腹をトラバースしていき、すぐに尾根をくだるようになる。
しかし、地形図の破線通りではない。
結構複雑にルートが敷かれている。
尾根を下降して途中から急に巻きに移る箇所が3か所ほどある。
尾根をそのまま進んで行けばよいのにと思うのだが、急な箇所を避けてのことだろうか。
ただ巻くところで水が得られるのは利点だ。
この下りも頻繁にピンクのテープが付けられておりルートは明瞭だ。
標高720mあたりと460mあたりで水が流れていた。
P457で最後の下りに備えて長めの休憩を入れる。
永田川の音が聞こえてくる。
標高300mあたりからは下部は植林主体となる。
最後はトガヨケ沢の右岸台地の植林の中を辿って林道に降り着いた。
ここが永田歩道登山口だ。
背の高いヘゴノ木が登山道入り口のすぐ横に生えていて南国ムード満点。


 
永田岳登山口から永田バス停まで
登山口からは永田の集落に向けて林道歩きだ。
わずか先で左山腹から水が勢い良く流れていて、汗を拭く。
顔も洗ってさっぱりする。
砂利道は横河渓谷入口の分岐で終わる。
橋の上から山の方を見上げると雲が多いが奥まで見通せた。


アスファルトの道を辿り、民家の並びを眺めつつ歩く。
あまり聞いたことのない蝉の声がたくさん聞こえて下界はまだ夏の様相だ。
集落を抜けると広い水田の中に道が続く。
振り返ると緑一色の中に遠く永田岳が見えている。


見覚えのあるコンクリート造りの商店を右に曲がった先が永田バス停だ。
ここは前回沢登りの後に1日観光で訪れた懐かしいところだ。
待合室が新しく出来ていた。
13:30のバスは出た後で、予定のバスまで一時間余りある。

 
バス停から永田浜へ散策
以前訪れた永田の浜へ散策に出掛ける。
田圃のあぜ道を抜けて、林を越えると海原が広がった。


真っ白な砂とエメラルド色の海が綺麗だ。
砂浜の水際を辿ってみる。
浜の砂が堆積した高みに座ると、永田川の広くなった河口と海が両方見渡せる。
乗る予定のバスがちょうど橋を渡っている。


東には真っ黒な雲があってどうやら雨が降っている気配。
ここは太陽が照って明るい。
木の緑、海の青、雲の白のコントラストが強く、なかなかいい眺めだ。
雨雲が来そうなので早めに切り上げてバス停に戻る。
バス停に着くと予想通りぱらっと小雨。火照った体に気持ちいい。
夏らしい天気の中、山行を終えた。

 
 
バスの待ち時間で宿探しの電話をする。すると2回目で取れた。
シルバーウィークでなかなか空いていないと思っていたがラッキー。
バスの運転手S藤さんはすごく面白い方で、いろいろ山の話などの会話で楽しい時間を過ごさせていただいた。
運転手さんの話によると永田歩道のテーピング(見印)は永田の人がひとりで毎年手入れされているとのことだ。
宿は宮之浦の街中から少し離れた静かな高台にある一軒家。
夕方宮之浦の街で夕食を食べようとしたが時間が早いのかあまり店がやっていない。
初めて屋久島に来た時よりもなんだか少し寂れたような気がする。
平屋建ての宿は新しくて快適だった。
翌日フェリーハイビスカスで船旅を楽しみつつ帰路についた。
次は花山歩道から栗生にでも歩いてみたいな。

 

 
 
 
 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 22:09 | comments(0) | - |-
櫓岳からカブリ岳へ

【期 日】2014年11月15日(土)
【メンバー】H
【地形図】 1:25,000地形図 薩摩黒島
【ルート】大里〜櫓岳〜横岳山〜カムゴ山〜カブリ岳〜塩手鼻〜大里
 
久し振りに三島村の島に出掛けることにした。
もう17〜8年前になるだろうか、硫黄島の硫黄岳に登った。
その時西に見た黒島はその名の通り山の緑で覆われた黒っぽい姿で、ミニ屋久島のような感じで興味を持った。
地形図を見ると、最高峰は櫓岳だ。

しかし、山頂近くまで道路があり、島の中央にある山の周囲にも道路が張り巡らされている。
そのため少し興味が薄れていた。
今回、中日を一日山登りに充てられる2泊の船便がたまたまあり、この日程に合わせて櫓岳に登ることとした。
民宿を予約しようとしたが村民文化祭と重なり宿はどこも休業だ。
三島村役場に伺ったところ、運動広場へのテント泊の許可を快く頂けた。
運動広場は綺麗なトイレや水場がすぐ近くにあり快適な2夜を過ごせることになった。
 
行程 行動時間 9時間40分 天気 晴時々曇り
大里625〜県道221号〜林道中里線〜745大里登山口755830櫓岳900
横岳山〜カムゴ山〜1005カブリ岳1015〜片泊登山口1030〜中里林道〜村道丸瀬線〜1150塩手鼻1230〜村道丸瀬線〜黒島平和公園15301605大里
 
 
大里から県道、林道を経て大里登山口へ
まだ薄暗い間に朝食を済ませ、集落を抜けて県道を歩く。
30分ほどで背後の雲の合間から朝日が射した。
すぐ左手に噴煙を上げる硫黄島が浮かぶ。

朝日と硫黄島を望む

7:00ちょうど、二車線の立派な県道を離れ、林道中里線に入る。
急に勾配が増し、喘ぎ喘ぎ進む。簡易舗装の道路は固く、足に堪える。
両側には背丈4〜5mほどもある密生した竹で鬱蒼として景色は見えない。
標高330mからは常緑樹が出てきて雰囲気が良くなってきた。
標高370mまで上がると右側に放牧場がある。
前方に景色が広がった。

