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大山北壁<弥山尾根〜縦走>2007.1.20〜21
ふくよかな緑に覆われた中国山地の中で唯一孤高を誇り、アルペンムード漂う伯耆大山は谷川岳や現在の八ヶ岳のように中国地方はもとより遠くは九州・四国などからも多くのクライマーが訪れる。標高やスケールでははかり知れない厳しさと、アルペン的と言われる由縁を感じる山行となった。
今回は、県連ネパールPaldor△5928パルドール登山隊のトレーニング山行として計画されていた大山だったが、 都合により登山隊メンバーであり、この度のCL安達さん率いる2名での「自主山行・大山北壁」に変更となった。目標に向かう安達さんのパワフルなエネルギーを感じながら好天の大山北壁へ。

弥山沢
「画像クリックで大きくなります」
<Member>CL 安達(佐伯山の会) 金澤(HWAC)
<Route>大山寺〜元谷〜弥山尾根〜弥山三角点〜剣ヶ峰〜天狗ヶ峰〜上宝珠越〜元谷
<Time>1/20(土)南光河原駐車場(23:40着)〜車中泊
1/21(日)起床(4:30)〜元谷小屋(7:00)〜弥山尾根取付(8:30)〜稜線(11:30)〜剣ヶ峰(12:30)〜上宝珠越(14:10)〜元谷林道(15:00)〜駐車場(15:30)
<Memory>前夜発、車中泊の多忙サラリーマン形態で起床。軽く朝食をとりながら湯を沸かし熱いミルクティーを2本のテルモスに注ぐ。登山届けを提出し星空の下、ヘッドランプの明かりで大山寺から元谷へと向かう。元谷小屋が見える頃には明るくなり、北壁全体がパノラマ画像となる。小屋から3人パーティーが出て行くのが見えた。小屋左元谷沢から弥山沢へとつめて行くと先程のパーティーのトレースも同じ方向に向かっていた。視界が良く大屏風岩、小屏風岩、別山など一望できて頭の概念図と照らしあわせる事ができた。雪が少ない。
取付きにて
■弥山尾根の取付きにて。先程のパーティーと一緒となる。岡山労山の方でした。後ろには別山に向かうパーテーが見えた。今日の弥山尾根は自分たち含め2パーティーのようだ。ここで登攀準備。先着順で岡山労山パーティーが取付き、すぐ後ろをトレースさせてもらう。
下部のブッシュ帯
■先着で先行するパーティーと別山を眺める。
尾根下部はブッシュの雪壁と言った感じだが例年より雪が少ない様子でブッシュも多く登り難い。弥山沢側を這い上がる感じで、下手に尾根上に出ると一段と悪い。
別山
■右を見ると弥山沢をはさんで幻のカンテ・バットレスと手が届きそうな程すぐそこに見える。
中間下部に見える3つの黒い点がバットレスに取り付いているパーティー。そのスケール感が良く解る。
木登り
■細いブッシュをひっぱって確認しながらの木登り状態。あまり恐怖感はないが不安を感じたら枝に支点を。
核心部か・・。
核心部か・・
■このあたりが弥山尾根核心部と思われる。尾根伝いに乗越すところ。バランスを崩さないように登れば問題ない。不安があれば迷わずスタカットへ。以前、中地協の救助訓練でマロンウォールに中吊り役となった自分を安達さんに救助されて以来、CL安達さんのロープの端に自分が繋がっていると言う安堵感は大きい。適時アドバイス頂いた。
先行パーティー
■このあたりから尾根の左側にルートをとり、傾斜も増してくる。下部程ではないもののやはりブッシュが邪魔をする。
雪稜
■このまま後方をトレースさせてもらってはラッセル泥棒になってしまうので中間部あたりで、佐伯・広島労山隊に先行させてもらい新しい弥山尾根をトレースする。上部は雪稜。
別山
■別山も目線となり吊り尾根が見える。

■快適な尾根となる。
縦走路
■11:30弥山三角点に飛び出し、とても気持ちが良く、好天もあいまって思わず遠慮気味万歳プチ登頂気分でこんな画像となる。

■午後の天気は下りだが十分持ちそうなので早々に縦走に取り掛かる。
縦走開始
剣ヶ峰
■縦走路はリッジ状。でも夏よりは歩き易いのかもしれない。
団塊の雄姿クライマー
剣ヶ峰小休止
■剣ヶ峰にて小休止。弥山方面を見る。
剣ヶ峰
■剣ヶ峰の方位盤。
縦走路下り
■剣ヶ峰からはワンステップ幅で平均台を曲げて急坂にしたみたいな下りとなり、つまずき厳禁。


■天狗が峰付近より。虹が太陽の回りに輪になっていたが、画像には写らず残念。
<Summary>三角点のある稜線に飛び出す弥山尾根は優しいイメージだがとても気持ちがいい。さらに縦走できたので充実した山行となり、とても良いルートだと思う。槍尾根との分岐や宝珠尾根への下り口は視界が悪いとわかり難くそうだった。また急なリッジの下りとなる。
今回は取り付きから上宝珠越までコンテにて登攀・縦走。弥山尾根下部の待ち時間にブッシュにてセルフビレイを取った。その他に、ビーコン装着とスノーバー×2を携行した。
<Route Data>弥山尾根 3時間。
北壁<概念図>
■概念図と今回のルート(ブルーの点線)

<photo/報告 HWAC金澤>
posted by: 管理者 | アルパイン | 10:10 | - | - |-