朝日射す横岳山から花立山へ続く稜線

花立山から横岳山に続く山並みに日が差し樹林が綺麗に見える。
折り返して次のカーブには手向山の清水が湧き、美味い。
勾配が緩くなり西に進むと沢を渡って4差路だ。
看板があり、大里から帽子山を巻いてきた別の林道とクロス。
さらに真っ直ぐ200m進むと三差路が大里登山口だ。

少しピラミダルな花立山
 
大里登山口から櫓岳へ
分岐から少しの間は車道で、沢に寄ると林道終点。
艶のある深緑色のハランを林床にした樹林の中を進む。
小沢の左岸を歩くがツワブキの黄色が真っ盛りで印象的。
やがて縦走路の分岐に着く。
左に進み、すぐに小沢を渡って山腹を巻く。
もう一本沢を過ぎるとハランの中の明るい登りになる。
尾根に乗り右に少し進んだ高まりが櫓岳山頂だ。
さすが一等三角点が鎮座している。
東に大里方面と西にこれから進む横岳山方面が見渡せる。
南北は樹林で見えない。
島のはるか西に目を凝らすと、草垣群島が荒々しく見えている。
初めて目にする諸島だ。
はるばるやってきた南の島のてっぺんでゆったりした時間を過ごす。

櫓岳山頂より横岳山、カムゴ山への稜線を望む
 
櫓岳から横岳山、カムゴ山、カブリ岳へ縦走
分岐まで戻り、縦走路へ
道はよく整備されていているが、植物の勢いが強く部分的に草が茂っている。
途中に屋根のある東屋があり雨の日は重宝だ。
しばらく緩く辿った道は急になり階段状を登り詰めると横岳山に着く。
ここも立派な看板が建っている。看板はどこも最近設置されたばかりのようだ。
山頂からは特に南側の風景が広がり、海の青が美しい。
常緑樹に包まれた穏やかな山並みが広がる。
10分余り景色を堪能して下りに掛かる。
左手に鞍部めがけて標高差50mをあっという間に降り着く。
そこからは平坦に近い緩い尾根をゆったり進む。
だらだらと登りわずかに高くなった地点がカムゴ山だ。
危うく通り過ぎるところだった。
山頂の標識で気づいたくらい、山頂らしくない場所だ。
このカムゴ山、地形図ではガムコ山という表記で濁点の位置が違う。
平凡なカムゴ山は通過し、下りになると分岐が現れた。
片泊登山口とカブリ岳との三差路だ。
カブリ岳へと進むと下っていく。
しばらく下って平坦になり、前方に岩場が出現した。

カブリ岳より緑深いカムゴ山を望む

この岩場を巻いて登ったところが山頂だった。
直下にスッパリ南に垂直に切れ落ちた岩壁となっている。
岩の上に登ると実に爽快!
風が緩く吹き、辿ってきた櫓岳方面の山並みと、足元には緑一面の樹林が広がる。
これから向かう塩手鼻の半島も見えている。
カラスが多く、こちらの様子を興味深く観察しているようだ。
 
ガブリ岳から片泊登山口へ
分岐に戻り、山腹を右手にトラバース。
すぐに小尾根状の下りになる。
下方で大きく巻きながら下ると片泊登山口の車道に躍り出た。
分岐からはわずか10分弱だ。
今日はまだ車も人も出会わない。
車道の真ん中で寝ころんで休憩だ。
沿道はツワブキの鮮やかな黄色で埋められている。

樹林から抜きんでるカブリ岳
 
片泊登山口から塩手鼻へ
ここからは再び林道中里線の車道歩きだ。
10分ほど下るとツワブキの花にたくさんのアサギマダラが群がっている。
このような光景は南アルプスの野呂川で見て以来だ。
それにしても大群。ひらひらと優雅に飛ぶ光景にしばし見惚れる。

ツワブキの花に群がるアサギマダラ

先週、広島の昆虫館の温室で蝶の温室の中に入りいろんな蝶を目の前で見た。
同じような光景に感動。
ただ違うのはアサギマダラがほとんどであることだ。
そのうちの一頭に記号が付いている蝶を見つけた。
帰って調べたら長崎バイオパークでマーキングされたアサギマダラだった。
たった5日間でここまで渡ってきていた。
さらに沖縄、台湾へと長旅の途中だったようだ。

蝶を観察しながら歩くので退屈しない。
やがて村道に出て、片泊方面に500m進む。
そこからは折り返すように塩手鼻への下り道に入る
20分ほどで観音に着く。明治28年に「黒島流れ」とうい411人もの人たちが亡くなる悲しい事故があった。
港を遠望する明るい尾根の張り出しの上に立派な白衣観音像が建っている。

その脇をさらに下ると車道の終点だ。
細くなった道を下るとパッと前方に海原が広がり、白い岩と相まって明るい。
階段と急崖に刻まれた道はまるで海に吸い込まれるような感じで快感。
その先は節理状になった岩と海だけの空間だ。
歩道の終点で大休止。
しばらく海原と岩に寄せる波と空を見ながら寝ころぶ。
潮騒が心地よい。


 塩手鼻

塩手鼻から大里へ
標高差200m登り返し村道へ
再びアサギマダラを観察しながら大里へ向かう。
他にもいろんな蝶と出会い、ここは南国であることを感じる。

アスファルト舗装の単調な道路を辿るが車は一台も出会わない。
やがて右前方に最近噴火した口永良部島の古岳、新岳が望めるようになってきた。
古岳、新岳は2007年2月24日に登った懐かしい山々だ。
入山規制でもう当分の間は登れる状態にはならないのだろうか?
その左遠くに屋久島の山並みが霞んで見える。
村道の一番標高の高いあたりに開通当時の記念碑が旧道に建っている。
このあたりからみる常緑樹の山並みは緑濃く目が覚める。

村道丸瀬線から照葉樹林の山肌を見上げる

海の青との対比が美しい。
深い森の間を急流となって沢が海に向い落ち込んでいる。
尾根を回り込むごとに進む方向が少しづつ左に旋回し、今度は硫黄島が見えてきた。
噴煙を上げ、荒々しいがその少し手前右手に岩の塊が海から抜きんでているところが望見できる。
あとで地図を見ると、デン島だ。3つに分かれている。
帰りに船上から眺めたが、それにしてもすごい様相だ。
絶壁になっていて、とても上陸は出来ないのだろう。
櫓岳から南東に張る尾根がおさまるあたりに帽子山から下りてくる林道が合流。
休憩しているとすぐ近くにカラスが寄ってきた。
ナッツやビスケットを並べてやると分かっていてすぐに飛んできて食べる。
さてこの先は風景が変わり、背の高い竹とその間に放牧場が続く。
明るい穏やかな丘陵地となり、東を目指す。
分岐で黒島平和公園のほうに進む。
過去の悲惨な出来事とは裏腹に穏やかな風景と静けさが一層身に染みる。
平和公園からは大里集落が見渡せる。緑に覆われ、家は見えにくい。
その先には泊まっている運動広場があり、妙塔が際立って目立つ。
冠岳の手前で大きく回り、大里集落目指して下降する。
畑が現れ、散歩する人たちに出会う。
人に出会ったのは結局集落内だけで山では人も車も無いのどかさだ。
夕暮れ、集落の中心部を歩くが、落ち着いた家々で生活の息遣いが伝わってくる。
平和ないつもの時間なのだろう。
村民文化祭が催されているせいもあるのか若い人も多いのは微笑ましい。
夜、広場の芝生で寝ころんで天の川を眺める。
人工衛星は10個ほどいろんな方向に飛んでいるのが見えた。
星を見ながら今日一日、ゆったりした島の山歩きを終えた充実感に浸る。
明日は鹿児島市内で温泉に浸って帰ろう。


 

 
 

posted by: horiuchi | 九州の山 | 22:03 | - | - |-
京丈山から川辺川源流を経て国見岳へ
【期 日】2014年10月18日(土)〜19日(日) 前夜発1泊2日
【メンバー】H内、O                              
【地形図】 1:25,000地形図 葉木、国見岳
【ルート】
腰越〜ワナバノ谷登山口〜稜線(⇔京丈山)〜平家山〜後平家山〜谷を下降〜二俣(標高1,360m)〜ヒガエリ谷遡行〜標高1,470m(泊地)〜標高1,520m稜線(⇔国見岳)〜後平家山分岐〜平家山〜平家山登山口〜ワナバノ谷登山口〜腰越
 
  2年前の11月に扇山から三方山、国見岳、白鳥山へと耳川流域を左回りで周回した。
 国見岳周辺の尾根はブナなどの自然林が残されており、その西側の山々を眺めると自然林で覆われた川辺川最源流域の尾根や谷が穏やかな広がりを見せていた。

 そこで、今回はさらに西にある京丈山から国見岳へ辿る際、後平家山から先はこの川辺川の最源流部を少し遡下降してより自然を満喫しようと計画した。
 広島を前夜9時に自家用車で出発し、夜中に二本杉峠を越える。
 国道を離れると急に枝や小石の散乱した路面となり慎重に運転する。

 腰越の四差路で奥に進むと最後の民家のすぐ先が倒木で進めない。仕方がないのでこの民家近くで仮眠することにした。
 
【行程1日目】行動時間 9時間10分 天気 晴のち曇り
腰越先の民家7:00〜ワナバノ谷登山口7:25〜(ワナバノ谷)〜林道横切る9:10〜9:40稜線・ワナバノ谷分岐9:55〜10:20京丈山10:35〜11:00稜線・ワナバノ谷分岐11:10〜13:35平家山13:50〜14:10後平家山14:20〜(沢を下降)〜二俣15:20〜(ヒガエリ谷)〜16:10標高1,470m
 
ワナバノ谷登山口から稜線へ
最奥の民家前を出発し、林道を下る。
竹が道路に倒れこんでいる。
しばらくして作業小屋の前を通過した先も大きな木が倒れて道を完全に塞いでいる。

20分余りで登山口へ。立派な標識が建っている。
左岸を進むが植林の斜面で道が怪しくなる。
よく見ると道は対岸に渡り小沢沿いに急登している。
しばらく登って折り返すとそのまま右岸の斜面をトラバース。

両岸が迫り、やや圧迫感があるところを過ぎると開けてくる。
河床は明るい白っぽい石で気持ちいい。

登山道は右岸に続くがやがて河床を辿った方が楽になる。
登山口から1時間ほどで二俣の平坦地に着く。しばし休憩。
右の谷に進み、緩い登りが続く。
8:55に「最後の水場」の標識があり、水を確保する。
ここから道は急に左岸の背後側へと転回し斜面を登っていく。
このあたりはしばらく植林の中を、単調に高度を稼ぐ。
折り返すとトラバースの道が長く続き、新しい荒削りな林道を渡る。
そのまま同じように植林中のトラバース道が続き、やがて支尾根の稜線へ。
ここも植林の中だ。ここでしばらく休憩。
あとは尾根を忠実に登ってやがて自然林に変わる。
登山口から2時間15分で1,411m峰のすぐ東寄りの稜線に出た。
 
ワナバノ谷分岐から京丈山へ往復
分岐に荷を残置し出発。大きな倒木があり避けながら進むが道は明瞭。
苔むした礫が重なる尾根になると北側の斜面を巻き進む。
傾斜の緩い広くなった場所はやや踏み跡が判然としない。
綺麗な自然林の中を進んで少し登ると雁俣山からの道を合わせてすぐ山頂だ。
北に展望が開けるが霞みですっきりしない。
15分ほど休憩と展望を楽しんで元の分岐に戻る。

 
ワナバノ谷分岐から平家山、後平家山へ
荷を担ぎ東に向け縦走開始。
針葉樹も混じる自然林の中を進む。
比高100mに届かないアップダウンを繰り返していく。
1,421m峰への支稜が分岐するあたりは広く気持ちがいい。
似たような風景の中やや単調に進む
標高1,400mを超えると、北側の浅い谷の源頭の樹林が美しい。
広くなった尾根を伸びやかに辿ると右から登山道に直角に交わる。
左折してすぐに平家山に着く。
ブナの木に囲まれた広い山頂だ。しばらく休憩。
山頂を出発し、さらに広くなった綺麗な樹林の中を緩やかに登っていく。
やがて尾根の北側を進むようになる。

後平家山頂へは縦走路に分岐があり右に戻るように折れる形となる。
不明瞭な道になるが山頂へはただ高みを目指すとすぐに着いた。
後平家山から先は南に踏み跡が続きている。
この山頂でも10分ほど休憩。
いつの間にか空には雲が多くなっていて日差しが少ない。
その分、暑さはなく快適な気温だ。

 
後平家山からヒガエリ谷を遡下降し標高1,470泊地へ
H内先頭で後平家山頂から南東に向けて適当に斜面を下る。
さすがにブナを中心とした自然林に覆われているのですぐに水流が現れる。
山頂から5分少々、最初の流れで水を飲む。美味い!!
苔の美しい河床を下流に辿っていく。
心配していた笹薮は無く、すっきりとした見通しの効く沢だ。
紅葉には早すぎるが、緑の爽やかな下降は清々しい。
 
今回は沢靴を持って来ていないので、水にあまり濡れないように進む。
時折少し急な斜面を巻く場合もあるが概ね穏やか。
ナラタケが出ていたので今夜の汁物に入れよう。
1時間ほどで二俣となった。

ここからは左に折れ、今度は遡行だ。
他の記録を見るとヒガエリ谷という名らしい。その源頭を目指す。
両岸は藪のない緩い草付斜面ですっきりして美しい。
穏やかな流れを追いながら上流に進む。
O藤さんに少し疲れが出てきているようだ。
早く泊まるのにいい台地があればと思うがなかなかいい場所が無い。
雰囲気のいい森の小沢をどんどん詰めていく。

かなり水量が減ったころ、右岸に広い台地が現れた。
泊まるのにいい雰囲気。
しかしもう少し先の台地の下にいい場所が見つかった。
そこは水流のすぐ脇が落ち葉で引き詰められた平坦地だ。
しかもいい倒木が横たわり物を置くのにうってつけだ。
明日は雨の心配が無いのでここに泊まることにする。見晴らしもよい。
夜はO藤さん食当。途中で採ったキノコ2種の味噌汁も楽しんだ。


 
【行程2日目】行動時間 6時間30 天気 曇りのち時々晴れ
標高1,470m8:00〜8:15稜線(標高1,520m)8:20〜広河原分岐8:50〜9:20国見岳9:45〜10:40稜線(標高1,520m)10:55〜後平家山分岐11:45〜12:00平家山12:15〜平家山登山口13:10〜13:55ワナバノ谷登山口14:05〜14:30腰越先の民家
 
標高1,470m泊地から稜線に出て国見岳へ
朝の森の雰囲気を楽しむ。すぐに出掛けるにはもったいない。
出発時間を決めることなく何となく出発。
既に8時になっていたが時には時間を気にせず出発するのもいいものだ。
すぐに流れが消え、10分余りで稜線の登山道へ出た。標高1,520m地点。
ここに荷を置き、この先は軽装で歩く。O藤さんは手ぶら。
登山道はやや踏み跡が薄く、時々外すが見通しが効くので気にせず進む。
緩やかに登り、1,578m峰から左折し一旦高度差60mほど下る。
下った先はだだっ広く、さらに森の雰囲気がいい。
 


北側斜面の下方には泊まりたくなる森の平坦地が何か所か見える。
1,555m峰はピークを通らず巻いていく。
広河原からのコースを合わせさらに登るとシャクナゲの群生の中を進む。
朝晴れて日差しがあったのが、いつも間にか曇り空へ。
広い斜面状の尾根を上がるにつれて風が出てきて、山頂直下ではガスの中に入った。
今日の天気予報は晴れだったので、本当に山の天気は分からないものだ。
国見岳山頂にいると東の椎葉村耳川側からの風が吹き渡ってかなり寒い。
ガスが掛かって展望は無いが時折切れ間から南に烏帽子岳、北に高岳が霞む。
川辺川源流域を俯瞰するとすべて自然林に包まれ、なかなかいい感じ。
しかし遠くには林道が山腹を走り、下流部は植林も多そうだ。
コアなところは限られるがこの流域は好ましい。
 
国見岳から平家山へ
もと来た道を戻る。
残置したザックのところまで1時間弱。
ここで初めて人に会った。
さて帰りは稜線通しだ。
1,576m峰手前では少し展望が得られる。
振り返ると稜線の右側には国見岳が森の向うに顔を出している。
山頂部はもうガスから抜け出したようだ。
左側には高岳が。その右奥に向坂山や白岩山が見えておりよく晴れている。
 
その後緩いアップダウンで後平家山分岐へ。これで一周となった。
後平家山には寄らずそのまま巻き進み平家山へ。
何組かの登山者が休んでおり、こちらも休憩。
 
平家山から平家山登山口へ
すぐ先の分岐で真っ直ぐ進む。昨日来た縦走路は右手になる。
尾根を進むがすぐに山火事の跡になる。
見晴らしは良くなるが、黒焦げになった山を歩くのは妙な感じだ。
結構広い範囲が焼けており、まだ新しい。
道が先まで見通せる。痛々しいがあまり体験しない新鮮な感じ。
尾根を比高200mほど下ると左下方の斜面をジグザグに一気に高度を落とす。
植林の急な傾斜でこのあたりまで火事の跡が広がっている。
やがて尾根に復帰し、少し緩やかになると左に戻るように急下降し沢に出る。
堰堤の上部の木橋で沢を渡り、左岸を巻く道となる。
やがて左からの沢を対岸に渡って左岸の林道に出る。
平家山から1時間ほどで降り着いた。
 
平家山登山口から林道を歩いて腰越先の民家まで
平家山登山口はそのまま通過し、砂利の林道を歩く。
対岸の右岸から大きな沢を合わせるあたりで舗装道路と合流。
ここが駐車地になっており、意外にも8台ほど車が駐車している。
みんな熊本ナンバーだ。結構人気のある山なのかな。
単調な舗装道路を坦々と進み、本流を渡るとここからずっと上りが続く。
ワナバノ谷登山口で少し休憩を入れる。
昨日見た倒木などは全て整理され車が通れるようになっていた。
車道歩き1時間20分で駐車地の民家まで戻り無事山行終了。
 
 
九州脊梁山地は2回目だ。やはり稜線の樹林は美しい。
いつまでもこの姿であってほしいものだ。
今度は白鳥山から山犬切あたりを歩いてみよう!
佐俣の湯で汗を流して帰広した。

 

 



 
posted by: horiuchi | 九州の山 | 20:58 | - | - |-
雲仙普賢岳と長崎の旅
6/6〜6/8 雲仙普賢岳と長崎の旅
参加者 宮本,久保田,小林,井野,山本,大成,倉嶋(長崎山岳会),楠堀(せ,ま,ゆ)

6/6 長崎目指して3班に分かれて出発.我が家楠堀家は休暇とって午前中から出発.子供の結にとっては最長距離のドライブ.今日は麓の宿に泊まって,翌日に備える.

6/7 この時期なら,もう仁田峠駐車場もすいているだろうということで,仁田峠駐車場で合流.今日は結を背負って登る.

この日にあわせて購入したベビーキャリア.


妙見神社前


妙見岳付近.荒々しさがあって,火山帯であることを思い出させてくれる.


雨がぽつぽつ降る中進む.思ったよりも蒸し暑い.ベビーキャリアの雨よけが枝にあたってイライラしてくる.国見岳に寄ることなった.登り口まで行ってみると,岩場が出てきた.ここは自重して,我々一家はここで待機することにした.




国見岳から皆下りてきて,普賢岳を目指す.ここら辺から結の重みがずっしりと感じられるようになる.体重は10キロ程度だが,大きな重りを背負っているような感じがする.人を背負うのは大変だと痛感する.

平成新山が見える.


当初の計画では,鳩穴まで行って集会する予定であったが,時間がオーバーしてしまったので普賢岳に直接向かうことになった.


普賢岳直下で最後の休みを取って,無事頂上へ!


が,頂上でベビーキャリアを下ろすときに,肩のストラップを固定しているベルトが本体からはずれてしまった.M社製のものだが,どうしたことか・・・.細引きを巻き付け結びで結びつけて,本体とストラップを固定することにする.こういうことがあると,山岳会に入っていてよかったなあと思う.


広島に帰ってからM社に電話すると,送ってくれるように丁寧に依頼される.すぐに検品した新品が,今回の件の説明書とともに送り返されてきた.バンドの末端は熱処理して本体から取れないようにしているが,その熱処理がされていないことが原因である旨記されていた.

話戻って山行の続き.普賢岳からまっすぐ南下すると,あれっというまに仁田峠駐車場だった.梅比良さんがお昼ごはんの支度して待っていてくれた.倉嶋さんお手製のお昼ごはんをいただいた.

温泉に入ってから長崎市内に移動して,この日の晩は長崎の味を堪能.


6/8 今日は長崎市内の坂本龍馬に関わる施設をまず見学.歴史好きの久保田さんにはたまらないようだった.




お昼は長崎中華街に移動.個人的には,これで三つの中華街を訪問したことになる.


眼鏡橋


長崎のお店は,なかなか面白そうなところがありそうでした.再訪を楽しみにしましょう.
posted by: kussan | 九州の山 | 00:51 | - | - |-
紅葉の「久住山」と「観光」を満喫
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【日 時】 2013年11月1(夜)〜4日
【場 所】 久住山
【参加者】 宮本(隆)、久保田、加藤、梅比良、山本、小林(雅)、後藤
【コース】 2日 牧ノ戸峠 → 沓掛山 → 久住分かれ → 久住山 → 北千里 →
      法華院温泉(バンガロー泊)
      3日 北千里 → すがもり越 → 長者原ビジターセンターP → 別府(宴)
      4日 天念寺無明橋(観光)→ 豊後高田 昭和の町(観光) → 帰広 ******************************************



2年ぶりに久住山にやって来ました。
前回は年末の「冬合宿」であった事もあり、アイゼンに雪山装備とザックはパンパンで重たかった。
今回はというと、CLであったためか無線機・軽アイゼン(非常時用)・多めの予備食・宴会食
材など、北アルプスGW幕営装備なみの重量である。(ゆっくり歩こう久住山)
毎度の事ではあるが、登山を楽しみに行っているのか?宴会を楽しみに行っているのか?
と思われるいつものメンバーではあるが、そもそも今回の山行は「両方」楽しむ為に企画され
た宴会山行である!

九州と言えば旧会員のKさん親子を忘れてはなりません。
現地集合でご一緒できる予定でしたが風邪には勝てず、ご一緒することができませんでした。
しかし、そこはKさん親子!長者原ビジターセンターPにて「自家製ゆずこしょう、果物、酒の
友」などの差し入れを持って待っておられました。(この自家製ゆずこしょうの美味しいこと!)
計画では長原ビジターセンターに車1台をデポし、牧ノ戸峠に車を駐車する予定だったが紅
葉シーズンど真中とあり、牧ノ戸峠Pは満車&路上駐車もスペースが無くパトカーが巡回す
るほどとの情報により、牧ノ戸峠にて全員下車後に車を長者原ビジターセンターPに移動し、
心優しいKさん親子が運転手をピストンで牧ノ戸峠まで送って下さいました。
参加者一同、心よりお礼申し上げます。


今回のルートです

牧ノ戸峠からのルートは穏やかですが、最初に高低差170mの上りがあり、体を慣らすため
にここはゆっくりと歩く。


9:52 見晴台にて小休止(高低差80m)





10:16 沓掛山を目前に写真タイム


10:26 沓掛山にて いつものポーズ


ここからは穏やかな登山道となり紅葉を楽しむ


綺麗な紅葉ですね。天気が良ければ最高なのでしょう


11:00 紅葉が綺麗なので、しばし写真タイム


バンガロー1泊の宴会装備なので大きなザックです


11:38 西千里(高低差310m)
2年前の年末はここで風を避けながら昼食をとったなぁ〜
今回は避難小屋まで行ってから昼食をとる事にしました


今シーズンの紅葉は今がピークかな?


久住分かれにある避難小屋が見えてきました


風を避けれる場所を探して昼食」としましょう!


昼食後A班は、ここ久住分かれから北千里浜を経て法華院温泉山荘へと向かいます


B班は久住山へ。途中、北千里浜を歩くA班らしき3人を眺めながら小休止
天気も今日はなんとか持ちそうだね


ザックをデポする事無く、担ぎ上げました
ここからは中岳へ向かわず、稲星越から白口岳を経て鉾立峠経由の法華院温泉山荘となる


その後、アクシデント発生により予定変更して、Uターンする
久住分かれまで戻り、北千里浜経由の法華院温泉山荘とする
(久住分かれにて携帯でA班に連絡を入れ、状況説明する)
※キャリアはドコモです


ゆっくりと歩きながらやって来たのは、すがもり越の分岐路

実はその前の久住分かれを下り終えた所で、救世主が現れた!A班の小林さんである!
1名のザックを担いでもらう事になり大助かり!(仲間っていいですね)
(この事は宴会の席で話題となった事は言うまでもない)


ザックも無く、今回ほど北千里浜は歩きやすいと感じた山行はなかった事でしょう


猿岩です(一応記念に)


さぁ、ここを下れば法華院温泉山荘のバンガローだ!
(理由は割愛)

ともあれ、バンガローに到着して「きりたんぽ鍋」とビールとつまみで宴会!
ゆずこしょうを入れると、さらに美味しいです
宴会風景は割愛? いいえ、撮り忘れていました...(疲れ果てて...)
その後、温泉に入り爆睡して朝を迎えました

11月3日 雨
7時起床、朝食を済ませ別府へ向けて下山することになりました
下山は2班に別れることになり、足に優しい車道ルートを3名が下ることにした
残る4名は雨の為足場が悪い雨ヶ池越を止めて、すがもり越を下ることにしました
そして車道ルートを下山した3名を迎えに車で急ぐことに!



雨の中すがもり越の小屋に向かう


小屋に到着です
ここには12名位の若い方が休憩されていたのだが、ビックリする程の軽装です!
100円カッパは当たり前! 雨具すらなくてヤッケでGOGO! 1度低体温症になって
みないと何を言っても無駄なので静観して見送る事に...







落石しそうなので早々に通過しましょう!


ひたすら進むのみ


ところ変わって、車道ルート班はと言うと




見事な紅葉を眺めながらの下山だったそうです


さて、
下山後、車道ルート班を迎えに行って別府へと到着しました


今夜のお宿はこちら「別府高等温泉」単なる温泉に小部屋があるだけなのですが、
1泊2,500円/人と安いので利用してみた!
温泉は源泉掛け流し、では無くて汚い! 
お部屋はトイレの前にある3号部屋が最悪で、夜中にトイレに行く方々で眠れない
バッタンバッタとうるさくて...
結果、前回利用した「カオサン」が良いよ〜満室だったから仕方ないが


夜は、3,000円食べ飲み放題の「寿里庵 別府駅前店」へGOGO!
マグロやイカなども食べ放題、ビールも飲み放題と宴会は最高に盛り上がったよ♪
写真は無いですね〜撮り忘れる程、盛り上がった!

11月4日
広島に向けて帰るのですが、天念寺無明橋を観て豊後高田 昭和の町に観光に向かい
ます


時間が無いので、天念寺無明橋を下から眺めるだけで移動開始


昭和の町


散策中



一千万円ゲット! 重さ10Kg


日本の古き良き時代が懐かしいね


ボンネットバスも健在!

さぁ、そろそろ帰りましょうかね!
広島に着いたのは19時で、予定通りに帰ってくることができました

やっぱり、宴会登山は楽しいです! 次回はどこで開催されるかは秘密ですが、
今回ご参加されなかった方も是非、次回はご参加下さい。
 
posted by: chopper | 九州の山 | 20:52 | comments(0) | - |-
由布岳おはち巡りと別府地獄巡り
由布岳おはち巡りと別府地獄巡りの旅
楠堀,職場の方々

5/11
JR三次駅始発0529発の列車で広島に向かう.その後広島駅で合流し,新幹線,特急を乗り継いで別府へ.私自身初の大分県突入!しかも九州初の山!!

天候がよくなく,小倉で乗り換える時にも雨が降っていたが,お昼前には雨がやむことは分かっていたので,予定通り山行に臨むことにした.
ホテルに余分な荷物を置かしてもらって,タクシーで登山口へ向かう.まだ雨が降っていたのであずまやで雨具に着替えて準備する.出発を渋っている若者グループもいた.
出発すると,雨は途端に止んだ.

登山口
登山口
登山口2

合野越と呼ばれる分岐点までおよそ40分で着く.ここで休憩にする.
休憩

ここからはつづら折りの坂道が始まる.が,思ったよりも快適な登山道だ.湯布院の町がよく見える.1300m地点あたりから急登になる.

マタエ直下の急登
岩場

頂上直下にあるマタエと呼ばれる分岐点1時間ほどかかった.
分岐

出発が遅かったので先を急ぎたいところだが,ここから核心部が始まるのでまずは休憩にして昼食にする.少しは練習でもと思ってロープを出して,希望者はハーネスを着けて,かっこだけつけて登ってみることにした.以前石鎚山でも行った三点確保を確認しながら進むことにする.

西峰の岩場(恐らく障子戸という岩場だろう).この左手に回り込むと鎖がついている.
西峰1

東峰からの下り
東峰

若者達のグループが西峰に取り付こうとするが,鎖に全体重をかけて腕力で登下降している.見かねて「三点確保できないならやめておいた方がいいと思うよ」と声をかける,「三点確保が分からない・・・」と聞こえてきた.諦めて東峰に取り付いてくれてほっとする.

西峰の鎖場
西峰2

このルンゼの鎖場を登ると,左手に延びるトラバースの鎖場がある.ここが核心部だろう.
西峰3

トラバース終了地点から下部を見る.
西峰4

核心部を過ぎて
西峰を進む



西峰を進む2

東峰を眺める
東峰を眺める

湯布院を眺める
湯布院を眺める

後続の若者達も何とかあがってきて,写真を撮ってくれた.
西峰頂上

東峰全景
東峰全景

我々はおはち巡りとすることにした.岩場の下降には抵抗があったようだ.

 西峰と東峰鞍部への下り
鞍部への下り

鞍部岩場
鞍部岩場

鞍部岩場を上方から眺める
鞍部岩場上部から



岩場を進む

西峰全景
西峰全景

東峰上部
東峰上部

東峰頂上手前にナメ岩があったが,ここも慎重に進む.

東峰頂上
東峰頂上

マタエへの下りに入る前に,クライムダウンの練習を行う.そして下山に入る.

 マタエへの下り
マタエへの下り

この日は別府のタクシー会社が忙しかったようで,結局湯布院のタクシー会社に合野越から連絡を入れてきてもらった.この晩は別府で慰労会! 翌日は別府の地獄巡りを堪能して帰宅でした.

白池地獄
白池地獄

posted by: kussan | 九州の山 | 20:30 | - | - |-
冬合宿 in くじゅう連山
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【日 時】 平成23年12月28(夜)〜31日

【場 所】 久住山、中岳、平治岳
【参加者】 宮本(隆)、久保田、安部、東野、梅比良、木村(真)、川瀬
      
倉嶋(親子)、後藤、大成(別府合流)
【コース】 29日 牧ノ戸峠 → 沓掛山 → 久住分かれ → 久住山 → 中岳 → 久住分かれ
          すがもり越 → 法華院温泉(バンガロー泊)
      30日 坊ガツル → 平治岳 → 坊ガツル → 雨ガ池越 → 長者原
      31日 別府(宴)→ 熊野磨崖仏(観光)→ 帰広
**************************************************************

長者原ビジターセンターに2台駐車して1台を牧ノ戸峠駐車場にデポしてから出発となりました。
今回はバンガロー泊と幕営泊がいるので、幕営装備で出発となりました。
他の登山客とは荷の量が違って、大きなザックを背負った一団となり周りからの「熱い視線」を浴びながらの登山でした!

29日 天候 曇り/小雪
30日 天候 曇り&霧
ルート図 牧ノ戸峠 出発 長者原ビジターセンター 下山


A班 通称 脚長3人組と呼ばれていました(笑)
B班 A班を除く7名

10:15 牧ノ戸峠出発

期待していた雪が思ったより少なくて少々ガッカリでしたが、テンション上げて行きましょう!


11:00 もうすぐ沓掛山ですがここで小休止です。
体も温まり快調に進んでいます。



体が温まり過ぎたので衣服調整タイムです。
服を脱ぐとザックがさらに大きくなるね〜



12:15 扇ヶ鼻分岐ですが登山マップではここは出ていません。
この先にある分岐が扇ヶ鼻分岐となっています。
国土地理院発行 2万5千分の1地形図には出ているのでここを「扇ヶ鼻分岐1」とします。



12:20 「扇ヶ鼻分岐2」この辺から雪が少なくなりはじめ、北風が襲い掛かってきました! 寒い!



来た道を振り返ると最後尾の2名の姿が! ガンバレー!
もうすぐ昼食(行動食)タイムだぞ〜



12:58 ここを越えれば「久住山避難小屋」ですよ!
登攀意欲をそそる岩稜ですね〜 九州ってスゲェー!



13:03 うぉ!「久住山避難小屋」です! 
B班 ここに荷物をデポして久住山をピストンします。
A班 久住山・中岳と向かうのですが時間的余裕がなく、足早に行かなくてはならないがサブザックが1個しかなく2人は荷を背負ったまま出発することにしました(念のため)
全員が「久住山避難小屋」に到着してから出発です。



13:35 A班 久住山山頂にて「岳」的な記念撮影!
しかし、あまりにも荷が重いので結局途中にデポしちゃいました(汗)



B班 久住山から下山中! 慎重にガレ場を下ります。
中央やや右に中岳に向かうA班の姿が!見えないかな?ブルーの人が!



14:00 カッチカチに凍った「御池」でスケート?



一瞬の晴れ間! 急げー写真だ〜 間に合った!
 これ!



「御池」を右にまきながら恒例の?「ガォー」



いやー ほんまカッチカチやで!「御池」ワカサギ釣れるかな〜 釣れねーよな(笑)



14:14 中岳もう目の前だぞ! この先はテカテカに氷っていましたよ。アイゼン無いもんね〜 気をつけて!



14:18 A班 中岳登頂 集合写真がないのが残念…



中岳から望む「久住山」右は星生山かな?



14:55 デポしていたザックを回収して一路 すがもり越に向かいます!
ここから上りはほとんど無くただただ歩くだけなので楽だよ。



15:26 ここでB班にいたCLと合流した4人パーティーになったよ。
途中1箇所でアイゼンを履き「北千里浜」にやって来たけど、なんだか地球じゃないみたいだぞ!? NASAの火星探査機がその辺りにありそうなくらいだ!
凄いぞ!九州は!



15:36 物凄い水蒸気を上げているのは「硫黄山」かな? 良く分からないが…



やっぱ、九州だね〜 壮大だわ♪



15:41 すがもり越付近を行く3人! 写真を撮っていたらこんなに離されたわ(汗)
待ってよ!(話が盛り上がっているみたいだ…)



16:24 砂防ダムをいつか越えてやってきました「法華院温泉」です!
結局、幕営はやめてバンガローを2個借りることにして早々に温泉です! いやー生き返ったね〜源泉掛け流し(沸かし足し)で最高だよ!



18:15 宴のはじまりです! 鍋が美味しくて美味しくて♪ 酒が進みますわ(笑)
倉嶋家の「柚子コショウ」は最高っす! 鍋にコショウにと本当にありがとう御座いました<(_ _*)>
29日はこうして暮れていった…



30日 7:10 法華院温泉の朝です! 今日も曇り&霧ですね。



7:11 予定では
「大船山」に登頂後に坊ガツル・雨ヶ池越・長者原BSとしていたが
天候がよくないのと風邪などで体力的に無理をしない方がいいとの判断で2パーティーに別かれることにしました。
A班 脚長3人組とCLが「平治岳」登頂 坊ガツル・雨ヶ池越・長者原BS
B班 坊ガツル散策
共に坊ガツルの避難小屋にデポしての行動としました。
さぁー出発しますか!



坊ガツルの避難小屋付近
A班は左の登山道「平治岳」へ向かいます。



8:05 A班 標高1300m付近の分岐で道を確かめる
ここはY路の右を進むのだが、左の道がはっきりしていて間違えやすいので注意!
そうそう、今回もサブザックが1個しかないので各自アイゼンと水分をスリングで体にぶら下げて行動



そろそろ平治岳への分岐だね〜 と地図を見ながら打合せだよ。



9:20 平治岳のニセピークにて
ここまで写真がないのはガスっていて景色が見えないからです。残念



同じく平治岳のニセピークにて「岳」的に



9:54 下山途中に一瞬ガスが消えたので「坊ガツル」をご覧ください!


左に「大船山」中央に「坊ガツル」右に「三保山」です



11:05 途中でB班へ連絡して先行してもらいました。
坊ガツルの避難小屋で荷物を回収し、行動食を食べ歩き始めたら何と天候が回復してきたじゃないですか! 


やっと写真が撮れるぞ〜


平治岳 さっきまであの山の山頂に居たのかと思うと毎回不思議な気分になるなぁ〜


雨ヶ池ってまだ? この道って法華院温泉山荘への物資輸送路じゃん!



11:35 A班 まさに現在地はここです! これ便利な標識だね。



B班 も同じ場所で休憩タイム(時間不明)



途中でA、B班共に合流して長者原ビジターセンターまであと少し!






この後、長者原ビジターセンターにて昼食を取り、大分駅で現地集合の大成さんと合流!
本日の宿は国際色豊かな「スパホテル カオサン別府」にチェックイン!



18:40
今宵の宴はいつもの居酒屋さん
正月前太りしちゃいますよ〜 しかしビールがうまい!




?時 宴たけなわではございますが就寝とします。

31日 6時起床! さぁー温泉だぞ〜 本日は無料開放だ! しかし人が多いの〜



7:05 温まったぞぉ〜 腹へった〜 ガストでモーニングしましょう!



朝食シーンは割愛っす。
8:00 浜辺で「あれが四国だね〜」しかし絶好の登山日和じゃんか!


変な集合写真となりました。
ひとっ風呂浴びて海岸を散歩している右側の人は一般人ではないです...



9:40 帰路途中に「熊野磨崖仏」で観光 延々と続く階段じゃん。



ガンバレー 上には何かがあるはずだから〜



崖仏?なのか?


なんじゃこりゃ? 金ぴか? いやいやシールでしたね。



九州の山は初めてでしたがメンバー全員で楽しむ事ができ良い思いでとなりました。
みなさんありがとうございました。
そしてまた、山に行きましょう!


今回の冬合宿を終えて
私個人は「くじゅう連山」が初めてでもあったことから「単独行」をしているつもりで準備して地図による歩行を実践しました。
特にガスっていたため地図による歩行は現在位置を知る上で有効であり、GPSによる確認と相まって有意義な訓練山行をすることができ、今後も実践していきたいと思います。

最後に山行報告でA班中心となりB班の紹介が少なくなっておりますが、写真が集まらなかった為です。写真があれば追加報告します。

posted by: 管理者 | 九州の山 | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) |-
《山行部企画山行》 「きよしと歩く九州の山」広島勤労者山の会篇
【山行日】2009年5月30日〜31日
【参加者】CL宮本(T)、田部(T)、田部(H)、諏訪、加藤、特別ゲスト山下(K)(当会旧会員 8000m峰のサミッターです)
【山行記録】30日:宗像市 城山 31日:英彦山(1200m)グッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッドグッド
宗像市民の山 城山です。スニーカーでファミリー登山、子供も楽しい嬉しい
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みんなで記念撮影
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Mr.クライマー&Ms.クライマーたらーっぶーニコニコきよし邸の壁にて
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英彦山に登ったよ男冷や汗女ときめき
山男、山女・・善男善女が山の安全を祈っていました。
英彦山英彦山2
英彦山3英彦山4
英彦山6
Photo:Mr.田部 Report:加藤

posted by: nkatoh | 九州の山 | 08:00 | - | - |-